次期レクサスISのフルモデルチェンジ最新情報!予想変更点と現行マイナーチェンジ情報もあり

レクサスのDセグメント4ドアセダンであるレクサスISのモデルチェンジに関する最新情報を本記事では紹介します。

レクサスは、UXやNXといったSUVの人気が高まる中、セダンファンとしてはどうしても気になるのがISの動向。

LS,ESがフルモデルチェンジをし、GSの廃止が噂される今、新型レクサスISの今後について、予想を含めた最新情報を見ていきましょう!

この記事のポイント!

  • 4代目次期レクサスISのフルモデルチェンジ情報
  • 現行レクサスISのマイナーチェンジ情報

次期レクサスiS フルモデルチェンジ最新情報&予想変更点

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現行型レクサスISは、3代目にあたりますが、特に日本ではレクサスシリーズのセダンの中でもボディサイズが日本の交通事情に合っていることから、人気のモデルとなっています。

4代目となる次期モデルがどのように進化するのか最新情報を元に予想内容を掲載します。

次期レクサスIS フルモデルチェンジ後の外観デザイン予想

次期レクサスISの外観デザインには、2018年にフルモデルチェンジしたレクサスES同様にクーペスタイルを採用と予想。

その理由は、次の通り。

近年のトヨタ系セダンは全てクーペスタイルレクサスLS、レクサスES、クラウン、カムリとレクサス・トヨタが近年発売したセダンは全てクーペスタイルを採用している

レクサスES

レクサスES

予想CG画像

海外メディアのCarscoopでは次期レクサスISの予想CGを話題としています。

Carscoopの記事に書かれていること

  • スピンドルグリルは保持されながらも新しいメッシュデザイン採用
  • グリルの両側に1組のオーバーホールされたヘッドライトがある
  • 盛り上がったデッキライド、デュアル排気チップ付きの拡張バンパー、新しい水平リフレクター

次期レクサスISのボディサイズ予想

次期レクサスISのボディサイズに影響を与えると見られるのがレクサスGSの廃止の件。

実は、レクサスGSは次期モデルがなく廃止される可能性が取りざたされています

それに伴い、FRセダンの後釜を担う意味でも、次期レクサスISは若干のサイズアップが予想できます。

ポイントしかしながら、2018年にボディサイズが拡大し、プレミアム感を高めた新型レクサスESが発売されたこともあり、次期レクサスISは現行型のサイズと大きく変わらない可能性も取りざたされる状況。

現行レクサスISのボディサイズ

  • 全長:4680mm
  • 全幅:1810mm
  • 全高:1430mm

次期レクサスISの予想ボディサイズ

  • 全長:4700~4750mm
  • 全幅:1820mm前後
  • 全高:1430mm

次期レクサスIS フルモデルチェンジ後の内装デザイン予想

次期レクサスISには、レクサスES,レクサスUXから採用されている以下の新世代の内装デザイン採用が考えられます。

UXの内装

レクサスESの内装

ESの内装

次期レクサスISは、スポーティセダンの特性を生かして、レクサスES FSPORTモデルのインテリアに近いシンプルな内装デザインとなると予想。

ブラック

ES F SPORTのインテリア

デジタルアウターミラー

デジタルアウターミラー

レクサスESから採用された「デジタルアウターミラー」が次期レクサスISにも採用されることも予想したい所。

次期レクサスISのプラットフォームにGA-L採用か

次期レクサスISには、GA-Lプラットフォームが採用される可能性が予想できます。

GA-Lプラットフォームは、TNGAテクノロジーを生かしたFR向けシャーシであり、これまでレクサスLC,レクサスLS,クラウンに活用されている状況です。

ただ、一部では、このGA-Lプラットフォームが次期レクサスISに向けて最適化するにはコストが係るなどから、現行プラットフォームを改良したものを採用という噂も。

次期レクサスIS モデルチェンジ後のパワートレインにダイナミックフォースエンジンか

ダイナミックフォースエンジン

ダイナミックフォースエンジン

次期レクサスISのエンジンには、TNGA思想で開発されたダイナミックフォースエンジン採用が有力。

ガソリンモデルには、2.4リッターのターボモデルが設定される可能性も。

ハイブリッドモデルに関しては、直4の2.5リッターA25型エンジン採用の最新のハイブリッドシステム採用が考えらえます。

レクサスIS-F復活で4リッターV8ツインターボ採用の可能性も

次期レクサスISには、IS-F復活の可能性が取りざたされています。

次期レクサスIS-Fには、4リッターのV8ツインターボ搭載の可能性も。

EV(電気自動車)モデル追加の可能性

次期レクサスISにEV(電気自動車)モデルが追加される可能性が一部で取りざたされています。

レクサスのEVと言えば、レクサスUXに注目されているだけに、レクサスのセダン初のEVとなるか注目です。

>レクサスUXの最新情報はこちら

次期レクサスIS 先進安全装備に第2世代Lexus Safety System+

次期レクサスISには、少なくともUXやESに搭載された第2世代Lexus Safety System+(レクサスセーフティシステムプラス)は搭載される可能性が高い。

