日産 次期スカイラインV38型へのフルモデルチェンジ最新情報!2020年以降に予想される変更点とは(プロパイロット3、MRA)

日産スカイライン

日産のスカイラインのフルモデルチェンジ最新情報を本記事ではお伝えします。

現在は13代目となるV37型スカイラインが発売されていますが、現時点では次期型の発売時期は、2020年以降が有力視されています。

次期スカイラインは、プロパイロット3.0やメルセデスのMRAプラットフォーム等々、注目部分は多い所。

そこで、14代目となるV38型新型スカイラインについて最新情報と予想をご覧ください。

次期スカイラインV38型へのフルモデルチェンジ最新情報

60年以上続く歴史に新たな歴史を刻むことになるV38型の次期スカイライン。

その次期スカイラインは、どのようなフルモデルチェンジを遂げるのか、現時点で予想される最新情報は以下の通りとなります。

次期スカイラインのフルモデルチェンジと発売時期はいつ頃?

現行型V37型スカイラインが日本で発表されたのは2013年11月11日であり、海外ではその約10ヶ月前となる2013年1月に「インフィニティQ50」としてワールドプレミアされています。

そして次期型となるV38スカイラインのフルモデルチェンジに関しては2021年以降に発売という流れになるのではと予想されます。

2019年にV37型のマイナーチェンジが行われることから、少なくとも2019年から1~2年は大きな改良はないでしょう。

また、インフィニティは、2021年以降に発売するの新型車に電動パワートレインを搭載すると発表していることも踏まえると、次期スカイラインも2021年以降になる可能性は高そうです。

ちなみに先代モデルのV36型スカイラインは2016年11月に発売され、そして7年後の2013年にフルモデルチェンジを実施しています。

今回は、10年以上の期間を経ての全面改良になると思われます。

新型スカイラインのエクステリア(外観)デザイン情報

次期スカイラインのエクステリア(外観)デザインとして参考になるのが、こちらの「Q Inspiration Concept」です。

Q Inspiration Concept

Q Inspiration Concept

Q Inspiration Concept

Q Inspiration Concept

Q Inspiration Conceptは、2018年北米自動車ショーで公開された、インフィニティの新しいコンセプトカーです。

この外装デザインが次期スカイライン(インフィニティQ50)に活かされると予想できます。

新型スカイラインのインテリア(内装)デザイン情報

次期スカイラインのインテリア(内装)デザインとしても「Q Inspiration Concept」が参考になります。

Q Inspiration Concept

Q Inspiration Concept

Q Inspiration Concept

Q Inspiration Concept

Q Inspiration Concept

Q Inspiration Concept

先進的でより質感の高い内装デザインが期待できます。

動画

先進安全装備にプロパイロット3.0搭載の可能性

次期スカイラインのフルモデルチェンジの目玉として予想されるのがプロパイロット3.0です。

プロパイロットとは日産の自動運転技術であり、一部条件はあるものの高速道路の単一車線での自動運転を可能としたプロパイロット1.0が2016年8月に発売された新型セレナから搭載されています。

今後は、

  • 2018年に高速道路での車線変更を自動的に行う、複数レーンでの自動運転技術
  • 2020年までに、交差点を含む一般道での自動運転技術を投入

といった内容が予定されています。

また日産は自動運転技術については、2015年には以下のように発表しています。

2018年には、危険回避や車線変更を自動的に行う複数レーンでの自動運転技術を搭載したモデルを世に送り出します。そして2020年までには、交差点含む一般道での自動運転技術の導入を計画しています。これらの自動運転技術により、若者から高齢者までが快適で胸を躍らせるモビリティ社会が到来することになるでしょう。

【出典:日産自動車ニュースルーム

つまり、2020年には市街地にて自動走行機能を備えたプロパイロット3.0が導入される予定であるということであり、タイミングとして同じく2020年にデビューが見込まれる新型スカイラインにこのプロパイロット3.0が搭載されることが予想されます。

V37型スカイラインでは、日産初の全方位運転支援システムやダイレクトアダプティブステアリング (DAS)といった先進装備を真っ先に搭載したという経緯もあって、V38型スカイラインでも同じように先進装備としてプロパイロット3.0を真っ先に投入する可能性が十分考えられます。

