スバル 新型SUVのアセントを2018年発売へ!実質トライベッカ復活でCX-9対抗の大型SUVに

スバルは、ニューヨークオートショー2017年にて3列シートの新型SUV「ASCENT(アセント)」を発表し、そのコンセプトカーを公開ました。

新型SUVアセントは、最新のプラットフォームSGPを搭載したフォレスター、アウトバックを上回る大型SUVとなり、かつて発売されていたトライベッカの実質新型モデルとも言える存在です。

今回はまだ発表されていませんが、スバル初のPHVモデルとなる可能性も秘めている状況です。

これまで、マツダのCX-9と共に写ったスパイショット画像が出回っており、ロサンゼルスモーターショー2016では、コンセプトと見られる「VIZIV-7 SUV CONCEPT」が公開されていました。

2018年に発売が予定されていますが、今回はそのスバルの新型の大型SUV「ASCENT(アセント)」の最新情報をお話します。

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西大寺編集長
スバルの各新型モデルの特集をやってます!

スバル 新型SUV「アセント」誕生!ニューヨークオートショー2017でコンセプト公開

スバルが新規車種を発表するのは、レヴォーグ以来となります。

後ほど、紹介しますが、これまで新型SUVが発表されることは、スバルも公表しており、どのような車となるのか注目が集まっていました。

その名称がついに「ASCENT(アセント)」に決まったわけです。

まずは、市販モデルに近いコンセプトカーの「SUBARU ASCENT SUV CONCEPT」が「2017年ニューヨーク国際オートショー」にて公開されたわけですが、そのデザインを見ていきましょう。

アセントのエクステリア

こちらがアセントのエクステリアの画像になります。

西大寺編集長
スバルのデザインフィロソフィー「DYNAMIC×SOLID」を元に3列シートSUVとして堂々たるサイズ感を表現。

<アセントconceptのボディサイズ>

全長5050mm

全幅1990mm

全高1840mm

ホイールベース2970mm

西大寺編集長
レガシィ以上に大型でワイルドなグリルデザイン。そして先代インプレッサの後期型を彷彿させるフォグランプ前のキバ状のメッキが目を惹きます。
西大寺編集長
リアデザインは、新型インプレッサ、新型XVのコンセプト時と同系統のデザイン。また、アウトバックを上回る上級感が漂います。

アセントのインテリア

注目なのが、アセントのインテリア(内装)です。

その画像がこちら。

あくまでコンセプトカーではあるものの、上質で次世代感が漂うスバル史上最高峰のデザインと言えるのではないでしょうか。

一つ気になったのが、コクピットがアウディのバーチャルコクピット風に見えるという所。

アセントは、スバルのフラグシップSUVになると言えるだけに、どこまで最新のテクノロジーが市販モデルで採用されるのか注目処。

次期レガシィ等でもこのようなデザインが採用されていくことが想定できますし、新型インプレッサ以降、スバル車の内装のクオリティの向上は凄まじいです。

アセントの公式動画

すでにアセントコンセプトのスバル公式動画も公開されているので、是非一度ご覧下さい。

スバル 新型トライベッカ実質復活

スバルは、以前、2005年に北米にて「スバル B9トライベッカ」という大型SUVを発売していました。

<トライベッカ初期型>

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【出典:Wikipedia

このトライベッカの名前の由来は、ニューヨーク市マンハッタン南西部のトライベッカ地区から名づけられています。

レガシィと基本プラットフォームは同様のものが用いられており、エンジンには、3000cc水平対向6気筒エンジンEZ30を搭載。

そして7人乗り3列シートが採用(5人乗り2列シートの設定もあり)されていました。

その後、ヨーロッパ、オーストラリア等でも展開し、2007年にはマイナーチェンジを実施して新しいフロントマスクに加え、エンジンを3600ccへ拡大させた新型エンジンEZ36を搭載しています。

<マイナーチェンジ後のトライベッカ>

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【出典:Wikipedia

そんなトライベッカは、日本でもレガシィアウトバックを上回る上級SUVとしての導入が期待されましたが、残念ながら、2014年1月に生産終了となり幻のSUVとさえ一部で言われる存在となってしまいました。