第2世代Lexus Safety System+の機能

  • 「夜間歩行者」、「自転車運転者」を検知対象に含んだプリクラッシュセーフティ(PCS)
  • レーダークルーズコントロール
  • レーントレーシングアシスト(LTA)
  • レーンディパーチャーアラート(LDA)
  • オートマチックハイビーム(AHB)
  • ロードサインアシスト(RSA)
  • 先行者発信告知機能

次期レクサスISの発売時期を考えると、さらに進化した先進装備搭載も予想できます。

次期レクサスISにフルモデルチェンジ、発売時期はいつ?

次期レクサスISの発売時期に関しては2020年頃が有力視されています。

また、噂されるEV版は、そこから遅れての発売となる可能性が取りざたされています。

それゆえ、2016年のビッグマイナーチェンジから期間が長く空くため、もう一度、現行モデルが改良される可能性も予想できます。

ここからは、現行型レクサスISのマイナーチェンジ情報を掲載します。

新型レクサスISがビッグマイナーチェンジ!変更点を解説

レクサスIS

現行型レクサスISの大幅改良モデルが2016年10月23日に発売されました。

ビッグマイナーチェンジでどのように進化しているのか。

その詳しい変更点の内容を見ていきましょう。

新型レクサスISはビッグマイナーチェンジ変更点!どう変わった?

外観(エクステリア)デザインの大幅改良

ビッグマイナーチェンジではもはや当たり前とも言えるデザインの大幅改良。

その改良後のデザインが初公開されたのは、2016年4月25日に開催された北京モーターショー2016でした。

今回の改良では、「アグレッシブスポーツ」というコンセプトでデザインされ、今までよりダイナミックでカッコ良さが増してます。

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ちなみにマイナーチェンジ前のデザインがこちら↓

リアの画像も見比べてみましょう。

<マイナーチェンジ後>

<マイナーチェンジ前>

フロントに関しては、左右の大型化されたエアインテークがスピンドルグリルの存在感をより引き立たせ、スポーツセダンらしい全体的に迫力の増したデザインになっているように感じます。

リアに関しては、一見それほど変化がないようにも見えますが、良く見るとマフラーの形状がスクエアタイプになっていたり、リアコンビネーションランプのデザインが変更されていることが分かります。

デザインとしては、現行型レクサスISのコンセプトカーだったレクサスLF-CCのデザインにより近づいたという感じがします。

<レクサスLF-CC>

【出典:レクサス公式

マツダの現行型アテンザもそうでしたが、マイナーチェンジでコンセプトカーのデザインに近づくというのは、これから購入するユーザーにとっては嬉しい所ですが、すでに所有しているユーザーからする複雑な気持ちになりますよね。

新型レクサスLSはシャープでダイナミックデザインに!
関連記事レクサスLSのフルモデルチェンジの詳細情報

内装(インテリア) ナビがようやく大きくなった!

今回のマイナーチェンジ後の内装で一番目につくのがナビのサイズが拡大されたということです。

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実は、現行型のナビ周りには、空白のスペースがありました。

<マイナーチェンジ前の内装>

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これは、レクサスGS用のナビをIS用にコンパクトに作ったからスペースが空いているのか、MC後に拡大させるためにわざわざ空いているのかなんて思っていましたが、MCで見事、現行の7インチから10.3インチワイド(2画面表示も対応)へ拡大され空白のスペースが埋まることとなりました!

ステアリングに関しても、NXやRCと同じ系統のものに変更されていることが分かります。

個人的には、アナログクロックのデザインもより高級なデザインに進化しているように見えます。

また全体的にメッキ加飾の面積を減らして落ち着いた雰囲気になって点も見逃せません。

追加される新ボディカラー

新型レクサスISに追加されるボディカラーは以下のものになります。

  • ディープブルーマイカ

  • グラファイトブラックガラスフレーク

またこれに伴って、スターライトブラックガラスフレークが廃止となります。

内装のカラーに関しては、

  • ノーブルブラウン

  • シャトー

  • ニュアンスブラック

が追加されて、アイボリー、トパーズブラウン、そしてムーンストーンが廃止されることになりました。

その他機能の変更点について

その他に改良された内容は主に以下のものとなります。

  • Lexus Safety Sysetem+搭載
  • ステアリング制御をレーンディパーチャーアラート(LDA)に追加搭載
  • ブラインドスポットモニター(BSM)に後退時の安全確認を支援するリヤクロストラフィックアラート(RCTA)を搭載
  • 標準スピーカーの数を現在の8個から10個へ変更
  • リモートタッチの操作性の改善
  • ドライブ スタート コントロール(Drive-Start Control) 機能を搭載(IS350以外)
  • フォグランプを廃止

