トヨタ自動車から新型クロスオーバーSUVのC-HR(CHR)の最新情報を本記事では随時更新します。
C-HRは、2018年SUV販売台数No.1を獲得し、走りやデザインも評価の高いモデルなだけに、今後の動向が注目されています。
この記事のポイント!
- 2019年10月のマイナーチェンジについて
- EVモデルの登場
- C-HRの詳細内容
- ライバル車種の動向
C-HR 最新情報【2019年版】
C-HRのマイナーチェンジの発表日は2019年10月18日が有力
現時点では、2019年10月18日にC-HRのマイナーチェンジが発表される可能性が有力です。
2019年 C-HR マイナーチェンジの変更点内容
フロントバンパーがワイルドなデザインに変更
フロントバンパーのデザインが、現在よりもブラックアウトされた部分が多くなり、カローラスポーツに近い印象へ変更されます。
すでに海外メディアがテストカーと思われるそのデザインの画像を公開しています。
そのTwitterがこちら。
Toyota C-HR 2020, cazado el lavado de cara en plena vía públicahttps://t.co/tMJG1E3Jbr@ToyotaPrensa @Toyota_Esp @toyota_europe #ToyotaCHR #Toyota #CHR #TOYOTA #CHR #SUV #Cocheshibridos #MovilidadSostenible #Fotosespia #Spyshots #facelift pic.twitter.com/nf4WuV6nr4
— motor.es (@motorpuntoes) August 15, 2019
ヘッドライトの変更
ヘッドライト部分も変更され、先程の海外メディアの画像を見る限り、3連タイプのLEDランプが採用されていることが伺えます。
シーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)がフロント廃止でリアに採用へ
これまでヘッドライト部分に採用されてきたシーケンシャルターンランプは、今回のデザイン変更で廃止される見通しです。
代わりに、リアのコンビランプ部分にシーケンシャルターンランプが採用される見通し。
19インチホイール選択可へ
19インチホイールの選択も可能になる見通しです。
ボディカラーに新色追加
エモーショナルレッドⅡやオレンジメタリックといった新ボディカラーが設定される見通しです。
ディスプレイオーディオが標準装備
ディスプレイオーディオ(DA)が全車標準装備となります。
先進安全装備の充実化
リヤクロストラフィックオートブレーキ(RCTAB)やパノラミックビューモニターといった安全装備が採用の見通し。
GRスポーツの登場
待望のGRスポーツモデルが登場する見通しです。
LTA採用の第2世代トヨタセーフティセンス搭載は見送りか?
マイナーチェンジするC-HRに、トヨタ最新の先進安全装備である「第2世代トヨタセーフティセンス」搭載という情報は現時点ではなく、搭載見送りになる可能性があります。
これらは、カローラスポーツでもすでに採用されていますが、プリウスのマイナーチェンジでは採用が見送られただけに注目ポイントでもあります。
C-HRのマイナーチェンジに関しては最新情報が入り次第、更新します。
C-HRのEV(電気自動車)モデルが登場
トヨタ初のEV専用車としてC-HRをベースとした電気自動車(EV)が上海モーターショー2019にて公開されました。
2020年に中国市場にて導入される予定です。
C-HRベースのEVモデルの日本導入はそこから2年程度遅れると予想されます。
2018年5月に1.2リッターFFターボモデルを新発売
C-HRは、2018年5月7日に新グレードとして1.2リッターの直4FFターボモデルを新たに発売。
2018年モデルの内容は次の通りとなります。
- 1.2リッター直4ターボモデルの価格は229万円スタート
- Sグレードも若干安くなる代わりに、本革巻きステアリング等の一部装備が省かれる
- GグレードにはLEDランプを標準装備
- 新色「ネビュラブルーメタリック」
- その他、フロントワイパーの形状変更等の一部改良が施される
廉価グレードの用意によって、今年中にターボモデル発売の見通しであるライバルのヴェゼルとの差をさらに開けるかに注目です。
2018年12月3日に特別仕様車“Mode-Nero”、“Mode-Bruno”を発売
2018年12月3日にC-HRの特別仕様車となる“Mode-Nero”と“Mode-Bruno”を新発売。
ポイントは以下の点となります。
