新型ヴィッツハイブリッドが2017年1月12日のマイナーチェンジで発売!アクア並みの燃費性能でデビュー

トヨタのコンパクトカーのヴィッツが2017年1月12日にマイナーチェンジを実施しました。

今回のマイナーチェンジの目玉は、いよいよヴィッツにハイブリッド車がラインナップされるということです。

ちなみに、そのヴィッツハイブリッドに採用されるハイブリッドシステムの燃費性能は、JC08モードで34.4km/Lとなり、37.0km/Lのアクアに近い内容となっている点にも注目です。

そこで今回は、ヴィッツのマイナーチェンジ&ヴィッツハイブリッドに関する最新情報をお話します。

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新型ヴィッツ 2017年に2度目のマイナーチェンジを実施

3代目となる現行型ヴィッツが発売されたのは2010年12月のことで、2014年4月に一度マイナーチェンジが実施されています。

<2014年にマイナーチェンジされた現行中期型ヴィッツ>

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2017年1月には発売から約6年以上立つということもあり、本来であればフルモデルチェンジが実施されても良い時期とも言えます。

しかしながら、今回は2度目のマイナーチェンジという形で現行モデルの延命化が図られることになりました。

最近のトヨタと言えば、エスティマやアリオン・プレミオ、マークX等々、2度に渡るビッグマイナーチェンジを実施して現行モデルの延命化を図る傾向にあるので、特に不思議ではありません。

ヴィッツ 2017年のマイナーチェンジの内容について

今回のヴィッツのマイナーチェンジではデザインが改良されました。

<新型ヴィッツハイブリッドの画像>

2014年のマイナーチェンジでは主にフロントのデザインがキーンルックを採用するといった形で大きく改良されましたが、今回は、フロントバンパー・ロアグリル・ヘッドランプ・フォグランプカバーが変更され、躍動感のある、よりダイナミックなデザインになりました。

ややアクアのデザインに近づいたとも言えるのではないでしょうか。

<アクア>

そして、今回のマイナーチェンジでは、フロントよりもリアのデザインが大きく変更されています。

その新型ヴィッツのリアのデザインがこちらです。

リアの変更箇所は、バックドア・バックドアガーニッシュ・リヤコンビネーションランプ・リヤバンパー・リヤワイパーとなります。

マイナーチェンジ前は、縦型のデザインのテールランプが採用されていましたが、マイナーチェンジ後は横長上のデザインに変更されています。

<マイナーチェンジ前のヴィッツのリア画像>

マイナーチェンジ後のヴィッツのリアのコンビランプのデザインは、オーリスに近く、またナンバープレート周辺は新型プリウスPHVのように台形のラインで囲むようなデザインになっていることも伺えます。

<オーリス>
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<新型プリウスPHV>

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その他、マイナーチェンジ後のヴィッツの画像は以下の通りとなります。

<HYBRID U>

<HYBRID F>

<Jewela>

<U“Sportyパッケージ”>

ボディサイズについて

マイナーチェンジ後のヴィッツのボディサイズは、全長3,945mm×全幅1,695mm×全高1500mmとなり、マイナーチェンジ前よりも全長が60mm長くなりました。

新ボディカラーについて

今回のマイナーチェンジで新たなヴィッツのボディカラーとして、以下のカラーが加わることになりました。

  • クリアブルークリスタルシャイン
  • アバンギャルドブロンズメタリック

そしてシャイニーデコレーション限定カラーとして

  • ダークブルーマイカ
  • オリーブマイカメタリック

後は、これまでと同じ以下の13色で、合計17色となります。

  • スーパーホワイトⅡ
  • ホワイトパールクリスタルシャイン
  • シルバーメタリック
  • グレーメタリック
  • ブラックマイカ
  • スーパーレッドV
  • チェリーパールクリスタルシャイン
  • オレンジメタリック
  • ルミナスイエロー
  • ブルーメタリック
  • ダークレッドマイカメタリック
  • ボルドーマイカメタリック
  • ジェイドグリーンメタリック

安全装備に「Toyota Safety Sense C」+「ヒルスタートアシストコントロール」

マイナーチェンジ後のヴィッツには、これまで設定されていた衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」に加えて、ヒルスタートアシストコントロールが全車標準装備されることになりました。

