スバルのクロスオーバーSUVのフォレスターが2017年4月3日にE型へマイナーチェンジ(年次改良)しました。
これは、2012年から発売されている4代目のSJ系として最後のモデルとなる見通しであり、現行型フォレスターの完成形とも言えます。
また、2017年8月22日には特別仕様車「Smart Edition」も発売されることも決定。
そんなフォレスターE型の最新情報を今回、お伝えします。
追記 次期フォレスターの発売が決定
5代目となる次期フォレスターがついに発売されました。
次期フォレスターの情報に関しては、次の記事にて解説しています。
スバル フォレスターE型 2017年4月3日に発売!変更点について
2017年4月3日に発売されるフォレスターE型の内容は以下の通りとなります。
フォレスターE型にアイサイトver3を全グレードに搭載
フォレスターE型では、ほぼ全てのグレードにアイサイトver3が搭載されることになります。
※6MTの2.0i-Lグレードのみ非搭載
それに伴って、D型までアイサイトが設定されていなかった「2.0i」と「2.0i-L」グレードは廃止※となります。
※2.0i-Lグレードは、6MTモデルのみ継続でラインナップ
フォレスターE型 アイサイトのアクティブレーンキープが進化
フォレスターE型に搭載されるアイサイトver3のアクティブレーンキープは、これまで65km/h以上で作動していた条件が、60km/h以上から作動可能へと変更されます。
これは2016年に発売されたレガシィC型と同様の改良です。
アイサイトのさらなる詳細はこちらで解説。
フォレスター 特別仕様車「Brown Leather Selection」「Style Modern」の廃止
2016年7月11日に、スバル初となる水平対向エンジン搭載車「スバル1000」の発売50周年を記念して発売された特別仕様車「Brown Leather Selection」、そして続いて同年10月3日に同じく「スバル1000」50周年記念として発売された特別仕様車「Style Modern」がフォレスターE型では廃止されることになります。
<Brown Leather Selection>
<Style Modern>
2016年に50周年記念として発売された特別仕様車なので、2017年に廃止というのは当然の流れとも言えます。
X-BREAKに特別仕様車設定
そしてフォレスターE型には、オレンジカラーをアクセントにしたX-BREAKの特別仕様車が設定されます。
その特別仕様車の内容は、
- 17インチアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)
- ブラックルーフレール
- X-BREAKリヤオーナメント
- フロントフォグランプ(オレンジ加飾付)
- キーレスアクセス&プッシュスタート(標準装備)
- 運転席・助手席8ウェイパワーシート(標準装備)
- フロントグリル(シルバーメッキ+ブラック塗装)
- ブラックカラードドアミラー
- サイドクラッディング(オレンジモール付)
- アドバンスドセイフティパッケージ
となります。
その価格2,754,000円。
ブラックのルーフレールかっこいいですよね。
ブラックルーフレールと言えば、初代フォレスターや初代インプレッサXVを思い出してしまうのは私だけでしょうか。
<インプレッサXV>
ボディカラーの「タンジェリンオレンジ・パール」「デザートカーキ」廃止
フォレスターX-BREAKに設定されていたボディカラーの
- タンジェリンオレンジ・パール
- デザートカーキ
この2色のボディカラーは廃止されることになります。
デザインや足回りの変更は行われず、新型インプレッサに採用されている電動パーキングブレーキ搭載は、次期モデルまでおあずけとなります。
2017年8月22日 特別仕様車「Smart Edition」発売!
フォレスターE型の「2.0XT EyeSightグレード」と「S-Limitedグレード」をベースに開発された特別仕様車のSmart Editionが2017年8月22日に発売されることとなりました。
Smart Editionの内容としては、
<エクステリア>
- フロントグリル(ダークメッキ)
- 電動格納式リモコンカラードドアミラー(LEDサイドターンランプ&ターンインジケーター付)(ブラックカラード)
- ルーフアンテナ(シャークフィンタイプ)(ブラックカラード)
- ルーフレール(ブラック)
- サイドクラッディング(クロームモール無)
<インテリア>
- インパネ加飾パネル(シルバー塗装)
- センタートレイ&ドアグリップ加飾(シルバー塗装)
という特別装備が採用されることになります。
特別仕様車Smart Editionの画像がこちらです。
【ダークメッキ化されたグリル】
【ブラックカラードの電動格納式リモコンカラードドアミラー】
【シャークフィンタイプ&ブラックカラードとなるルーフアンテナ】
【ブラックタイプのルーフレール】
【ブラックタイプのルーフレール】
【インパネ加飾パネル等にシルバー加飾されたインテリア】
ボディカラーに関しては、以下の5色がラインナップされます。
- クリスタルホワイト・パール
- クリスタルブラック・シリカ
- セピアブロンズ・メタリック
- ヴェネチアンレッド・パール
- ダークブルー・パール
フォレスターSmart Editionの価格はこちらとなります。
2018年に新型フォレスターへ世代交代
2018年には、5代目フォレスターへフルモデルチェンジをしていよいよ世代交代をします。
次期フォレスターは、スバル新世代プラットフォームSGPの採用や次世代アイサイトの搭載など魅力的な部分が多く、2017年3月にフルモデルチェンジした新型XVとは一味違うクロスオーバーSUVとして期待されます。
成熟した現行型フォレスターのE型を買うのか、それとも2018年に出る次世代フォレスターまで待つのか。これは、悩みどころですね。
フォレスターに関する最新情報が入れば、追ってお伝えしますね。