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日産 新型ノートe-POWERを徹底解説!マイナーチェンジ目玉のシリーズハイブリッドシステムとは?

日産のコンパクトカーのノートが2016年11月2日にモデルチェンジをして「e-POWER」と呼ばれるEV技術を活かした新ハイブリッドシステムを搭載したモデルを発売しました。

ビッグマイナーチェンジした新型ノートのハイブリッドモデル「ノートe-POWER」の燃費性能はトヨタのアクアをわずかに上回る性能(当時)という本気の仕様に。

そんなノートe-POWERは、2016年11月の新車販売ランキングで日産にとって約30年ぶりの首位を獲得し、一気に大人気車種となりました。

新型ノートe-POWERの価格やスペックの詳細を含めて、今回は新型ノートのビッグマイナーチェンジに関する最新情報をお話します。

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日産新型ノートが2016年11月のモデルチェンジでハイブリッドモデルe-POWER追加!

ノート言えば、コンパクトハッチバックの乗用車として多くのユーザーから支持されている日産の主要なグローバルカーとなっています。

※新型ノートe-POWERの情報を先に読みたい場合はこちらをクリック

その日産ノートの初代モデル(E11型)に関しては、「マーチ」と「ティーダ」の間を埋める新型Bセグメント コンパクトカーとして2005年1月に日本でデビューをしました。

<日産 初代ノート>

出典:Wikipedia

日産とルノーが初めて共同で開発したBセグメント向けのFF車用プラットフォームを採用し、世界戦略車として市場へ投入。

十分な室内空間を持つにもかかわらず、小回りが利き、カジュアルなデザインもウケて、ファミリーカーのエントリーモデルとしてもノートの人気は高まりました。

そして2012年にフルモデルチェンジをして、当時、室内の広さや上質感という売りのあったティーダと実質統合する形で現行型となる2代目ノート(E12型)が発売されました。

<2代目ノート初期モデル>

nissan-note

ティーダと統合が図られたことで、これまで以上に幅広いユーザーをターゲットとすることとなり、上質感向上も踏まえ、かつてローレルにあった「メダリスト」が上級グレードとしてラインナップされることになりました。

<上級グレードとして新設定されたノート メダリスト>

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2代目ノートでは、若年層やファミリー層だけでなく、高齢層のユーザーも多く購入する人気車種になりつつも、ライバルのトヨタのアクアやホンダのフィットに比べるとどうも今一つな部分は否めませんでした。

なぜかというと、アクアとフィットが最も売りとしているハイブリッドモデルがノートにはラインナップされていなかったからです。

日本ではエコカーの需要が高く、ハイブリッド車の他にも、マツダのディーゼルエンジン、そして最近はダウンサイジングターボエンジン搭載車も増えてきています。

そんな状況の中、日産はついに、今まで力を入れていたEVの技術を駆使して本気でハイブリッド搭載のノートを投入したのです。

その結果は、冒頭でもお伝えしたように大成功となっています。

そんな注目の新型ノートe-POWERの内容を詳しく見ていきましょう。

2016年11月2日に日産が新型ノートの記者会見

日産は、2016年11月2日に「新型日産ノート e-POWER」の発表記者会見を行いました。

その様子は、以下の動画で確認することができます。

新型ノートe-POWER誕生!「e-POWER」とは?

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【画像は新型ノート】

新型ノートが今回のモデルチェンジで搭載されるハイブリッドは、ハイブリッドと言ってもエクストレイルで搭載されているようなストロングハイブリッドシステムではありません。

電気自動車(EV)技術を活かした「e-POWER」と呼ばれる新システムになります。

このe-POWERは、ホンダのアコードハイブリッドに採用されているシリーズ・ハイブリッドシステムと呼ばれるシステムと同様の仕組みとなっています。

<シリーズハイブリッドシステム>

エンジンで充電しモーターで車輪を駆動

シリーズハイブリッドは、エンジン動力で発電した電力を使って、モーターで車輪を駆動するハイブリッド方式です。

基本的な構造は、モーター・エンジン・発電機・バッテリー・インバーターからなる構成です。小出力のエンジンを準定常的に運転して発電機を回し、モーターまで直列の関係で伝わっていくことから、“シリーズ・ハイブリッド”と呼ばれています。

【出典:TOYOTAテクノロジーファイル

元々、日産e-POWERに関しては、フランクフルトモーターショー2015で公開されたクロスオーバーのコンセプトカーの「Nissan Gripz Concept」に搭載されている内容として紹介されていました。

「ニッサン グリップス コンセプト」は、クロスオーバー、SUV、そしてスポーツカーの分野で培った英知を結集し、電気でモーターを駆動する最新のパワートレインを搭載することで、次世代に向けた最新のコンセプトへとチューンアップしました。

同車のパワートレインは、電気自動車(EV)の技術をベースにしたシリーズ・ハイブリッドEVシステム「Pure Drive e-Power」を搭載しています。

同システムの大容量モーターは日産リーフと同じものを採用しており、最高出力80kW、最大トルク254Nmを実現しています。駆動に必要な電気はガソリンエンジンで発電します。「Pure Drive e-Power」には、日産が長年のEV開発の中で培った様々な制御技術が統合されており、このシステムにより、圧倒的な静粛性と優れた燃費効率、そして、スムーズで素早いリニアな加速が可能になります。