- 「G」「G-T」をベースにブラック系“Mode-Nero”とブラウン系“Mode-Bruno”の2種類を用意
- “Mode-Nero”はスポーティなイメージ、“Mode-Bruno”はエレガントなイメージ
- “Mode-Nero”は、内装カラーがブラック基調でクールグレー(本革部)のシート表皮やブラックのインストルメントパネルアッパー(上部)やコンソールボックスを採用。またブラックナットの18インチアルミホイールを特別装備。
- “Mode-Nero”の特別色としてモノトーンの「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」とツートーンの「メタルストリームメタリック×ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」を採用
- “Mode-Bruno”は、内装カラーがブラウン基調で配色をダークサドルタン(ブラウン系)としたシート表皮、インストルメントパネルアッパー、コンソールボックスを採用。またドアハンドルにメッキ加飾をしておしゃれさを演出。
- “Mode-Bruno”の特別色としてツートーンの「ダークブラウンマイカメタリック×ホワイトパールクリスタルシャイン」を採用
- その他両モデルの特別色として「メタルストリームメタリック×ブラックマイカ」採用
- 後退時の安全運転をサポートする機能のバックカメラとリヤクロストラフィックアラート(RCTA)を特別装備
トヨタ C-HRの歴史とコンセプトカーについて
C-HR誕生までの歴史
トヨタがホンダのヴェゼルや日産ジュークに対抗する新型の小型クロスオーバーSUVを発売させる。
そんな話が出始めたのは2014年の頃となります。
その新型SUVこそが、今回のC-HRというわけなのですが、4代目となる新型プリウスをベースに開発されていることもあって、以前は、巷で「プリウスSUV」とも呼ばれていました。
<C-HRは、新型プリウスがベース>
そして2016年9月28日に、ついにC-HRの日本版の市販モデルが公式発表されました。
その注目すべきトヨタC-HRの公式発表のニュースリリースには以下の内容が記載されています。
<成長著しい国内のコンパクトSUV市場にC-HRを投入し、より幅広いお客様の需要喚起へ>
▽コンパクトSUV市場規模はここ4~5年間で約2倍と拡大傾向。他市場に比べ内外装デザインを重視するお客様が多く存在する中、C-HRは個性あふれるデザインはもちろん、意のままの走りやクラストップレベルの燃費も追求し、コンパクトSUV市場を牽引していく▽20代から30代の若年層を含めた情報感度が高いコンパクトSUV層を中心に、たくましい足回りとスピード感あふれるボディを表現することにより、SUVでありながらクーペのような「新ジャンル感」を訴求
【出典:トヨタ公式ニュースリリース】
まさにこれからグングン伸びていくと予想される日本のコンパクトSUV市場で、C-HRは、若年層を含む幅広いユーザーを取り組む狙いがあることが分かります。
C-HRをトヨタ自動車のプリウスに並ぶ新たな柱として何としても成長させたい所でしょう。
ちなみにC-HRという名前の由来については、「コンパクトハイライダー」と「クロスハッチランナバウト」の頭文字に由来すると見られています。
C-HRのコンセプトモデル
まず、初めにC-HRのコンセプトカーが公開されたのは2014年開催のパリモーターショー2014でのことです。
そこで公開されたのが、「TOYOTA C-HR Concept」です。
<TOYOTA C-HR Concept>
そして次の年の2015年に開催されたフランクフルトモーターショー2015では、外板色を変更し、5ドア仕様にして市販化に近づけたデザインスタディとして、「C-HR Conceptの5ドア仕様車」を公開。
<C-HR Conceptの5ドア仕様車>
そして2016年開催のジュネーブモーターショー2016にてC-HRの市販化モデルが公開といういきさつとなっています。
<ワールドプレミアされたC-HR市販化モデル>
ただ、実際に今回発売される日本仕様のC-HRでは、Aピラーやルーフがブラックアウト化されておらず、この市販化モデル発表後も細かなデザインの変更が行われています。
<日本仕様C-HRとしての正式なデザイン>
では、そのC-HRの具体的な内容を見ていきましょう。
トヨタC-HRの外装・外観(エクステリア)のデザイン
トヨタC-HRの外装(エクステリア)デザインの画像がこちらとなります。
まずはフロントビューから。
