日産のコンパクトカー キューブのフルモデルチェンジに関する最新情報を本記事では紹介します。
キューブに関しては、人気モデルながら約10年以上モデルチェンジが実施されていません。
今後の見通しも不明確であることから、次期モデルまで待つべきか、それとも思い切ってライバル車に乗り換えるべきか悩む既存のユーザーは非常に多いです。
そこで今回は、次期キューブのフルモデルチェンジに関する最新情報と予想情報をお伝えします。
この記事のポイント!
- ヒントとなりそうなコンセプト
- e-POWER
- プロパイロット
- ライバル車種
次期キューブ最新情報!フルモデルチェンジの予想変更点
新型キューブ エクステリア(外観)デザインの予想
Vモーショングリル
次期キューブで採用がほぼ確実と思われるのが日産のデザインアイデンティティとなるVモーショングリル。
このVモーショングリルというのは、近年の日産の新型車のフロントグリルに採用されているデザインです。
次期キューブ 外装デザインのヒントとなるコンセプト
次期キューブの外装デザインのヒントになると見られるコンセプトカーがいくつかあります。
次のコンセプトカーです。
タウンポッド
パリモーターショー2010で公開された日産のコンセプトカー「タウンポッド」
このコンセプトカーは、今までのスタイルにとらわれない新しいタイプの若い起業家をターゲットにした、乗用車の快適性と商用車の実用性を両立させたEVとして発表されました。
リアのデザインなどがキューブっぽさを感じさせられる所から、当時、次期キューブのデザインコンセプトとして見られることもありました。
TEATRO for DAYZ
2015年に公開された軽自動車の次期デイズと見られるコンセプトカー。
そのデザインは、どちらかというとデイズというよりもキューブっぽいという意見も多く、このデザインテイストが次期キューブに活かされる可能性は十分にありそうです。
次期キューブには、キューブの名にふさわしく四角いデザインが採用された先進的なプチバンデザインになると予想します。
インテリア(内装)デザイン予想
次期キューブの内装デザインとして参考になるのが新型リーフのインテリアデザイン。
同じコンパクトカーの日産最新デザインということもあり、近いデザイン採用が予想できます。
次期キューブにe-POWER採用の可能性
日産はe-POWER搭載車を2022年までに5車種を日本国内で発売する予定としています。
この5車種の内の1車種が次期キューブもしくはキューブ後継モデルと見られています。
その他、4車種に関しては、
の可能性が有力です。
次期キューブ 先進安全装備のプロパイロットに注目
次期キューブに搭載の可能性が高いのが同一車線自動運転技術の「プロパイロットシステム」。
このプロパイロットを使うことで高速道路走行時に、
- 自動で車線の中央を走ってくれる
- 自動で先行車の動きに合わせて付いていってくれる(完全停止まで対応)
といったことが可能になるのですが、これがコンパクトカーであるキューブに採用となると、一気にライバルと差をつけるポイントになります。
次期キューブの発売時期を考えると、高速道路でレーンチェンジも自動で可能となるプロパイロット2.0が採用されることも予想できます。
次期キューブのパワートレインと燃費に関して
次期キューブのパワートレインに関しては、ノートに採用されているHR12DDRエンジンである「直列3気筒 DOHC 1.2L直噴スーパーチャージャー」を改良したエンジンが予想されます。
燃費性能に関しては、現行のJC08モードで19.0km/Lから25.0km/L程度まで向上を目指されていると思われます。
キューブ後継車として3列シート7人乗りトールワゴンの可能性も
キューブがフルモデルチェンジをせずに、後継車となる3列シート7人乗りトールワゴンの発売の噂もあります。
かつて7人乗り3列シートタイプの「キューブキュービック」が2代目キューブの時代に発売されていましたが、その3列シートタイプが次期キューブで再度ラインナップ化される可能性も考えられます。
スライドドア搭載でライバル車対抗か
3列シート7人乗りモデルのラインナップは、根強い人気を誇るトヨタのシエンタ、ホンダのフリードといったコンパクトミニバンに対抗するためとも考えられます。
次期キューブの発売時期はいつ?
次期キューブへの発売時期は2019年以降が有力です。
3代目となる現行型キューブが発売されたのは2008年なので、4代目へのフルモデルチェンジは10年以上かかる事になります。
新型キューブのライバル車の状況
トヨタ シエンタ
シエンタは2018年9月にマイナーチェンジを行い商品力向上が図られました。
新型シエンタ最新情報!マイナーチェンジ変更点解説。2018年に5人乗りモデル追加ホンダ フリード
フリードは、2016年9月16日に全面改良されましたが、時期的に2019年頃にマイナーチェンジが有力。
次期キューブがライバル車に勝つには
その2つのライバル車よりも後発となる4代目の新型キューブが快進撃を展開するには、
- 3列シートモデルを追加
- シリーズハイブリッドシステムのe-POWER
- 同一車線自動運転技術の「プロパイロットシステム」
といった3つの内容をいかに実現できるかどうかにかかっているのではないでしょうか。
スペース重視のコンセプトを持ち、ユニークでおしゃれな四角いデザインがこれまで多くのユーザーの心をつかんできましたが、それに新技術を加えることで新型キューブはシエンタ、フリードにも負けない人気を得ることは十分可能だと思います。
次期キューブに続報に期待してお待ちください。