新型インプレッサ D型(2019年モデル)の変更点!マイナーチェンジでアイサイトツーリングアシストとSTI Sportは・・・

新型インプレッサ

スバル新型インプレッサスポーツ・G4のマイナーチェンジ最新情報を本記事ではお伝えします。

2018年秋にはD型へとマイナーチェンジ(年次改良)したモデルが新発売。

アイサイトツーリングアシストやSTI Sportの採用はあるのか、エクステリア・インテリアの変更があるのか気になるかと思います。

本記事では、

  • 2019年年次改良予定のD型モデル変更点
  • インプレッサSTIスポーツの最新情報
  • 2018年年次改良予定のC型の変更点
  • 2017年に年次改良したB型の変更点

を含めて新型インプレッサの最新情報をお話します。

新型インプレッサ最新情報!D型(2019年型)ビッグマイナーチェンジの変更点

インプレッサ2019年のマイナーチェンジの変更点

スバルは、2019年8月27日にインプレッサスポーツとインプレッサG4の大幅改良(マイナーチェンジ)を行うことを正式発表しました。

先代インプレッサ、現行レガシィ、レヴォーグ、WRXについては、発売4年目のD型でビッグマイナーチェンジしており、新型インプレッサもD型で同じく大幅改良がされます

そんな2019年秋にビッグマイナーチェンジするインプレッサ D型の変更点を詳しくお伝えします。

アイサイトツーリングアシスト(TA)搭載

スバルの上級モデルのみに搭載されているアイサイトツーリングアシスト(TA)。

C型では搭載されませんでしたが、インプレッサのライバルとなるトヨタのカローラスポーツがアイサイトツーリングアシスト同等のシステムとなる第2世代トヨタセーフティセンスを搭載させたことが注目を集めました

>>カローラスポーツの最新情報はこちら

>>第2世代トヨタセーフティセンスの詳細はこちら

インプレッサも、D型へのビッグマイナーチェンジというタイミングでツーリングアシストが全グレードに標準搭載されることになりました。

外観デザイン変更 ゴルフやカムリ、オーリスを彷彿させるフロントに

インプレッサスポーツ、G4ともに外観デザインの変更が行われました。

インプレッサG4 D型の外観デザイン

インプレッサスポーツ D型の外観デザイン

ポイント

  • ヘッドライトのデザイン変更
  • フロントグリルの形状とグリル内のデザインを変更
  • フロントバンパー&フォグランプ部分のデザイン大幅改良
  • リアコンビランプのクリアレンズ部分を一部スモーク化(インプレッサスポーツ)
  • ボディカラーに新色「マグネタイトグレー・メタリック」を採用

フロントバンパーのデザインが、VW(フォルクスワーゲン)のゴルフやトヨタのカムリ、先代オーリスを彷彿させるデザインと思った方は、私を含めて多いのではないでしょうか?

北米で公開されている新型レガシィにかなり近いデザインになったとも言えます。

>>レガシィB4のフルモデルチェンジ最新情報はこちら

全体的にデザインが引き締まり、スポーティだったマイナーチェンジ前のデザインに比べて、上質な印象へ変わっています。

内装(インテリア)の質感向上

インプレッサd型の内装デザイン

スバルはビッグマイナーチェンジで内装(インテリア)の質感向上がされるケースが多く、先代インプレッサもD型で大幅な質感向上が図られました。

今回のD型インプレッサでは、エアコンパネルの部分がピアノブラック調に変更されるなど小規模な改良に留まるもののインテリアの質感向上が図られています。

装備の充実化

D型インプレッサでは、以下の装備が新採用されます。

  • アダプティブドライビングビーム
  • フロントビューモニター
  • リバース連動ドアミラー
  • 運転席シートポジションメモリー機能/ドアミラーメモリー&オート格納機能

スバルの上位車種並みの装備を今回のマイナーチェンジで実現することになったと言えます。

ハイブリッドシステムのe-BOXER搭載ならず

スバルのハイブリッド e-BOXER

新型フォレスター、XVの2018年モデルから搭載されたスバルのハイブリッドシステムe-BOXER

e-BOXERは、今後スバルの他の車種でも展開されると見られており、先代インプレッサは、ハッチバックのインプレッサスポーツのみにハイブリッドが採用されたことから新型インプレッサハイブリッドも同じケースが予想されました。

