新型ジューク フルモデルチェンジ最新情報!日本発売は2020年もなし?変更点(e-POWER、プロパイロット、デザイン)を解説

ジュークのフルモデルチェンジ最新情報

日産のコンパクトクロスオーバーSUVのジュークのフルモデルチェンジに関する最新情報を本記事では記載します。

新型ジュークは、2019年にて欧州にてフルモデルチェンジを実施。日本では続いて2020年デビューが有力視されるものの販売なしになる可能性も浮上。

C-HRやヴェゼルといったコンパクトSUVの人気が高まる中、2代目ジュークの登場で勢力図が変わるのかどうか注目所です。

それでは、新型ジュークの最新情報をご覧ください。

この記事のポイント!

  • コンセプト
  • 新型デザイン
  • e-POWER搭載でハイブリッドのライバル車種対抗へ
  • 先進安全装備プロパイロットは第1世代か第2世代のどちらになるか
  • 日本発売に関して
  • ライバルの状況

この記事の目次

次期ジュークの最新情報まとめ!フルモデルチェンジの注目ポイント

2代目ジューク

  • 外観は先代から正統進化したデザインに
  • ボディサイズはやや大型化
  • 内装は新型シルフィ似の日産最新デザイン採用
  • プロパイロット搭載等、先進装備の充実化
  • 日本発売は当面見送りで代わりの新型SUV(キックス?)を導入の見通し

日産のモデルチェンジ・新車発売予想スケジュールはこちら

ここからは、次期ジュークのさらに詳しい情報を詳細にご紹介します

日産新型ジュークのコンセプトカーと見られたNissan Gripz Concept

フルモデルチェンジする新型ジュークのコンセプトカーと見られていたのが、フランクフルトモーターショー2015で公開された「Nissan Gripz Concept(グリップスコンセプト)」になります。

Nissan Gripz Conceptのポイント

  • 若い世代に向けた新しいタイプのスポーツコンパクトクロスオーバー
  • 伝説のラリーカーやスポーツ用自転車から着想
  • 電気自動車の技術をベースにしたシリーズ・ハイブリッドEVシステム「Pure Drive e-Power」を搭載
  • 日産のデザインコンセプト「エモーショナル・ジオメトリー」を採用

グリップすコンセプトは、日産が新たに打ち出した未来のコンパクトクロスオーバーを予感させるコンセプトカーとして公開されました。

後の「e-POWER」につながると思われる最先端のハイブリッドEVパワートレインの採用が大きな特徴となります。。

新型ジューク フルモデルチェンジ後の外観(エクステリア)デザインは躍動的!

新世代のVモーショングリルデザインを採用したフロントマスク

日産新型ジュークの外観(エクステリア)デザインは、「Nissan Gripz Concept」と改良前モデルを上手く融合させたテイストに見えます。

新型ジュークの外観デザイン

フロントグリルのデザインには、先代よりも大型のVモーショングリルを採用すると共にY字型シグネチャーも採用。

ヘッドライトには、アイコニックな丸型のLEDヘッドランプを採用しています。

クーペ風でクロスオーバーSUVスタイルのサイドビュー

デザイン全体的には、ヴェゼルやC-HRのように、今流行りのクーペスタイルのクロスオーバーSUVスタイル。

2トーン仕様となるフローティングルーフや19インチアルミホイールも活用されています。

新型ジュークの外観デザイン

グリップスコンセプトに近いスタイルを実現

ポイントGripz Conceptに関しては、「エモーショナル・ジオメトリー」のコンセプトの特徴を有した全く新しいスタイルとしてデザインされていました

コンセプトでは、マットブラック処理されたAピラーやダイナミックなキャラクターラインがスポーティな印象を引き立てており、これが市販モデルでも活かされたように伺えます。

