トヨタのコンパクトカーのアクアのマイナーチェンジ最新情報を本記事では紹介します。
アクアは、2014年・2017年と2度のビッグマイナーチェンジを行い、デザイン、燃費性能等々を大幅改良しています。
また、2018年には自動ブレーキの改善を行う等、細かな改良も行われている状況。
そんな、新型アクアの改良に関する最新情報をお伝えします。
トヨタ 新型アクアの最新情報を要約!マイナーチェンジ後も進化
新型アクアの最新情報
- 2018年9月4日に特別仕様車「Crossover“Glam”」を発売
- 2018年4月に自動ブレーキの内容改善等安全装備を強化
- 2017年6月には2度目となるマイナーチェンジが行われ、デザインを変更
- クロスオーバースタイルのX-URBANは、2017年からCrossoverへと改良
- 2017年モデルから4代目プリウスのハイブリッド技術を活用して燃費性能向上
- 次期モデルのデビューは2019年頃と予想
⇨次期アクアの最新情報!フルモデルチェンジの予想内容はコレだ
トヨタ新型アクア 2018年の改良内容!自動ブレーキが歩行者検知対応へ
トヨタ新型アクアは、2018年4月3日に一部改良を実施しました。
その改良内容は主に次の通りです。
- 自動ブレーキ機能であるプリクラッシュセーフティが昼間の歩行者検知に対応
- 「Toyota Safety Sense C」から「Toyota Safety Sense」へ名称変更
- アクセルペダル踏み間違い時に衝突被害を軽減する機能の「インテリジェントクリアランスソナー」をオプション設定
- 新ボディカラーの「ホワイトパールクリスタルシャイン」を設定
- 特別仕様車のS“Style Black”を設定
注目ポイントは、先進安全装備が強化されたことです。
トヨタは、衝突回避支援パッケージである「Toyota Safety Sense P/C」を今後、「Toyota Safety Sense」の名称に統合する方針であり、2018年に改良されるモデルからその名称へと変更されれています。
ただ、新型アクアに搭載された「Toyota Safety Sense」は、新型アルファード・ヴェルファイアや新型クラウンに搭載となる第2世代トヨタセーフティセンスの機能とは異なります。
新型アクアの「Toyota Safety Sense」は、これまでの「Toyota Safety Sense C」に歩行者検知対応の自動ブレーキを搭載させた実質バージョンアップ版とも言える内容となります。
特別仕様車「Crossover“Glam”」を発売
2018年9月4日に特別仕様車「Crossover“Glam”」が発売となりました。
「Crossover“Glam”」は、アクアCrossoverをベースとしたモデルで、内装がブラウンとブラックを基調にした上質な内容となっています。
Crossover“Glam”の販売価格は212万3,280円となります。
トヨタ 新型アクア マイナーチェンジ後の外観・外装(エクステリア)デザイン
トヨタ新型アクアの最新モデルは、2017年のビッグマイナーチェンジにて以下の外装(エクステリア)デザインへと改良されました。
新型アクアの外観デザインの変更点の内容としては
- ヘッドランプの輪郭のデザインを刷新
- フロントバンパーの変更
- ボンネットフードとフェンダーパネルの変更
- リアコンビランプのデザイン変更
- リアのリフレクターをバンパーへ移設
- ルーフスポイラーの形状を変更
といった内容になります。
モデルチェンジ前後の外装デザイン比較
マイナーチェンジ後のエクステリアの改良は、2017年1月にデザインを含めてマイナーチェンジしたヴィッツハイブリッドとの差別化を意識してのことと思われます。
トヨタ新型アクア マイナーチェンジ後のボディサイズ
トヨタ新型アクアのボディサイズは次の通りです。
アクア
- 全長4,050mm
- 全幅1,695mm
- 全高1,455mm
- ホイールベース2,550mm
アクアCrossover
- 全長4,060mm
- 全幅1,715mm
- 全高1,500mm
- ホイールベース2,550mm
トヨタ新型アクア マイナーチェンジ後の内装(インテリア)デザイン
トヨタ新型アクアの最新モデルの内装(インテリア)デザインは次の通りです。
アクアのインテリアは、2017年にマイナーチェンジによって以下の変更が行われました。
変更点
- ステアリングホイールやカップホルダーにシルバーの加飾
- 空調パネルとセンタークラスターが一体化
- ホワイト合皮がGグレードとこの後に説明するクロスオーバーモデルに設定
また、メーカーパッケージオプションだったTFTマルチインフォメーションディスプレイが標準化(廉価グレード除く)される所もポイントとなります。
アクアCrossover(クロスオーバー)誕生!マイナーチェンジ前のX-URBAN後継のSUV風モデル
