新型ヴィッツはアクアとどう差別していくのか
新型ヴィッツの課題は、トヨタのコンパクトカーとして絶大な人気を誇るアクアとどう差別化をしていくかどうかという部分になります。
これまでは、ハイブリッド車が欲しい人はアクア、ガソリン車でいいならばヴィッツというように住み分けができていましたが、2017年のMCでヴィッツにハイブリッドモデルが追加されることでその住み分けがなくなりつつあります。
つまりもしも、アクア・ヴィッツ共に次期モデルが現行モデルと同じようにアクアがハイブリッド専用車、ヴィッツがガソリン・ハイブリッド両採用という形になれば、アクアの立場が危ういとも言えます。
ここで私が考えた選択肢としては、
- アクアの質感を上げてヴィッツの上位車種として発売する。(イメージとしては、プレミオとカローラのような関係)
- アクアをハイブリッド専用、ヴィッツをダウンサイジングターボ専用車にして住み分けする
- アクアにプラグインハイブリッド(PHV)モデルを追加する
- アクアのユーザーがヴィッツに流れてもトヨタ全体としては特に損はないので気にしない
といった4つのパターンです。
私的には、アクアにはPHVモデルを採用して、初代アクアが登場した時のように、「コンパクトカーなのにプリウス並のハイブリッドシステムが採用されている」といった感じで、「コンパクトカーなのに新型プリウスPHV顔負けのPHVを採用している」といったパターンでヴィッツと差別化してくれると面白いなと思うのですが。
そしてヴィッツには、アクアに搭載されない自動運転技術を採用して差別化をアピールしてくれると最高だなと思います。
果たして新型ヴィッツと新型アクアは、どのような形でデビューするのか。
ヴィッツ、アクア共にフルモデルチェンジの最新情報が入ればまたお伝えしますね!
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