グリップスコンセプト

スタイリッシュになったリアビュー

テールランプに関しては、先代よりも横長でスタイリッシュなブーメラン型デザインを活用。

新型ジュークの外観デザイン

ボディカラーに新色「フジ サンセット」

フルモデルチェンジした新型ジューク

ボディカラーには新色の「フジ サンセット」など計11色がラインナップされています。

赤いルーフを備えたバージョンもあり

日産 新型ジューク

新型ジューク フルモデルチェンジ後のボディサイズ

新型ジュークのボディサイズ

日産新型ジュークのボディサイズに関しては、グリップスコンセプトと現行ジュークのサイズと比較すると以下のサイズになります。

先代とのボディサイズ比較

新型ジュークのボディサイズ

  • 全長4,210mm
  • 全幅1,800mm
  • 全高1,595mm

グリップスコンセプトのボディサイズ

  • 全長4,100mm
  • 全幅1,890mm
  • 全高1,500mm
  • ホイールベース2,580mm

現行ジュークのボディサイズ

  • 全長4,135~4,165mm
  • 全幅1,765~1,770mm
  • 全高1,550~1,570mm
  • ホイールベース2,530mm

軽量化されたボディサイズ

ボディに関しては、高張力鋼板の採用等がされておりプラットフォームの剛性が高められています。

サイズは拡大したものの23kgの軽量化を実現している所もポイントとなります。

新型ジューク フルモデルチェンジ後の内装(インテリア)デザイン

フルモデルチェンジ後の新型ジュークの内装デザインがこちらです。

新型ジュークの内装デザイン

グリップスコンセプトの内装デザインと比較するとかなり再現されている事が伺えます。

日産グリップスコンセプトの内装(インテリア)

グリップスコンセプトの内装

新型ジュークのインテリアのポイントは次の通りとなります。

インテリアのサイズ

インテリアのサイズに関して、後席のニースペースを5.8cm、ヘッドルームを1.1cm拡大し、ラゲッジルームは約20%拡大して422Lとするなど実用性を大きく向上しています。

高級感ある演出

ダッシュボードやドアトリムには柔らかい触感の素材を採用しており、ホールド性に優れるシートにはアルカンターラ®やレザーをオプション設定することで高級感を演出しています。

タッチディスプレイの搭載

新型ジュークには、8インチのタッチスクリーンを搭載。

また車載Wi-Fi機能を備えています。

NissanConnectインフォテインメントシステム

「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応したNissanConnectインフォテインメントシステムを搭載してます。

NissanConnect Servicesアプリに対応

スマートフォンを活用することで、車から離れた場所にいてもドアロック状態を確認することが可能です。

また、ドアのロックやアンロック操作等が行なえるNissanConnect Servicesアプリにも対応しています。

充実したサラウンドシステム

ドライブ中に高音質な音楽を聴くことを可能とする「Bose Personal Plusサウンドシステム」を採用。

スピーカーに関しては、ヘッドレストを含む8個のスピーカーを搭載しています。

Nデザイングレードパッケージで自分オリジナルの一台を作ることも

新たにNデザイングレードパッケージが設定がされており、自分自身の1台を作ることが可能となっています。

ボディやルーフカラーの組合せ、インテリアカラーの選択、さらにバンパーやサイドシル、19インチアルミホイールという組合せを楽しむことが可能です。

新型ジューク フルモデルチェンジ後のプラットフォーム

新型ジュークのプラットフォームには、新型マイクラ(日本名マーチ)と同じく、日産とルノーが共同開発した新プラットフォームのCMF(コモン・モジュール ・ファミリー)のBプラットフォームが使用されておりいる可能性が有力です。

マーチが日本でフルモデルチェンジしない可能性も

新型ジューク フルモデルチェンジ後のパワートレイン

1.0リッター3気筒直噴ターボエンジンを搭載

新型ジュークのエンジンには、1.0リッター3気筒直噴ターボエンジンを搭載。

6速MTと7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)

グレードによって6速マニュアルトランスミッションと7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)が組み合わされています。

7速DCTに関しては、パドルシフトとドライブモードセレクター(エコ、スタンダード、スポーツ)が装備されており、道路環境やドライバーの好みに合わせてエンジン特性や変速特性を変更することが可能となっています。

新型ジューク フルモデルチェンジで先進安全装備 プロパイロット2.0は?

新型ジュークにプロパイロット搭載

充実した安全装備の内容

日産新型ジュークの先進安全装備としては、

  • 歩行者や自転車を認識する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」
  • 道路標識を認識して車速を調整する「インテリジェント スピードアシスト」
  • 車線逸脱を防止する「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」
  • 「RCTA(後退時車両検知警報)」「BSW(後側方車両検知警報)」

といった、セグメントの標準を超えた多くの安全技術を採用しています。

プロパイロットは1.0を採用

新型ジュークには高速道路の単一車線でドライバーを支援し、長距離移動や渋滞時のドライバー負荷を軽減するプロパイロットが搭載されます。

新型ジューク搭載のプロパイロットは、高速道路での車線変更を自動的に行える複数レーンでの自動運転技術が搭載されるプロパイロット2.0ではなく、プロパイロット1.0となります。