【出典:日産のニュースリリース

この当時は、「シリーズ・ハイブリッドEVシステム」という名称が名づけられていたはものの、今回市販化に至っては、シリーズハイブリッドの文言は使用されておらず、「電気自動車のまったく新しいかたち」というキャッチフレーズの元登場することとなりました。

e-power

つまり日産は、e-POWERをハイブリッドではなく電気自動車として位置づけていることとなります。

では、シリーズハイブリッドが採用されているホンダのアコードハイブリッドとe-POWERはどう違うのかという所ですが、アコードの場合は、70km/h以上の高速領域になるとエンジンで駆動させるようになりますが、e-POWERは高速領域とか関係なくどの速度でもモーターのみで駆動するという所です。

すなわちe-POWERは、常にモーターで駆動する仕組みであり、エンジンはそのモーターを動かす為の発電専用の役割になるということです。

ガソリンエンジンはバッテリーの発電のみを行い、走行時にはそのバッテリーに充電された電気を利用する。

これがe-POWERの特徴となります。

ちなみに、レンジエクステンダーEVと呼ぶ人もいますが、外部充電ができないのでe-POWERはレンジエクステンダーEVではありません

e-POWERは、実質ピュアなシリーズハイブリッドではありますが、レンジエクステンダーEVとは異なる日産の新エコシステムというのが正しい表現と言えます。

e-POWERは、小型バッテリーを使用することで、プラグインハイブリッド車よりもコストを抑えることができ、また発電専用エンジンを搭載することで、EVのように充電場所が不要で充電切れをおそれる必要もなくなるというメリットを得ました。

つまり、これまで日産が電気自動車「リーフ」で培った技術をようやく大衆車にも活かす時が来たということを言えます。

ちなみに今回の新型ノートe-POWERに搭載されるリチウムイオンバッテリーに関しては、日産が量産EVの駆動用電池として初めて外部調達することになり、パナソニック製のものが採用されることになりました。

e-POWERの燃費性能について

気になる燃費性能に関しては、トヨタの新型プリウスのJC08モード40km/Lにはおよばないものの、最軽量モデルの「e-POWER S」のカタログ燃費は37.2km/Lとアクアの37.0km/Lよりも0.2km/L上回る性能となりました。

※アクアは2017年6月にリニューアルして燃費性能を38.0km/Lまで大幅改善させています。

新型アクアの情報はこちらをご参照下さい。

アクア マイナーチェンジの最新情報!変更点を解説

最軽量モデルのみとは言え、アクアを上回るシステムを開発したことで、今後、日産は遅れをとっていたハイブリッド市場で巻き返しを図ることとなります。

その他グレードの燃費
その他のe-POWERグレードの燃費性能については、「e-POWER X」と「e-POWER MEDALIST」が34.0km/Lとなっており、e-POWERが搭載されない通常のガソリングレードの燃費性能については、マイナーチェンジ前と同じく18.2km/L~26.2km/Lとなります。

e-POWER搭載モーターのスペック

駆動と回生発電が行われる新型ノートe-POWERに搭載される「EM57」モーターのスペックについては、リーフと同様の

  • 最高出力80kW(109PS)/3008-10000rpm
  • 最大トルク254Nm(25.9kgm)/0-3008rpm

を発生という形になっています。

ノートe-POWERの魅力の一つ「e-POWER Drive」

ノートe-POWERには、もう一つ魅力があり、それが「ひと踏み惚れ」とのキャッチフレーズがつけられた「e-POWER Drive」

アクセルをわずかに踏みだけで、電気自動車ならではの、なめらかで気持ちのいい加速のフィーリングを感じることができ、さらにアクセルを戻すだけで強い減速がかかるので、ブレーキペダルを踏む頻度もこれまでよりも少なくて済むようになります。

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新型ノートe-POWERのデザイン画像

モデルチェンジ後の新型ノートe-POWERの画像はこちらになります。

まずはエクステリアの画像から。

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新型ノートのボディカラーには、新色として

  • ギャラクシーゴールド

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  • ソリッドホワイト

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  • オリーブグリーン

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  • ガーネットレッド

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  • e-POWERモデル専用色の「プレミアムコロナオレンジ」

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もラインナップされ、その他含めて全てで全13色という幅広いカラーが用意されています。

Vモーショングリルがバランスよく配置されており、先日公開されたマーチの海外モデルの新型マイクラのデザインとは一味違ったデザインが伺えます。

【新型マイクラ(日本名マーチ)】

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新型ノートの内装(インテリア)の画像はこちらになります。

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また、新型ノートのe-POWER搭載モデルに関しては、リーフと同様のDレンジとBレンジがシフトモードに設定されており、ドライブモードとして「ノーマル」「S」「ECO」の3種類がセンターコンソールの右側にあるボタン操作で選択できる「e-POWER Drive」も搭載されています。

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また、e-POWER搭載グレードには専用メーターパネルが採用されています。

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【次のページ】新型ノートの先進装備、カスタムカー&NISMOについて

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