2014年のマイナーチェンジでSUV風のスタイルとなるアクアのクロスオーバーモデルとして新たに加わったアクアX-URBAN。
このX-URBANの名称が、2017年のマイナーチェンジでアクアCrossover(クロスオーバー)に変更されました。
そして、このアクア クロスオーバーには、新ボディカラーとして
- クリアエメラルドパールクリスタルシャイン
- ベージュソリッド
が加わります。
さらに今回の変更点のポイントとして、トヨタ純正用品だった専用フェンダーアーチモールが標準装備化もされます。
それに伴って全幅が通常の1695mmから1715㎜へ拡大されます。
C-HRよりも小型のコンパクトSUVとして、現在のSUVブームにのって、アクア クロスオーバーのシェアを伸ばすことが大いに期待されます。
関連記事SUVのオススメ注目ランキングはコレだ!アクアGRスポーツ登場!アクアG’sの後継モデル
トヨタのスポーツカーの新ブランド「GR」シリーズとして、2017年11月21日に「アクアGR SPORT」が発売されました。
アクアGRスポーツは、「気軽にスポーツドライビングを楽しめる」をコンセプトに開発。
ボディ剛性強化の為に、スポット溶接の打点追加や専用チューニングが施された仕様となっています。
このアクアGR SPORTは、かつて販売されていたアクアG’sの後継モデルとなります。
トヨタ新型アクア マイナーチェンジ後のプラットフォーム
トヨタ新型アクアのプラットフォームには、小型車専用となる「トヨタ・Bプラットフォーム」が採用されています。
これは、ビッグマイナーチェンジ後も変更はありません。
トヨタ新型アクア マイナーチェンジ後のパワートレイン
トヨタ新型アクアのパワートレインには、直列4気筒1.5リッター自然吸気エンジン(1NZ-FXE)とモーターを組み合わせたハイブリッドシステムTHSⅡが採用されています。
トヨタ新型アクアの燃費性能 ノートe-POWERを上回る
トヨタ新型アクアの燃費性能は、JC08モードにてクラストップレベルの低燃費となる38.0㎞(Lグレード)となっています。
※Lグレード以外は34.4km/L
これは、それまでコンパクトカーでトップだったノートe-POWERの37.2km/Lを上回る性能となります。
日産 新型ノートe-POWER最新情報!マイナーチェンジ・一部改良情報【2019年最新版】この新たな逆転劇は、2013年9月にホンダが当時燃費性能世界一の36.4km/Lを実現させたフィット3を発売させ、そのわずか2か月後にアクアが一部改良をしてフィット3よりも0.6km/L上回って来た時の事を彷彿させられます。
この内容は以下の記事内で紹介しています。
トヨタ新型アクア マイナーチェンジ後のエンジンスペック
トヨタ新型アクアのエンジンスペックは、次の通りです。
・ハイブリッドシステム
最高出力 73kW(100PS
・1.5Lエンジン(1NZ-FXE)
最高出力[NET] 54kW(74PS)/4,800r.p.m.
最大トルク[NET] 111N・m(11.3kgf・m)/3,600-4,400r.p.m.
・1LMモーター
最高出力 45kW(61PS)
最大トルク 169N・m(17.2kgf・m)
トヨタ新型アクア マイナーチェンジによる先進安全装備 2018年に改良実施
トヨタ新型アクアの先進安全装備には、トヨタセーフティセンスが搭載されています。
トヨタセーフティセンスの内容
- プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)
- レーンディパーチャーアラート
- オートマチックハイビーム
2018年4月の改良で、プリクラッシュセーフティが昼間の歩行者検知に対応し、名称もこれまでのトヨタセーフティセンスCから、トヨタセーフティセンスへと変更されました。
その他には、「アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム」であるインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)も2018年モデルからメーカーオプションで設定されています。
トヨタ新型アクア マイナーチェンジ後の価格・値段情報
アクアのマイナーチェンジ後の販売価格は次の通りです。
価格
- Lグレード:1,785,240円
- Sグレード:1,886,760円
- Gグレード:2,052,000円
- G“ソフトレザーセレクション”グレード:2,079,000円
- Crossoverグレード:2,052,000円
トヨタ新型アクアの発売日
トヨタ アクアの最新モデルは、2018年4月3日に発売されています。
次期アクアについて
現行モデルは、すでに末期モデルと思われるため、いよいよ次期モデルが登場する見通しです。