しかしながら、アセントこそが、トライベッカの後継車と言える存在なのです。

ここで、アセントが発表されるまでの経緯を振り返ってみましょう。

事の発端は「際立とう2020」

元々、トライベッカ後継SUVの登場が確実となったのは、2014年5月に発表された中期経営ビジョン「際立とう2020」でのことでした。

この「際立とう2020」の資料には、新商品追加の項目の2017年~2018年頃の部分に「北米 NEW SUV」の記載が。

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【出典:際立とう2020

現在、スバルのSUVは主力市場となる北米では、「アウトバック(日本名レガシィアウトバック)」、「フォレスター」、「クロストレック(日本名XV)」がラインナップされていますが、トライベッカがなくなって以来ラインナップされていない大型SUVがこの「北米 NEW SUV」に当てはまると見られていました。

そんな中、そのトライベッカ後継車と見られる新型SUVのスパイショットが出回り始めました。

アセントのスパイショット画像はこうだった

トライベッカ後継車と見られる新型SUVのスパイショット画像がこちらです。

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【出典:caranddrive.com】

フロントグリルにレガシィアウトバック風の6角形グリルが採用されていることが分かります。

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そしてリアのコンビランプに関してはハッチゲート側にくっついた縦長の四角形となっており、これはフォレスター風と言えます。

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またサイドビューに関しては、アウトバックというよりかはフォレスターをロングにしたようにも見えるデザインであり、その長さやボディ側面の絞り込み具合を見る限り、3列シートの可能性が非常に高いです。

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これらの事を踏まえると、アウトバックとフォレスターを足して2で割ったものを大型化させたものになる。

そういう見立てがこの時にされました。

<アウトバック>

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<フォレスター>

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そして、本格的なコンセプトカーの「VIZIV-7 SUV CONCEPT」としてまずは、ロサンゼルスモーターショー2016にて初めて姿を現します。

アセントコンセプトの前にロサンゼルスモーターショー2016にてコンセプトカーを公開していた

アセントコンセプトの前身となるコンセプトカー「VIZIV-7 SUV CONCEPT」が公開されたのは、2016年11月18日(現地時間)に開催されているロサンゼルスモーターショーのことです。

<VIZIV-7 SUV CONCEPT>

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「VIZIV-7 SUV CONCEPT」のボディサイズは全長5200×全幅2030×全高1860mm、ホイールベースが2990mm、タイヤサイズは265/55 R21。

この「VIZIV-7 SUV CONCEPT」についてスバルは以下の公式リリースを出していました。

このSUBARU VIZIV-7 SUV CONCEPTは、スバルラインアップ上最大となるボディスタイルで、将来のスバル多人数SUVを提示しています。3列シートの全座席においてゆとりある室内空間を提供するボディサイズとスバル共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC x SOLID”を採用し、2018年にスバルが北米市場に導入予定の3列ミッドサイズSUVのサイズ感を表現します。

【出典:スバル公式リリース

これこそトライベッカ後継の新型の3列シートSUVと期待され、ついに2017年この「VIZIV-7 SUV CONCEPT」の市販モデルとなるアセントのコンセプトカーが登場することとなりました。

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西大寺編集長
余談になりますが・・・

今年の東京モーターショーはかなり盛り上がりそうです!

あなたはどの新車に興味ありますか?

ライバルにはマツダCX-9とフォードエクスプローラーを想定か

実は、アセントのテストカーのスパイショット撮影時に、テスカーと共に、マツダのCX-9とフォードのエクスプローラーが比較車両として映っていました。

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これらの車種は共に全長5m、全幅1.9mを越えるビッグサイズの北米向けSUVであり、まさに比較車両としてはピッタリとも言える存在です。

<マツダCX-9のボディサイズ>

  • 全長5065mm
  • 全幅1930mm
  • 全高1728mm
  • ホイールベース2870mm

<フォードエクスプローラ―のボディサイズ>

  • 全長 5020mm
  • 全幅 2000mm
  • 全高 1805mm
  • ホイールベース 2860mm

ちなみに、マツダのCX-9については、2016年に10年ぶりにフルモデルチェンジされた3列シート7人乗りのSUV。

スバルとしては、アセントのライバル車種としては、新型CX-9が最も意識しているというのは間違いないと言えるでしょう。

<CX-9>

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※CX-9の詳しい情報はこちらの記事にて

マツダ新型CX-9の最新情報

アセントにはSGPと直4ターボ採用

新型SUVのアセントには、スバルの新世代プラットフォームSGP(スバルグローバルプラットフォーム)が採用されます。

<SGPのメリットについて>

スバルグローバルプラットフォームのメリットは走りだけに留まらず、SUBARUの強みである総合安全性能のレベルも大幅に引き上げます。

徹底した高剛性化と低重心化により、優れた危険回避性能を実現。高められたブレーキ性能と相まって、突然の回避操作に対してもクルマが素早く反応します。

また衝突安全性能も進化を遂げています。車体強度を高めるとともにフレームの通しを最適化し、衝撃を効果的に吸収するボディ構造を実現。世界中の安全アセスメントで高い評価を得ているSUBARUの衝突安全性能を、一段と高めています。