しかしながら、今回のマイナーチェンジではe-BOXERの採用はされませんでした。

インプレッサ D型の発売時期は2019年秋

インプレッサのD型モデルが発売される時期は、2019年秋です。

現行の5代目インプレッサのこれまでの発売周期を考えると10月前後の発売が考えられます。

現行インプレッサ各モデルの発売時期

  • A型:2016年10月25日発売
  • B型:2017年10月5日発売
  • C型:2018年11月2日発売

以上が、2019年発売のインプレッサ D型の注目の予想変更点です。

2019年と言えば、北米でレガシィのフルモデルチェンジが実施されたので、そちらの情報も合わせて参照していただければと思います。

>>次期レガシィのフルモデルチェンジ最新情報がこちら

>>スバルの新車発売予想スケジュールはこちら

新型インプレッサ STIスポーツは2020年E型以降のデビューに!?

スバルは、「東京オートサロン 2019」にてインプレッサのSTIコンセプトモデルを公開することを発表しました。

インプレッサ STIコンセプトモデル

インプレッサ STIコンセプトモデル

インプレッサ STIコンセプトモデル

インプレッサ STIコンセプトモデル

ポイント

  • 「2.0i-S EyeSight」をベースに、専用の内外装パーツを装着
  • 内装に質感の高いボルドー内装を採用

このSTIコンセプトモデルが、「STIスポーツ」として発売されることが予想できます。

発売のタイミングとしては、2019年のD型モデルと予想していましたが現時点ではSTIスポーツモデルの追加は発表されていません。

このことから、インプレッサのSTIスポーツモデルの追加はD型からやや遅れての追加か、2020年のE型モデル以降での追加の可能性が予想できます。

ここからは、2018年モデルのC型インプレッサの情報を振り返ります。

2018年 インプレッサ C型への年次改良の変更点

インプレッサC型へ2018年年次改良

インプレッサスポーツ、G4のC型への年次改良は、2018年10月11日に発表され、11月2日発売が決定しました。

新型インプレッサ C型の変更点は次の通りになります。

インプレッサ C型 オートビークルホールド(AVH)を搭載

オートビークルホールド(AVH)がインプレッサ C型から搭載されることになります。

オートビークルホールド(AVH)の機能をオンにしておくことで、停車した後、ブレーキペダルから足を離してもブレーキ状態を保持してくれる便利な機能となっています。

このAVH搭載が2018年C型モデルのメインとなります。

インプレッサ C型 アイサイトツーリングアシスト&STI Sportの採用はなし

インプレッサC型では、先進装備のアイサイトツーリングアシストの搭載はされません。

また、レヴォーグやWRX S4に採用されている最上級グレードの「STI Sportモデル」のラインナップもない見通しとなっています。

インプレッサC型では、外観・内装の改良もない見通しで、AVH搭載以外の変更点はほとんどありません。

大幅改良についてはスバル車はD型でされるケースが多く、2019年発売のインプレッサD型に注目です。

>>スバルの新車発売予想スケジュールはこちら

>>アイサイトツーリングアシストを徹底解説!

【スバル関連情報】
>>レヴォーグのフルモデルチェンジ最新情報はこちら

インプレッサ STIスポーツについて

スバル レヴォーグSTI Sport

今後の新型インプレッサに注目となるが冒頭でもお伝えしたSTI Sport(スポーツ)モデルの発売です。

STI Sportと言えば、レヴォーグ、WRX S4、BRZにラインナップされている最上級グレードの名称で、今後他車種にも展開がされると見られてます。

ビッグマイナーチェンジのタイミングでインプレッサにSTIスポーツモデル登場は十分考えられます。

STI Sportの内容と言えば、専用デザインに加え、

  • 専用チューニング ビルシュタインフロントストラット(DampMaticRⅡ、倒立式)&コイルスプリング
  • 専用チューニング ビルシュタインリヤダンパー&コイルスプリング

