スバルのクロスオーバーSUVのエクシーガクロスオーバーの最新情報を本記事ではお伝えします。
元々、2008年にミニバンとして発売されたエクシーガは、2015年にミニバンからSUVへと大幅な路線変更をし、クロスオーバー7の名称で親しまれる車に。
エクシーガクロスオーバー7をフルモデルチェンジした2代目エクシーガと勘違いしてしまいそうですが、実際には初代エクシーガの延長上にあります。
今回は、エクシーガクロスオーバー7に関する最新情報をお話します。
最新情報更新!エクシーガクロスオーバー7 フルモデルチェンジなく生産終了。後継モデルは・・・
スバル唯一で貴重な3列シートモデルだったクロスオーバー7の販売終了は残念な限りです。
クロスオーバー7の後継モデルに関しては、私はこう考えてみました。
スバル エクシーガ クロスオーバー7 I型のマイナーチェンジ(年次改良)の内容について
エクシーガクロスオーバー7が最後に年次改良されたのは、2017年4月3日に実施したI型。
I型の改良内容で行われたのがボディカラーの変更。
エクシーガクロスオーバー7 H型に設定されていたダークブルー・パールとプラチナムグレー・メタリックが廃止され、
- ダークブルー・パール
- プラチナムグレー・メタリック
代わりにJ型では、クォーツブルー・パールとヴェネチアンレッド・パールが設定されることになります。
ちなみにこのクォーツブルー・パールは、インプレッサとフォレスターX-BREAK、ヴェネチアンレッド・パールは、レガシィとフォレスターX-BREAKですでに採用されています。
- クォーツブルー・パール(J型エクシーガ)
- ヴェネチアンレッド・パール(J型エクシーガ)
そして、同時期に発売するフォレスターE型のX-BREAKの特別仕様車同様に、オレンジカラーをアクセントにしたクロスオーバー7の特別仕様車もラインナップされることになりました。
▷フォレスター E型へマイナーチェンジ(年次改良)が2017年春に!現行型SJ系最後の改良へ
<エクシーガクロスオーバー7X-BREAK>
<X-BREAK特別装備>
- CROSSOVER7ロゴ(オレンジ)入りサイドクラッディング
- 17インチアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)
- X-BREAKリアオーナメント
- ブラックカラードドアミラー
- リバーシブルカーゴフロアボード
- 撥水ファブリック/合成皮革シート(ブラック/ブラック&タン)
- 助手席インパネ加飾(タン&ブラックレザー調素材
また、残念ながらアイサイトはver3へのアップデートは今回も行われません。
J型エクシーガクロスオーバーの詳細
車種 | 価格 | |||||
車種 | グレード | エンジン | 駆動 | 変速機 | 消費税込 | 消費税抜 |
CROSSOVER7 | 2.5i EyeSight | 2.5L 水平対向 4気筒DOHC | AWD | リニアトロニック | 2,754,000円 | 2,550,000円 |
Modern Style | 2,754,000円 | 2,555,000円 | ||||
X-BREAK | 2,764,800円 | 2,560,000円 |
エクシーガ クロスオーバー7 3列シートSUVの後継モデルを考察
フルモデルチェンジせずに、生産終了したエクシーガクロスオーバー7の後継モデルはどうなるのかを考えてみました。
もともとエクシーガは、スバル車のジャンルで不在だったミニバンを、「低重心」の水平対向エンジンといったスバルらしさを表現したミニバンとしてデビューさせています。
当時、BPレガシィ(4代目レガシィ)を大きくしたレガシィのミニバンバージョンといったイメージを持った人も多かったのではないでしょうか。
そんなミニバン時代のエクシーガは、日産のセレナやホンダのステップワゴンのようなボックスタイプではなく、どちらかというとトヨタのWISHやホンダのストリームのようなステーションワゴン系のミニバンでした。
しかしながら、WISHは生産終了をしてプリウスαに統合される見通しであり、ストリームの後継車として登場したジェイドも販売が思わしくない状況であり、この系統の車の需要は低迷しています。
また、スバルにはステーションワゴンとしてレガシィツーリングワゴンの実質後継としてレヴォーグが2014年に華々しくデビューし、ますますエクシーガは厳しい立場に追いやられてしまいました。
そのような需要低迷を打破するためにも、2015年に近年人気が上昇しているSUV路線へ変更し、今に至っています。
スバルのSUVは飽和状態
今のスバルには、
- XV
- フォレスター
- レガシィアウトバック
と充実したSUVのラインナップが揃っており、さらには大型SUVのトライベッカの後継車種アセントが2018年に北米で発売。
スバル アセント最新情報!日本発売の動向や価格、エンジンスペック、外観・内装デザインを解説本来であれば、これ以上のSUVはいらないといった所ですが、現在は日本を含む世界的なSUVブームが到来。
ライバル マツダのCX-8成功でスバルの3列シートSUV復活に期待が集まる
スバルのライバルであるマツダは、3列シートのミニバンの
- ビアンテ
- プレマシー
を生産終了させ、それらの後継車種として3列シートSUVの「CX-8」を2017年12月に発売させて現時点で成功を収めています。
これは、アルファードやヴェルファイア等の大型ミニバンのユーザー層を3列シートの大型SUVへ移行させるのに成功させたとも言える結果です。
ならば、スバルも同じようにと言いたい所ですが、現在スバルのSUVである、XV、フォレスター、レガシィアウトバックには、3列シートモデルが存在しません。
北米では、3列シートの大型SUVとしてアセントがデビューしますが、ボディサイズが大きすぎる為、日本での発売は厳しい状況。
スバル アセント最新情報!日本発売の動向や価格、エンジンスペック、外観・内装デザインを解説ただ、思い出したいのが次の内容です。
ポイント
- マツダは、北米で発売している大型SUVのCX-9をベースに日本向けのCX-8を開発させた
- スバル アセントはCX-9のライバル的存在である
つまりここから導き出せるのが、アセントをベースにした日本向けサイズの大型SUVを作ればいいのではないかという事です。
スバル版のCX-8があれば売れると思いませんか?
その車種こそが実質エクシーガクロスオーバー7後継車になり得ますよね。
- アセントベースの新型3列シートSUV
- 次期アウトバックベースの3列シートSUV
SGP世代となるスバルの3列シートSUVは、ここ辺りに落ち着くのではと予想します。
皆さんはどう思われますか?
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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