【出典:スバル公式サイト

 大型SUVということで、SGPの限界範囲最大のボディサイズとなります。

搭載されるエンジンについては、排気量2.5ℓで直噴4気筒のダウンサイジングターボエンジンが採用される見通しです。

PHVモデルのラインナップにも期待

北米主力のSUVということを考えると、カルフォルニア州のZEV規制の対策は避けては通れません。

<ZEV規制について>

自動車メーカーが、米国カリフォルニア州で自動車を販売する場合、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)など排ガスを出さない無公害車(ZEV:Zero Emission Vehicle)を一定比率以上販売しなければならない規制のこと。現状では、ZEVのみで基準をクリアすることは難しいため、プラグインハイブリッドカー、ハイブリッドカーなど排ガスがクリーンな車も含めることが許容されている。

自動車の排ガス規制の厳しさで有名なカリフォルニア州で独自に制定されたのを皮切りに、自動車販売の市場規模が大きなニューヨーク州など複数の州にも拡大される見通しとなっている。

規制基準を達成できないメーカーは、罰金を支払うか、規制基準を達成した他のメーカーからクレジットと呼ばれる超過分のZEV排出枠を別途購入しなければならない。

なお、2017年からは、現在ZEVに許容されているエンジンと併用するハイブリッドカーが除外されるなど規制強化が予定されており、日本の自動車メーカーには厳しい状況となることが予想されている。

【出典:野村證券公式サイト

この為、PHV(プラグインハイブリッド)モデルの追加は十分考えられます。

スバル初のPHVモデルについては、次期XVが有力候補として挙がっていますが、この新型SUVとどちらが先にスバル初のPHV搭載車になるのかも注目のしどころです。

スバルXVの新型が2017年にフルモデルチェンジ!PHV化でプリウス並みの低燃費実現か!?

「際立とう2020」では、2017~2018年後に北米ZEV規制対応PHV投入が掲げられており、また、XVの北米モデル「 クロストレック」の ハイブリッドモデルの廃止の可能性を海外サイトがすでに報じている点等も考慮すると、この新型SUVがスバル初のPHV採用車になる可能性が高いように思います。

際立とう2020

<クロストレック(XV)ハイブリッドの廃止に関するソース>

The Subaru Crosstrek will receive minor updates for the 2017 model year. The most notable changes will be the addition of a new Premium Special Edition variant and the discontinuation of the Crosstrek Hybrid.

【出典:carsdirect.com

アセントの発売は2018年!日本発売にも期待したいが・・・

アセントの発売に関しては、ニューヨークオートショーで2018年に北米で市場導入予定であることが発表されました。

ちなみに、2016年6月に開催された第85期定時株式総会の資料にも、平成30年(2018年)に北米多人数SUVを投入と表記されています。

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【出典:第85期定時株式総会の資料

実際に量産モデルが公開されるのは2017年11月に開催されるロサンゼルスモーターショーが有力です。

気になるアセントの日本発売に関してですが、現時点では導入されるという情報はありません。

正直日本では、ボディサイズのこと等を考えると需要が少なく、可能性は低いでしょう。

ライバルのマツダに関してもCX-9の導入の見通しが経っていないことからも、この規模の車を日本投入するのはメーカーとしては、コストの面を考えても相当リスクのある冒険的なチャレンジとなります。

日本での3列シートSUVに関しては、ミニバンからクロスオーバーSUVへと進化したエクシーガのクロスオーバー7がその役割を担っている部分もありますし、厳しいと言わざるを得ないのではないでしょうか。

逆に、北米ではトライベッカでなし得なかった大型SUV投入の成功を今度こそはつかむ必要があります。

アセントが北米で受け入れられるのかどうか要注目です。

アセントに関する続報が入れば、追ってお伝えします。

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