ワイド感のある力強さを感じさせ、キーンルックやアンダープライオリティというトヨタ独自のエモーショナルなデザイン表現がされています。
Aピラーは何気に根元だけがブラックアウトされていたりします。
そして注目なのが、ヘッドランプに12灯のLEDランプを使ったシーケンシャルターンランプをトヨタブランドで初めて採用されたことです。
いわゆる「流れるウインカー」というもので、外車の高級車の多くに採用されています。
レクサスの中でも一部の車種にしか使われていないこのシーケンシャルターンランプを採用してきたことから、C-HRへのトヨタの本気度を感じさせられます。
<C-HRはRAV4の後継車的存在>
また一見、C-HRのフロンドデザインは、4代目の新型プリウスをSUV化させたデザインにも見えますが、海外で発売されている現行型RAV4のデザイン要素も強く含まれていることが分かります。
<RAV4>
RAV4は海外では4代目が発売されているにも関わらず、日本ではRAV4のプラットフォームを使用して開発された3代目ハリアーが投入されていることから、2016年7月30日まで旧型の3代目RAV4が日本で発売しているという状況でした。
しかしながら、RAV4は現在完全に海外専売車となり、そのRAV4の実質後継車がC-HRとなります。
※【追記】昨今のSUVブームを受けて、2019年に次期RAV4が日本市場への導入復活が決定
次にC-HRのサイドビューを見てみましょう。
「セクシーダイヤモンド」をキーワードに、ダイヤモンドをモチーフにされたデザインとなっており、かつてレクサスのAセグメントのコンパクトカーのスタディモデルとしてジュネーブモーターショー2015で出展されたコンセプトカーのレクサスLF-SAを彷彿させるデザインとなっています。
<参考 レクサスLF-SA>
C-HRの後部座席が気になる人はここから必見
C-HRは、一見2ドアのクーペ風に見えるため、後部座席がないと心配する方もおられるのではないでしょうか。
でも、安心して下さい。しっかりと後部座席は用意されています。
実は、C-HRのサイドは4ドアとなっており、後ろの斜め上にドアノブが付いています。
インテリアについては後ほど詳しく紹介しますが、こちらの画像を見ていただくとしっかりと後部座席が存在することが分かります。
C-HRの後部座席がどれくらいの広さなのかは、次の動画を見ていただければ分かりやすいかと思います。
また写真では分かりにくいですが、左側のミラーの下部には補助ミラーが装着されています。
最後にC-HRのリアビューがこちら。
Gグレードでシーケンシャルターンランプのオプション設定をした場合は、セットでリアコンビネーションランプがLEDになります。
Cピラーの上部分がブラックアウト化されている部分からは新型プリウスに通じるデザインを感じさせるとともに、ボディを低く見せる効果も持っています。
ルーフと一体感あるデザインとなっているルーフスポイラーには、空力性能向上のためにも一部に穴があけられており、Cd値は約0.32に。
ちなみにルーフスポイラーについては標準装備となっています。
トヨタC-HRのボディサイズ
トヨタ C-HRのボディサイズは、
<ハイブリッドモデル>
全長4,360mm、全幅1,795mm、全高1,550mm、ホイールベース2,640mm
<ターボモデル>
全長4,360mm、全幅1,795mm、全高1,565mm、ホイールベース2,640mm
というように全高のサイズだけが15mm異なります。
トヨタ C-HRの内装(インテリア)のデザイン
トヨタC-HRは、外観の質感も中々高いですが、内装(インテリア)はかなり高級な雰囲気となっています。
<C-HRの内装画像>
中々クオリティの高い質感で、レクサスのエントリーモデルの内装と言われればつい信じてしまいそうなレベルです。
このC-HRのインテリアは、「センシュアル-テック(Sensual-Tech)」をコンセプトにデザインされており、トヨタとしては、
ハイテクかつ高い機能性を、ファッショナブルでかつ大人の色気を感じさせるスタイルに仕上げ、軽やかに広がるキャビンの中に、運転に集中できるドライバーズ空間を実現
を狙ったとしています。
本革巻きとした専用ステアリングホイールはどのグレードにも標準装備。
またステアリングホイールや空調スイッチ等のダッシュボードにあるボタンはダイヤの形状というオシャレな演出も。
実は、このダイヤをモチーフとしたデザインはそれらのボタン以外にも、スピーカーグリル、メーターの指針、天井トリム、スカッフプレートといったあらゆる場所にも採用されていたりします。
また、ピアノブラック調パーツで覆われたナビはタッチパネル方式を採用。