グレードは現行から変更なし

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IS200t、IS300h、IS350という3つの体系と、それぞれにベースグレード、F SPORT、version Lの3つのグレードが用意されるのは現行型と変わりません。

新型レクサスIS 予約は9月1日から随時開始

マイナーチェンジされる新型レクサスISの予約は2016年9月1日から各店舗で随時予約受注が開始されています。

新型レクサスISの価格について

新型レクサスISの価格については以下の通りになります。

<IS200t>

◯IS200t “ベースグレード” 4,700,000円

◯IS200t “F SPORT” 5,204,000円

◯IS200t “version L” 5,308,000円

<IS300h>

◯IS300h “ベースグレード” 5,150,000円

◯IS300h “F SPORT” 5,680,000円

◯IS300h “version L” 5,788,000円

<IS350h>

◯IS350 “ベースグレード” 5,599,000円

◯IS350 “F SPORT” 6,303,000円

◯IS350 “version L” 6,207,000円

Lexus Safety Sysetem+追加も見送られた機能が・・・

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そして、予防安全パッケージであるLexus Safety Sysetem+が新型レクサスISにも追加されました

しかしながら惜しい部分が3つあります。

+惜しいと思った内容と理由を表示
それが、

  • レーダークルーズコントロールが全車速対応ではない
  • レーンキーピングアシスト(LKA)の搭載見送り
  • 電動パーキングブレーキの採用見送り

という部分です。

この3つの機能は、すでに2015年にマイナーチェンジした新型レクサスGSに採用されていることもあり、個人的にかなり期待していただけに、搭載見送りは少しショックでした。

<2015にMCした新型レクサスGS>

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レーダークルーズコントロールの全車速対応に関しては、レクサスISのライバルであるスカイラインはもちろん、新型プリウスですら採用されています。

それだけに、採用できなかったということは、現在のISにクルーズコントロールの全車速対応をさせるのは安全基準で厳しかったとか、コストが見合わなかったといったような理由があるのだと思われます。

2016年8月に年次改良されたクラウンに搭載されたトヨタセーフティセンスPも同じように全車速対応ではないブレーキ制御のタイプであり、電動パーキングブレーキの搭載もありませんでした。

この時は、レクサスと差別化するといった意味もあるのかな?なんておもってましたが、まさかレクサスISも搭載見送りだったとは・・・って感じです。

電動パーキングブレーキに関しては、トヨタの新型クロスオーバーSUVのC-HRに搭載されていることを考えると、レクサスブランドを背負うISには、是非搭載してほしかった・・・というのが素直な感想です。

せっかくエクステリアもインテリアもいい感じに進化したのだから、ここでレクサスGS同様の安全快適装備を採用していれば、もっとユーザーからの評価が高まったのではないでしょうか。

これに関しては、TNGAプラットフォームが採用された新世代の次期レクサスIS登場まで待つしかなさそうですね。

あと実は、2017年に第2世代となるLexus Safety Sysetem+が発表されました。

これが中々スゴイ内容となっています。

今後ライバルにどう立ち向かっていくのか

日本では絶大的なブランド力を築きつつあるレクサスですが、ライバルメーカーのBMW、メルセデスベンツ、アウディ、そして、日産(インフィニティ)は自動運転技術に注力しています。

特に、レクサスISのライバルとなるベンツのCクラスは、この1~2年の内に、新型Eクラスに採用された高速道路での自動でレーンチェンジを可能とするシステムの「ステアリング パイロット」を搭載してくるのは目に見えています。

<ベンツCクラス>

スカイラインの海外モデルであるインフィニティQ50も先進装備が搭載されており、今後より充実した自動運転技術搭載が期待されます。

<スカイライン(インフィニティQ50)>

スカイラインがより高級なデザインへ!一方機能の変更は・・・
関連記事スカイラインのマイナーチェンジ最新情報

次期レクサスISのフルモデルチェンジの内容としては、自動運転技術というのは最重要なものとなる可能性は非常に高いです。

その注目が第2世代レクサスセーフティシステムですね。

果たして、レクサスISは、今後どのように進化をしていくのか、そしてトヨタのクラウンとの差別化もどのように図っていくのか要注目です。

レクサスESのフルモデルチェンジ情報
レクサスNXのモデルチェンジ情報
レクサスUX最新情報