また2020年と言えば東京オリンピックが開催される年でもあり、その2020年に向けて2015年秋に安倍首相が完全自動運転車の実用化を目指すことを発表ています。

それを考慮すると、日産としては自動運転技術を搭載したスカイラインをアピールできる絶好の機会である2020年内にデビューさせることが得策になってくるでしょう。

プラットフォームにはメルセデスベンツのMRA採用の見通し

フルモデルチェンジする次期スカイラインのプラットフォームには、これまでのFR-Lプラットフォームではなく、メルセデス・ベンツのMRA(Modular Rear Architecture)が採用される見通しです。

メルセデスは、新型Cクラスや新型Eクラス等に FR専用の新型プラットフォーム「MRA」をすでに採用しています。

このMRAを次期スカイライン向けにチューニングさせた形になると見られています。

今後、インフィニティの車のプラットフォームついてはMRAをベースに日産が独自の改良をしたものが採用されていく見通しです。

ちなみに次期スカイラインの生産場所については、現在同様、栃木工場が有力です。

パワートレイン FRスポーツセダンらしくターボエンジンに期待

次期スカイラインのパワートレインについては、

  • 2リッター直4ターボエンジン
  • 3リッターV6ツインターボ

の搭載の可能性が取りざたされています。

2リッター直4ターボエンジンについては、現在のメルセデスベンツ製ではなく、日産製のターボ加給と可変圧縮比機構を組み合わせたVC-Tエンジンの採用が濃厚。

VCターボと呼ばれるこのVC-Tエンジンは、2016年8月に発表され、パリモーターショー2016で初めて公開されたエンジンです。

可変圧縮比技術は、内燃機関エンジンの歴史に新たな1ページを開きます。同技術によってピストンの上死点の位置をシームレスに変化させることが可能となり、圧縮比は8:1(高性能)から14:1(高効率)の間で自在に変えることができるようになりました。運転状況に応じてエンジンの制御ロジックは、自動的に最適な圧縮比を選択します。また同技術は、燃料消費量と排出ガスの大幅な削減、騒音や振動レベルの低減など、多くのメリットがある上に、既存のエンジンに比べ軽量かつコンパクトでもあります。

【出典:日産ニュースリリース

スペックに関しては、

  • 最高出力200kW(268HP/272PS)
  • 最高トルク390Nm

となり、VC-Tエンジンの特徴としては

  • 6気筒ガソリンエンジン並みのパフォーマンス、それ以上の効率性を実現
  • ディーゼルエンジン等の従来型内燃機関エンジンよりも騒音や振動が少ない
  • 高出力のV型6気筒エンジンに比べ軽量かつコンパクト

といった特徴を持っています。

このVC-Tエンジンは、SUVのインフィニティQX50から搭載され始め、今後様々なインフィニティの車に搭載される見通しです。

<インフィニティQX50>

新型インフィニティQX50の情報はコチラ!次期スカイラインクロスオーバーとして日本発売に期待

この流れを受けて、次期インフィニティQ50となる次期スカイラインにもこのVC-Tターボエンジンが搭載される見通しです。

さらに3リッターモデルに関しては、日産の新世代3ℓV6エンジンとなるVR30DETTの300psモデルと400psモデルが搭載される見通しとなっています。

そもそも次期モデルはスカイラインブランドとして残るのか

海外ではスカイラインではなくインフィニティQ50として発売されており、現在のV37スカイライン発売前に、日本でもスカイラインではなく海外と統合してインフィニティQ50で出すか否かという話し合いが日産社内で起ったという経緯があります。

日産で最も長い歴史を持つスポーツセダン「スカイライン」のブランド廃止が提案された役員会でのことだ。

外国人役員らは、スカイラインを海外で販売する際のブランド名「インフィニティQ50」に呼称統一すべきだと主張した。これに対し、日本人幹部らは志賀の主張に同調した。

【出典:産経ニュース

かろうじてスカイラインブランド継続となったものの、サニーやブルバード、セドリック、グロリア等々、数々の日産伝統のブランドが日本で消滅するなか、唯一残されたスカイラインブランドもいつ消えてもおかしくない状況です。