2眼メーターの計器盤はハイブリッドモデルはインジケーター、ガソリンモデルにはタコメーターが採用され、メーターの間には4.2インチTFT画面が配置されています。
その他のC-HRの内装のこだわりについては、トヨタは以下のように記載しています。
タッチスクリーンパネルを独立させながら、ダッシュボードを低く設計することで、見通しの良さを確保しました。インストルメントパネルからドアトリムまでなめらかに繋がる、ソフトパッド・ファッション性の高いオーナメント・ピアノブラックパネルをレイヤー状に構成し、シームレスで広がりのある空間を表現。温かく迎え入れるような雰囲気と共に、艶やかな面質と切れのよいラインの心地よい刺激が、乗員を常にリフレッシュさせます。
運転席は、メーターを中心として、ディスプレイオーディオ・操作パネルをドライバー方向に向けコンパクトに配置し、運転中の視認や操作の負担を少なくした、運転に集中できるドライバーズ空間を実現。更にドライバーを囲むような非対称形状のコンソールにより、車両との一体感が感じられるような空間を演出しています。
【出典:トヨタC-HRのニュースリリース】
またシートに関しては、ノーマルグレードのS/S-Tが「ファブリックシート表皮」、上級グレードのG/G-Tが「本革+上級ファブリックシート表皮」を採用しています。
<S/S-Tグレード>
<G/G-Tグレード>
C-HRのインテリアカラーについては、ベースグレードのSグレードにはブラックが、上級モデルのGグレードには、ブラックとブラウンのツートンカラーに仕立てられています。
トヨタ C-HRの動画
トヨタ C-HRのプラットフォームにTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)採用
トヨタ C-HRのプラットフォームには、トヨタの新しいクルマづくりの設計思想となるTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用したCセグメント用の次世代プラットフォームが採用されています。
このTNGA思想を基とした新世代プラットフォームは、2015年12月に発売した新型プリウスが一番初めに採用しており、C-HRは新型プリウスに次いで2番目のTNGAプラットーフォーム採用車となります。
採用されるのは、TNGA-Cプラットフォーム。
<TNGA>
TNGAの特徴としては、トヨタ公式サイトでは以下のように記載されています。
TNGAではクルマの「走る・曲がる・止まる」に関わる基本部分の競争力を世界トップレベルにまで引き上げたうえで、複数の車種を同時に企画するグルーピング開発などにより、部品やユニットを賢く共用化します。
クルマづくりの設計思想(アーキテクチャー)に基づき、小型車から大型車までまたいだ共用化を進めることで生まれた開発余力を、お客様の好みに合わせた内外装や走りの味つけなど、地域ごとの最適化に重点的に投入し、「もっといいクルマ」づくりに結びつけていきます。
【出典:トヨタ公式サイト】
また、TNGAには、車の骨格を変えて低フード化と低重心化を図り、視界や運動性能を高めるという取り組みもされており、このTNGA思想のプラットフォームを採用することで、C-HRは安全で快適な自然なドライビングフィールの実現がされることとなります。
トヨタ C-HRのパワートレイン情報
C-HRの日本仕様の量産モデルのスペック(基本情報)については以下の通りとなります。
C-HRのパワートレインは2種類
C-HRのパワートレインには、
- 直列4気筒DOHC 1.8リッター+1NMモーター
- 直列4気筒DOHC 1.2リッター直噴ターボエンジン(8NR-FTS)
の2種類のグレードが用意されています。
トヨタ C-HRのエンジンスペック
C-HRの各グレードのスペックは以下の通りです。
ハイブリッドモデルのエンジンスペック
- トランスミッション 電気式無段変速機
- エンジンの種類 直列4気筒DOHC
- 総排気量 1.797L
- 最高出力 72(98)kW[PS]/5,200rpm
- 最大トルク 142(14.5)N・m[kgf.m]/3,600rpm
1.2Lガソリンターボモデルのエンジンスペック
- トランスミッション Super CVT-i
- エンジンの種類 直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボ
- 総排気量 1.196L
- 最高出力 85(116)kW[PS]/5,200~5,600rpm
- 最大トルク 185(18.9)N・m[kgf.m]/1,500~4,000rpm
C-HRの駆動方式