【Toyota Safety Sense Cの内容】

  • プリクラッシュセーフティシステム(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)
  • レーンディパーチャーアラート
  • オートマチックハイビーム
  • 先行車発進告知機能

トヨタセーフティセンスのさらなる詳細はこちらにて。

トヨタセーフティセンスPとCの違いって知ってる?2017年度末までにトヨタ車全てに搭載予定

その他改善内容について

その他、今回のマイナーチェンジでは、

  • 新構造のショックアブソーバーの採用
  • ボディ各部のスポット溶接増し打ち
  • インストルメントパネルまわりのブレースの板厚アップ

によって、ボディ剛性の強化と優れた操縦安定性と乗り心地が両立されることになりました。

ヴィッツRSはGRスポーツへ名称変更

ヴィッツには、スポーツグレードとしてRSグレードがラインナップされていましたが、後々、このRSグレードがGRスポーツという名称に変更される模様です。

このGRスポーツグレードに関しては、今回のマイナーチェンジから少し遅れて6月頃発売となる見通しです。

GRスポーツグレードは、109馬力の直41.5Lエンジンを搭載する唯一のモデルとしてラインナップされることとなり、それにともなって、その他のグレードは、直41.5Lエンジンの搭載はなくなり、69馬力の直3 1Lエンジンと、109馬力の直4 1.3Lエンジンの2タイプが搭載という形になります。

ちなみに、このGRという名称は、ヴィッツだけではなく、今後、他のトヨタ車でもG’sに代わって採用されていくと見られています。

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ヴィッツハイブリッドがラインナップ!アクアの燃費性能の近い数値へ

今回のヴィッツのマイナーチェンジの大目玉となるのがハイブリッドモデルがラインナップされることです。

実は、ヴィッツは海外で「ヤリス」という販売されているのですが、欧州仕様のヤリスにはすでに2012年からハイブリッドモデルがラインナップされていました。

<ヤリスハイブリッド>

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これは、欧州では日本で人気のハイブリッド専用コンパクトカーアクアが販売されていないため、その代わりにヤリスにハイブリッドシステムを搭載して販売しているといった事情がありました。

しかしながら日本でも、ハイブリッドで人気を集めているアクアに倣って、ヴィッツでもハイブリッド採用で勢いを伸ばすため、ヤリスハイブリッドを実質逆輸入のような形で導入といったことになります。

2016年4月にオーリスに欧州で設定されていたハイブリッドモデルが日本で導入された時と同じような感じと言えるでしょう。

<オーリス>

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ただ、ヴィッツハイブリッドに採用されるハイブリッドシステムは現行アクアと同様の最新の1.5L小型ハイブリッドシステムが採用されることになりました。

ヴィッツハイブリッドのスペックも以下のアクアのハイブリッドスペックと同様のものとなります。

<参考 アクアのハイブリッドシステム>

アクアのハイブリッドシステム

【出典:トヨタ アクア公式ページ

これによって新型ヴィッツハイブリッドの燃費性能は、アクア同様の世界トップレベルの低燃費となるJC08モードで37.0km/Lに近い34.4km/Lの数値を達成しています。

ちなみに、2015年11月には中日新聞が以下の内容を記事にしていました。

 トヨタ自動車は小型車「ヴィッツ」=写真=にハイブリッド車(HV)を加える方針を固めた。二〇一七年四月の消費税増税の前後に投入するとみられる。低価格なHVの投入で、安値を武器に販売を伸ばす軽自動車に対抗する狙い。現行ガソリン車の燃費は一リットル当たり二十五キロにとどまっており、HVで四十キロ前後を目指す。

トヨタには小型HVとして「アクア」があり、燃費は一リットル当たり三十七キロ。価格は最も安いグレードで比べると、ヴィッツの方が約三十五万円安い。ヴィッツはアクアよりも小さく、HVを搭載しても軽自動車に対して競争力のある価格にできるとしている。

【中日新聞より】

消費税増税に関しては、2019年10月まで実施が延期されることになりましたが、この報道時は、ヴィッツハイブリッドの燃費性能は、40km/ℓ前後という現行型アクアよりも燃費性能が高くなる可能性が取り沙汰されていたものの、実際には34.4km/Lに落ち着いています。

