トヨタ自動車が北米で販売しているフラグシップセダンのアバロンが2018年にフルモデルチェンジしました。
アバロンは、アメリカでは4代代目として2012年から販売されていましたが、6年の時を経て全面改良となります。
そんな5代目となる次期アバロンは、2017年にセダン復権を掲げてモデルチェンジしたカムリに続き、TNGA思想で作られたトヨタ新世代のセダンとして期待されます。
残念ながら日本発売は見込めませんが、かつてはプロナードとして発売されていたこともあり、一部ファンにとっては気になる車種ではないでしょうか。
今回は、新型アバロンのフルモデルチェンジ最新情報をお話します。
トヨタ新型アバロンの外観・外装(エクステリア)デザイン
トヨタ新型アバロンの外観(エクステリア)デザインには、
- スポーティなXSEグレード
- 高級感のあるXLEグレード
というように北米仕様のカムリ同様2パターン用意されています。
新型アバロンXSEグレード
新型アバロンXSEグレードの外装は、ピアノブラックでメッシュタイプの大型グリルが特徴。
サイドビューは、カムリ同様クーペ調のデザインとなっていますが、独特なキャラクターラインがポイント。
リアコンビランプには、レクサスUXのように一直線タイプのデザインが採用されている所が特徴です。
また、スポーツモデルらしく4本マフラーも装備されています。
新型アバロンXLEグレード
新型アバロンXLEグレードのフロントグリルは、XSEグレードとは異なるラグジュアリーな雰囲気のデザインを採用。
北米仕様の新型カムリのラグジュアリーモデルをよりグリルサイズを拡大したようなデザインとなっています。
サイドビューは、ホイール以外XSEグレードとほぼ共通のデザイン。
リアに関しては、XSEグレードにあった4本マフラーがない所が異なるポイントに。
トヨタ新型アバロンのボディサイズ
トヨタ新型アバロンのボディサイズは、次の通りです。
- 全長4,978mm
- 全幅1,849mm
- 全高1,435mm
- ホイールベース2,870mm
トヨタ新型アバロンの内装(インテリア)デザイン
トヨタ新型アバロンの内装(インテリア)デザインがこちらです。
大型ディスプレイをセンターコンソール上部分に装備。
米国トヨタのフラグシップセダンということもあり、高級感とゆとりのある室内空間となっています。
トヨタ新型アバロンの動画
トヨタ新型アバロンのプラットフォーム TNGAプラットフォーム
フルモデルチェンジする新型アバロンの注目はなんといってもトヨタ次世代テクノロジーとなるTNGAを採用したプラットフォームが採用されるという事。
新型アバロンのTNGAプラットフォームには、新型カムリ同様にKプラットフォームが採用されることとなります。
車体の軽量化、低重心で高剛性による走行性能の向上と安定化、燃費性能の向上といった恩恵が期待できる状況です。
トヨタ新型アバロンのパワートレイン
トヨタ新型アバロンのパワートレインには、
- 3.5LのV型6気筒エンジンのガソリンモデル
- 直噴2.5L直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドモデル
がラインナップ。
ガソリンエンジンモデルは、3.5リッターV6エンジンと8ATをマッチングさせたシステムを採用。
そしてハイブリッドモデルは、新型エンジンのダイナミックフォースエンジンとTHSⅡを活用したシステムとなります。
トヨタ新型アバロンの先進安全装備
トヨタ新型アバロンの先進安全装備には、「トヨタ・セーフティセンスP」の最新版が搭載されます。
- 自動ハイビーム
- リアクロストラフィック警告機能付きのブラインドスポットモニター
- バックガイドモニター付きバックカメラ
といった装備も標準装備。
他にはオプションにて、
- インテリジェントクリアランスソナー
- パノラマビューモニター
- リアクロストラフィック・ブレーキシステム
といった装備が設定されています。
トヨタ新型アバロンの価格・値段情報
トヨタ新型アバロンの販売価格は、
- XLEグレード:35,500ドル(約387万円)
- Hybrid XLEグレード:36,500ドル(約398万円)
- XSEグレード:38,000ドル(約414万円)
- Hybrid XSEグレード:39,000ドル(約425万円)
- Touringグレード:42,200ドル(約460万円)
- Limitedグレード:41,800ドル(約456万円)
- Hybrid Limitedグレード:42,800ドル(約466万円)
となっています。
トヨタ新型アバロンの発売時期(発売日)はいつ?
トヨタ新型アバロンは、2018年5月に発売となりました。
ちなみに日本発売の予定はありません。
2018年6月に日本では新型クラウンがデビュー
トヨタ自動車の北米市場でのフラグシップセダンとしてアバロンが2018年にフルモデルチェンジをすることになりますが、日本市場では同じ2018年にクラウンがフルモデルチェンジします。
次期アバロンと次期クラウンに共通するのは、トヨタブランドの高級セダンであり、高級セダンとして初めてTNGA世代の車となることです。
次期クラウンは、ユーザーの若返りを目指し、日本市場での盛り返しが目指されます。
次期アバロンも含め、新型カムリ、新型レクサスとトヨタ製の次世代セダンが今後、セダン市場の復権の要となるのか、要注目です。
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