という専用チューニングされた足回り設定が注目ポイントであり、またスバル定番カラーの「WRブルー・パール」も用意されている点になります。

これまでインプレッサSTI Sportのヒントとなるコンセプトカーがいくつか登場しています。

それが次のモデルです。

IMPREZA G4 -STI Performance-

インプレッサは東京オートサロン2017にて「インプレッサG4 STI Performance」を公開。

<IMPREZA G4 -STI Performance->

【画像出典:スバル公式サイト

エンジンスペックは以下の通りとなります。

形式FB20
排気量1,995cc
出力(  113   kw)  or   ( 154 ps /  6,000  rpm)  ※ベース車両
トルク(    196  N・m(20 kgf・m)4000/rpm] ※ベース車両

これは、最上級グレードとなるSTI Sportとは異なって、あくまでSTI製のカスタマイズモデルとなります。

IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPTがインプレッサSTIスポーツのヒントか

インプレッサSTI Sportの大きなヒントとなるのが、東京モーターショー2017で公開された「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」です。

これは、「より気軽に運転を楽しみたくなる、新しいスポーツ価値を提案する」というコンセプトによるインプレッサスポーツのデザインコンセプトモデルになります。

IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT

未来感のあるフロントバンパーや、センターマフラーが見えるスポーティなリアバンパーを採用している所が特徴です。

これに加えて、2019年1月にSTIコンセプトモデルが公開されたことから、近い将来の市販化が予想できます。

ここからは、2017年モデルのB型インプレッサの情報を振り返ります。

スバル新型インプレッサG4・スポーツ 年次改良情報!B型の変更点

年次改良したスバル新型インプレッサスポーツ

スバルは、毎年改良を行うイヤーモデル制を導入しており、2016年10月に発売されたばかりの新型インプレッサも2017年に改良を実施。

発売2年目でも、大きな改良内容となるケースもあり、レヴォーグやWRX S4に関しては、静粛性の向上やサスペンション改良による乗り心地の最適化に加え、オプションで安全装備の「アドバンスドセイフティパッケージ」が加わったことが2015年話題となりました。

そんな中、新型インプレッサG4、スポーツのB型に関しては、2017年9月11日に発表され、発売日は10月5日と公式発表されました。

インプレッサB型では外観&内装のデザインの変更やボディカラーの追加はないものの、安全装備等、細かな部分が変更となりました。

ナビにDIATONEサウンド ビルトインナビが選択可能に

A型の新型インプレッサでは、パナソニック ビルトインナビがディーラー装着オプションとして採用されていましたが、B型ではハイエンドオーディオブランドとして有名なダイヤトーン製の「DIATONEサウンド ビルトインナビ」も追加で採用されることとなりました。

DIATONEサウンド ビルトインナビは、パナソニック ビルトインナビと同じく8インチの大型液晶画面を採用し、「マルチファンクションディスプレイ」との連携表示が可能となっています。

ちなみに、パナソニック ビルトインナビは廃止されたわけではなく、引き続き購入時に選択することが可能です。

インプレッサB型でアイサイトセイフティプラスを採用

スバル新型インプレッサB型でアイサイトセイフティプラス搭載

2017年のB型の主な変更点としては安全装備の強化となります。

改良前のA型インプレッサには、アイサイトver3が搭載されていました。

それが今回のB型からは、「アイサイトコアテクノロジー+アイサイトセイフティプラス」という形になります。

アイサイトコアテクノロジーの内容
  • プリクラッシュブレーキ
  • 後退時自動ブレーキシステム
  • AT誤発進抑制制御 &AT誤後進抑制制御
  • 全車速追従機能付クルーズコントロール
  • アクティブレーンキープ
  • 警報&お知らせ機能
アイサイトセイフティプラスの内容
  • スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
  • ハイビームアシスト
  • サイドビューモニター

今回は、マルチファンクションディプレイにて、助手席側ドアミラーに装着されたカメラの映像を確認することができるサイドビューモニターが装備された所がポイントとなります。

またB型インプレッサでは、レヴォーグ&WRX S4 D型で採用されたアイサイトツーリングアシストの搭載はなしという結果となりました。

新型インプレッサのD型やSTI SPORTに関する最新情報が入れば、追ってお伝えします。

【次のページ】新型インプレッサの評判と口コミ

1 2