C-HRの駆動方式は、ターボモデルは4WD、2WD(FF)の両タイプが用意されているのに対し、ハイブリッドモデルは2WDのみという所がポイントです。
4代目の新型プリウスには、4WDシステムの「HV4WD(E-Four)」が搭載されたので、C-HRにもハイブリッドモデルにE-Fourが採用されると思っていましたが今回は見送られました。
<E-Fourとは?>
HV4WD(E-Four)は機械式4WDと異なり、前輪と後輪をプロペラシャフトという軸でつながず、電気的につなぎ、エンジンではなくモーターで後輪を駆動させる動力源があるのが特徴のシステムです。また、高出力E-Fourに対し小型車両用にシステムをコンパクト化。さらに日常使用において4WD制御を必要とする状況をより精度高く見極め、さらなる低燃費化に貢献しています。
【出典:プリウス公式サイト】
また、欧州仕様では設定のある6速マニュアルMTはなく、全てCVT設定となります。
C-HRのダンパーは、ザックス製を使用
C-HRのダンパー(ショックアブソーバー)には、ヨーロッパで定評のザックス製が起用され標準装備されます。
ハイブリッドのバッテリーにはニッケル水素を採用
C-HRに搭載されるバッテリーには、4代目プリウスの一部グレードで採用され始めたリチウムイオンバッテリーではなく、ニッケル水素バッテリーが採用されています。
トヨタ C-HRの燃費性能
C-HRの燃費性能については、
- ハイブリッドモデルがJC08モードで30.2km/ℓ
- ターボモデル(2WD)がJC08モードで16.4ℓ/km
- ターボモデル(4WD)がJC08モードで15.4ℓ/km
となります。
トヨタ C-HRの先進安全機能 トヨタセーフティセンスを標準装備
C-HRには、安全機能の先進装備として「トヨタセーフティセンス」が標準装備されています。
この「トヨタセーフティセンス」には、以下の機能が搭載されています。
- プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
- レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)
- オートマチックハイビーム
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
C-HR発売時は名称を「トヨタセーフティセンスP」としていましたが、2018年4月の改良モデルからは「トヨタセーフティセンス」へと名称が変更されています。
トヨタセーフティセンスは、夜間歩行者や自転車検知対応の自動ブレーキやハンドル操作サポート機能のレーントレーシングアシスト(LTA)等の先進機能を搭載させた第2世代トヨタセーフティセンスを2018年から導入しています。
C-HRにもいずれマイナーチェンジにて第2世代トヨタセーフティセンスが搭載されることが予想できます。
トヨタ C-HRの価格・値段情報
C-HRの販売価格については、以下の金額となります。
◯ハイブリッド 2WD(FF)モデル
Sグレード:2,614,000円
S“LED Package”グレード:2,670,000円
Gグレード:2,929,200円
※ハイブリッドは4WDモデルのラインナップはなし
◯1.2Lターボ 2WD(FF)モデル
S-Tグレード:2,290,000円
S-T“LED Package”グレード:2,346,000円
G-Tグレード:2,605,200円
◯1.2Lターボモデル 4WDモデル
S-Tグレード:2,484,400円
S-T“LED Package”グレード:2,540,400円
G-Tグレード:2,799,600円
新型C-HRの発売日について
最新モデルのC-HRは、2018年5月7日から発売中です。
C-HRの販売店とカスタマイズモデルについて
C-HRの販売チャンネル(販売店)については、トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店というトヨタの全チャンネルで販売されています。
各販売チャンネルごとに、カスタマイズカーが用意されています。
C-HRのモデリスタ&TRDも発売中
C-HRにはカスタマイズカーとしてモデリスタとTRDも存在します。
モデリスタBOOST IMPULSE STYLE
モデリスタELEGANT ICE STYLE
モデリスタセレクション
TRD Aggressive Style
- TRD Extreme Style
通常のC-HRのデザインでは物足りないという人にとっては、モデリスタやTRDでワイルドでカッコいいデザインをカスタマイズしてみるのも有り!