「スカイラインV37は、スカイラインというキャラクターに似合わないため日本でもインフィニティQ50で出すべきだった」等の否定的な意見があるのも事実ですが、私としてはスカイライン継続で良かったと思っています。

スカイラインという名称で出たからこそ、未だにと議論が起きるのであり、もし日本で「インフィニティQ50」という名称で発売していたら発売時こそ注目されど、いつの間にか陰に隠れたマイナーな車になっていた可能性は高いのではないでしょうか。

個人的には、少なくとも特にハコスカ、ケンメリに憧れた世代の目が黒い内はスカイラインブランドは残ると思います。

スカイラインブランドが消滅するとしたら、

  • 従来のスカイラインユーザーの乗り換え需要が見込めなくなった時
  • インフィニティブランドの日本導入による強制的な車種名世界統一

このような時でしょう。

V38型はスカイライン名は残ると予想しますが、旧来のスカイラインの魅力を知っているユーザー層が少なくなった時代には、スカイラインブランド消滅はないとは言えません。

そうならないためにも、V38型スカイラインは、プレミアムスポーツカーとして若い世代にとっても憧れる車になることに期待したい所。

果たして、次期スカイラインはスカイラインブランドの歴史を後世に継続させることができる車となれるのか。

V38型の次期スカイラインのフルモデルチェンジに関する最新情報が入れば、追ってお伝えします。

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スカイラインとは?日産伝統の名車について

出典:http://www2.nissan.co.jp/SKYLINE/HISTORY/car_1st.html

スカイラインの歴史をさかのぼると、今から60年前となる1957年まで戻ることとなります。

トヨタのクラウンは1955年にデビューしているので、まさにスカイラインはクラウンと同年代の日本の伝統的なブランドになります。

スカイラインは、その60年の歴史の中でこれまで13代にわたって販売されてきたわけですが、ここで歴代スカイラインの一部を振り返ってみましょう。

  • 初代スカイライン(1957-1963)

プリンス自動車(発売時は富士精密工業)から欧州車並みの高級スポーツGTセダンとして発売スカイラインの歴史はここから始まりました。

  • 2代目スカイライン(1963-1968)

グロリアと差別化のため、小型ファミリーセダンとして発売。G1型直列4気筒OHV1484ccエンジンを搭載し、スカイラインGTこと”スカG”の歴史はこの2代目から始まった。ちなみに丸型テールランプもこのモデルから採用。

  • 3代目スカイライン(1698-1972)

通称「ハコスカ」と呼ばれる3代目スカイライン。プリンスと日産の合併後に初めて新規発売されたモデル。GT-Rはこの3代目から登場

  • 4代目スカイライン(1972-1977)

通称「ケンメリ」で親しまれる4代目スカイライン。累計販売台数が66万台と大ヒットし、CM効果もあって社会現象となったモデルでもあります。

  • 5代目スカイライン(1977-1981)

ターボモデルが初ラインナップしたモデル。5代目スカイラインは、日産の中でセドリック・グロリア、ブルーバードに続く3車種目のターボ車となっています。

  • 8代目スカイライン(1989-1993)

R32系の8代目スカイラインは、先代のR31系よりも50kg以上の軽量化に成功し、サスペンションに新開発のマルチリンクを採用するなど、走りと運動性能が飛躍的に向上したスポーツセダンとしてなお歴代の中でも評価の高いモデルです。歴代最高傑作との呼び声も高い存在です

  • 11代目スカイライン(2001-2006)

海外ではこの11代目からインフィニティG35として発売。これまでの直列6気筒エンジンからV型6気筒直噴ガソリンエンジンへと変化し、初期モデルはスカイライン特有の丸型テールランプデザインが採用されないなど、11代目はスカイライン新時代の幕開けの 転換期と言えるモデル。

  • 13代目スカイライン(2013-)

日本仕様でもインフィニティのエンブレムを採用し、ハイブリッド仕様やダイレクトアダプティブステアリング等の最先端機能を売りとしたプレミアムセダンに変貌。今後スカイラインが日本でのインフィニティブランド導入のキーとなる可能性を感じさせられます。

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