※プロパイロット2.0はスカイラインから搭載されています。

>>スカイラインのマイナーチェンジ情報はこちら

新型ジュークe-POWER誕生か。 日本仕様のフルモデルチェンジにハイブリッドの可能性

日本仕様の新型ジュークに採用されるハイブリッドシステムについては、新型ノートに搭載されたシリーズ・ハイブリッドシステム「e-POWER」が採用されることが予想されます。

「e-POWER」は、ガソリンエンジンを発電専用とし、全ての走行領域でモーターのみで駆動するシリーズハイブリッド方式を採用。

ポイント元々、新型ジュークのコンセプトと見られるグリップスコンセプトでシリーズ・ハイブリッドEVシステム「Pure Drive e-Power」搭載がアピールされていた

ちなみにグリップスコンセプトの時に発表された「Pure Drive e-Power」は、最高出力80kW、最大トルク254Nm。

日産新型ジュークの燃費性能

新型ジュークに「e-POWER」がされる採用によって、燃費性能が大幅に向上することは確実でヴェゼルの25.6km/Lを大きく上回ってくるのは間違いありません。

ジュークe-POWERが、C-HRの燃費性能の30.2km/Lを上回ることができるのかどうかが注目ポイントとなります。

新型ジューク フルモデルチェンジ後の価格・値段予想

ジューク フルモデルチェンジ後のデザイン

フルモデルチェンジする新型ジュークの販売価格に関しては、予想金額としては次の通り。

次期ジュークの予想価格

  • ガソリンモデル:200万円前後
  • e-POWERモデル:250万円前後

ノートとセレナに関しては、ガソリンのベースモデルとe-POWERモデルでは50万円程度の差がある為、このような予想価格としました。

※現行ジュークの値段は1,975,320円スタート

新型ジューク フルモデルチェンジ・日本発売時期はいつ頃か?

2代目ジューク

日産新型ジュークのフルモデルチェンジは、欧州にて2019年9月に実施されました。

しかしながら次期ジュークの日本発売に関しては不透明な状況となっています。

次期ジューク 日本市場で販売なしの可能性

2019年9月13日に日刊工業新聞が新型ジュークの日本発売に関して報道しました。

それは、次期ジュークの日本導入は当面見送られる方針という内容です。

日産、次期「ジューク」国内販売見送り SUV車種見直し
>>日刊工業新聞の記事がこちら

日本では新型ジュークの代わりにキックスを導入か?

RAV4、CX-5、ヴェゼルといったSUV関連の商品が人気となっている日本市場で、売れ筋となり得るジュークの販売を辞めることは考え難いですが、日刊工業新聞の記事によると代わりのSUVが投入される見通しとのこと。

米国でジュークが廃止されてキックスが導入された経緯等も考えると、日本でもキックスが導入される可能性も予想できます。

キックスは、おしゃれなデザインな上、ジュークとほぼ同様のサイズとなるだけに、e-POWERやプロパイロットを搭載して日本導入という可能性は十分あり得るのではないでしょうか。

※キックスとはこんな車です↓

>>キックス公式サイト(米国)

日本での発売は2020年以降の可能性は

新型ジュークの日本市場での発売は未定となっていますが、2020年の春頃にデビューするのではと一部有力視されていました。

しかしながら、先程の日刊工業新聞の記事通りになれば、2020年以降の発売も不透明な状況です。

今後新型ジュークの新しい情報が入れば、追ってお伝えします。

日産のモデルチェンジ・新車発売予想スケジュールはこちら

ジュークのライバル車種の状況

ホンダ ヴェゼル

ヴェゼルは、2018年にマイナーチェンジを実施。

2019年1月にターボモデルが導入されました。

今後、次期モデルへ全面改良が予想されます。

ヴェゼルの最新情報をこちらで解説

トヨタ C-HR

C-HRは2018年SUV販売台数では1位になる今や大人気車種。

2019年後半にマイナーチェンジ実施が有力です。

C-HRの魅力や詳細情報をこちらで解説

さらに2018年11月には、そのC-HRのレクサスバージョンであるレクサス新シリーズのUXも登場しました。

lexus ux

レクサスUXは魅力的なプレミアムコンパクトSUVへ!

そんなホンダヴェゼルVSトヨタC-HRという戦いの真っただ中に、新型ジュークが後から参戦するわけですから、これは1年後のコンパクトSUV市場が大変動している可能性は高そうです。

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