C-HRのレクサスバージョン!レクサスUXが2018年発売
世界的なSUV市場の需要を見越して、レクサスブランドでも実質C-HRのレクサスバージョンとも言えるLEXUS UX(レクサスUX)。
レクサスUXの最新情報についてはこちらの記事をご参照下さい。
C-HRのハイパフォーマンスモデルが発売の可能性有り
実は、C-HRをベースにレーシングカーとして開発した「TOYOTA C-HR Racing」が、TOYOTA GAZOO Racingチームのもと、2016年5月28日~29日の2日間にドイツで開催されたニュルブルクリンク24時間耐久レースに出場し、決勝レースで完走を果たすということが行われていました。
<TOYOTA C-HR Racing>
そして、C-HR RacingのようなC-HRのハイパフォーマンスモデルの登場する可能性が海外メディアのmotoringによって取りざたされています。
そのmotoringによると、C-HRの開発を担当したトヨタの古場 博之主査がC-HRのハイパフォーマンスモデルとして1.5Lもしくは1.6Lの排気量のターボエンジンを搭載したモデル登場を示唆する内容が記載されています。
G’sブランドが今後GRブランドとして登場する見通しですが、「C-HR GR」として近い将来、C-HRのハイパフォーマンスモデルが登場する可能性は十分あると言えそうです。
追記 C-HR Hy-Power コンセプトがフランクフルトショー2017に出展
C-HRのハイパフォーマンスモデルになると見られるコンセプトカーの「C-HR Hy-Power コンセプト」がフランクフルトショー2017にて出展されました。
トヨタ C-HRのライバル車
C-HRのライバルとなる小型クロスオーバーSUVの競合車両としては、ホンダのヴェゼル(VEZEL)、日産のジューク、マツダCX-3、スバルのXVが存在します。
それらのC-HRの各ライバルの状況は以下の通りです。
ホンダ ヴェゼル
ヴェゼルは、2017年2月にビッグマイナーチェンジを実施。
2018には、ターボモデルが追加されました。
日産ジューク
元々、コンパクトSUVの人気に火をつけたのはこのジュークと言っても過言ではありません。
日産ジュークは、2019年頃にフルモデルチェンジをしてかつての勢いを取り戻しにかかる見通しです。
マツダCX-3
CX-3は、2017年にはガソリンモデルが追加され、2018年にはデザイン改良&1.8Lの新型ディーゼルエンジンが搭載されました。
マツダCX-30
マツダから新型のコンパクトクロスオーバーSUV「CX-30」が2019年に登場。
C-HRにとって強力なライバルとなることが予想できます。
スバルXV
XVは、2017年にフルモデルチェンジを行い新型インプレッサと同じくスバル新世代プラットフォームSGPを搭載するなど、これまで以上に大掛かりな改良が行われました。
非常に評価の高い新型インプレッサをベースにしたSUVとだけあって、新型XVは、意外にもC-HRの強力なライバルとなる可能性を秘めています。
その他、ミドルサイズのクロスオーバーSUVとは言え、日産エクストレイル、マツダCX-5、同じトヨタのハリアーもC-HRにとってはユーザーの乗り換えを持ち込める存在と言えます。
あらゆるSUVよりも後発となるC-HRは、
- コンパクトで乗り回しが良い
- カジュアルでオシャレなデザイン性
といったライバル車が売れている要素を取り入れつつ、トヨタが全力で最新の技術を投入して発売するのですから、普通に考えれば勝てない要素がありません。
ただ、ライバルメーカーもそれを黙って見守ることはなく、モデルチェンジや一部改良で徹底的に対抗してくることが予想されます。
C-HRの最新情報が入れば、また更新します。