一見、ヴィッツハイブリッドは、37.0km/Lのアクアよりも燃費性能で劣るように見えますが、アクアは、オプションを装備して車両重量が1,090kg以上になった場合やアクアX-URBANモデルに関しては、燃費性能が33.8km/Lとなるため、実は、一概にヴィッツハイブリッドが劣るとは言えません。

ヴィッツハイブリッド専用装備

ヴィッツハイブリッドには専用装備として、針がブルーに加飾されたハイブリッド用スピードメーターが採用されています。

また、メーターの右下には4.2インチカラーTFT液晶のハイブリッド用マルチインフォメーションディスプレイが採用されており、高精細の液晶画面に、エコ運転へと導く多彩な情報を表示されるようになっています。

<エネルギーモニター表示時>

<燃費ランキング表示時>

<エコウォレット履歴表示時>

燃費ランキングやエコジャッジといった、ゲーム感覚で楽しめるように工夫されたコンテンツが充実しているところもポイントの一つです。

マイナーチェンジ後のヴィッツの価格

ヴィッツのマイナーチェンジ後の価格は以下の通りになる見通しです。

〇ヴィッツハイブリッドモデル(FF)

  • HYBRID Fグレード 1,819,800円
  • HYBRID ジュエラグレード 1,983,960円
  • HYBRID Uグレード 2,087,640円
  • HYBRID Uグレードスポーティパッケージ 2,237,760円

〇1リッター直3モデル(FF)

  • Fグレード 1,325,160円
  • Fグレード(Mパッケージ) 1,181,520円
  • Fグレード(SmartStopパッケージ) 1,405,080円
  • ジュエラグレード 1,473,120円
  • ジュエラグレード(SmartStopパッケージ) 1,553,040円

〇1.3リッター直4モデル(FF)

  • Fグレード 1,481,760円
  • ジュエラグレード 1,703,160円
  • Uグレード 1,798,200円
  • Uグレードスポーティパッケージ 1,952,640円

〇1.3リッター直4モデル(4WD)

  • Fグレード 1,589,760円
  • ジュエラグレード 1,811,160円
  • Uグレード 1,906,200円

マイナーチェンジ前に比べて、約3万~約5万5千円程度の値上げとなります。

ヴィッツハイブリッドを含めて、マイナーチェンジした新型ヴィッツは全国のネッツ店を通じて1月12日に発売されています。

ヴィッツハイブリッドは、アクア並みの性能を得てライバル車を追えるのか

ヴィッツを含むコンパクトカー市場はとにかく低燃費技術のアピールが消費者に受け入れられやすいとあって、各メーカーこぞって開発を競い合っている状況です。

実際、ヴィッツのライバル車となるマツダのデミオはディーゼルエンジン、日産ノートはEV技術を取り入れたハイブリッドシステムの「e-POWER」システムを採用し、そしてホンダのフィットに関しても2017年には大幅な改良で燃費向上が達成される見通しとなっています。

そういう状況の中、ヴィッツにハイブリッドが採用されるというのは必然と言えるのではないでしょうか。

ただハイブリッドを追加というだけでは目新しさはありませんが、アクア並みの燃費性能を達成し、アクアよりもコスパが良いという事をアピールできれば、十分ライバル達にヴィッツハイブリッドが立ち向かうことができるでしょう。

そうなれば、逆にアクアの立場が危ういのではと思えますが、アクアに関しても2017年度には新型登場してさらなる燃費性能向上が見込まれています。

2016年8月の販売台数を見てもアクアは後を追うフィットよりも4000台以上という圧倒的な差を付けています。

<新車乗用車販売台数ランキング2016年8月>

販売台数

【出典:日本自動車販売協会連合会公式サイトより】

ここまで余裕のある売り上げを誇るということや、2017年度にはアクアの新型も出てさらなる燃費性能向上が見込まれていることもあって、少しの期間をヴィッツハイブリッドに花を持たせてあげると考えても問題はないと判断されたのではないでしょうか。

次期ヴィッツのフルモデルチェンジは2019年の見通しとなっているので、それまでの間、ヴィッツハイブリッドがどこまで現行型を盛り上げることができるのか、要注目です。

新型ヴィッツのフルモデルチェンジは2019年の見通し!TNGAのBプラットフォーム採用

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