新型ハリアーのフルモデルチェンジ最新情報!2020年5月頃予定の次期モデル予想変更点等々

新型ハリアーのモデルチェンジ最新情報

この記事の目次

ハリアーの歴史を解説!歴代モデル(レクサスRXを含む)の動向

クロスオーバーSUVとして絶大な人気を誇るハリアー。

SUVのイメージを大きく塗り替えた高級SUVの先駆けとして知られています。

さらに一時期は、レクサスブランド以降に伴ってブランド消滅となったことがあったものの、その人気の高さゆえ復活を遂げる程の存在。

そんなハリアーはどのような歴史をたどってきたのか、見ていきましょう。

初代ハリアー (SXU・ACU・MCU1#)【販売期間1997年 – 2003年】

出典:Wikipedia

 

ハリアーが初めてデビューしたのは、今から20年以上前となる1997年のことです。

初代ハリアーは、XV20系の6代目カムリのプラットフォームをベースに開発されました。

それまでSUVと言えば、オフロード向けのでゴツゴツした4WD車というイメージが浸透していました。

ポイント
そんな中、ハリアーは、高級車の雰囲気を漂わせ、都会に似合うラグジュアリーSUVとして登場し注目を集めました。

また、初代ハリアーは、“スポーツ・ユーティリティ・サルーン”とも名乗っていました。

この初代ハリアーのデビューは多くの人に衝撃を与えました。

さらに北米では、ハリアーではなく、レクサスブランドの「レクサスRX」としてデビューし、瞬く間に北米市場の一世を風靡。

ついには、このクラスの販売量にて世界最大級を誇るようにまで売れるようになったのです。

この初代ハリアーこそが、「高級クロスオーバーSUV」を新たに開拓した新世代SUVの先駆けなのです。

その後、20年経った現在、高級クロスオーバーSUVの人気はますます高まる一方であり、SUV市場自体がトレンドになっているのが現状です。

今でこそヴェゼルとかCX-5とかいろんなSUVがあるけど、ハリアーがなかったら、今の市場の勢力図は大きく変わってたかもしれません。

また、一昔前は、SUVが一流ホテルのエントランスに止めても似合うというのは、考えられなかったはずです。

昔の「高級サルーンと言えばセダン一色」といった感じから、ハリアーの登場でSUVにも高級路線が切り開けたという功績も大きいと言えます。

初代ハリアーは、ワイルドでかつフォーマルがキャッチコピー

当時のCMを覚えている方はおられるでしょうか?

広告のキャッチコピーは「WILD but FORMAL」でしたが、ライオンの顔をした人物が登場するCMは、まさにSUVのワイルドさとハリアーの高級感が上手く訴求された内容になっていました。

北米市場では女性に人気だった

初代ハリアーは、北米のレクサスRXの方が大きく盛り上がったというイメージが強くお持ちの方も少なくないでのではないでしょうか?

実は初代レクサスRX300は、北米ではユーザーの70%が女性だったと言われています。

その反面、日本では男性ユーザーがほとんどだったという…

今でもハリアー言うたら男の人が乗ってる印象が強いですが、その理由としては、高級感がありスタイルがいいものの、やはりサイズが大きく、日本では乗車するのに抵抗する方が多かったと推測できます。

それもあって、2代目ハリアーでは、女性が乗車しやすいように考慮して、安全性能や乗車機能の改善が図られました。

2代目ハリアー(ACU・MCU・GSU3#)【販売期間2003年ー2013年】

出典:Wikipedia

初代ハリアーのデビューから6年後となる2003年に初のフルモデルチェンジが実施され、2代目ハリアーが誕生しました。

初代同様、サルーンとしての性格はそのままに、よりスポーティ&ダイナミックでジェット機をイメージしたデザインが採用されています。

ポイント
2代目ハリアーには、世界初となるプリクラッシュセーフティシステムが搭載された所がポイントです。

これは、完全停止する自動ブレーキではないのものの、前方の障害物との衝突の危険性をミリ波レーダーによって感知し、ドライバが少しでもブレーキを踏むとブレーキがフルでかかるという安全サポートをする内容になっていました。

今でこそ、アイサイトとかホンダセンシングとかいろんな自動ブレーキを採用した安全システムがあるけど、その原点はハリアーにあったというわけです。

その他にも、

  • フロントとサイドモニターを採用して見切りの悪さをカバー
  • エアサスの車高調整機能によって乗降性を高めた「乗降モード」

といった機能での配慮もされています。

アメリカンなサイズでも快適に乗れるように考慮され、まさに初代ハリアーの欠点でもあった部分が大きく改善されたと言えます。

これによって、日本での女性ユーザー拡大が狙われました。

ハリアーは、日本でもレクサスブランドと統合かと思われたが・・・

そして、3代目へのフルモデルチェンジにあたって、ハリアーは、日本ではレクサスブランドと統合され、海外同様「レクサスRX」として販売される見通しでした。

実際に、日本では、2009年1月19日に、レクサスRXが発売されています。

出典:Wikipedia

アルテッツァがレクサスIS、アリストがレクサスGSへ統合されている流れもあって、ハリアーも国内でのレクサス化はやむなしと思われました。

そして2代目ハリアーは、2013年7月24日に2代目ハリアーは販売終了を迎えました。

しかし!

なんとその2013年7月24日に3代目となる日本オリジナルの新型ハリアーが発表されたのです。

ハリアーファンによる次期ハリアーを望む声は、大きく、予想以上にハリアーブランドは強かったのです。

日本で2009年にレクサスRXを発売しても、2013年まで2代目ハリアーをカタログ落ちさせなかったことから見ても、ハリアーユーザーのRX以降が容易ではないことが伺えます。

3代目ハリアー(ZSU6#W/AVU65W)【販売期間2013年~】

3代目ハリアー

レクサスRXとは別の車として、3代目ハリアーは日本専用車として開発されました。

ベースとなったのは、海外専用モデルとなった4代目RAV4です。

ポイント
3代目RAV4が販売不振やった部分に加え、日本ではハリアーが出たから、RAV4の4代目が海外専用モデルになったというのが大方の見解となります。

ちなみに日本でのRAV4の実質後継車は、

  • ハリアー
  • C-HR

この2車といっても過言ではありません。

3代目ハリアーは、日本専用車ということもあり、ボディサイズを2代目よりも全長15mm、全幅10mm、ホイールベース55mm縮小させ、まさに日本のユーザーのためのSUVとして開発されています。

パッと見てハリアーと分かるスタイルはそのままに、ラグジュアリーSUVとしての性格は先代から受け継がれていることが伺えます。

レクサスRXがあるからと言って、差別化のために安っぽい感じにしなかったのはファンにとっては嬉しい所。

近年は、ヴェゼルを始めとするコンパクトSUVの人気が高いものの、ハリアーは依然としてSUVの中では高い人気を誇っています。

そんな3代目ハリアーは、2017年6月に後期型へとマイナーチェンジをし、大幅リニューアルをすることになりました。

あまりに豪華な改良内容ゆえ、数年後にフルモデルチェンジして登場する4代目ハリアーに関しては、さらなる期待が出来そうです。

TNGAプラットフォームを採用した次世代ハリアーを早く見てみたいですね。

次期ハリアーの最新情報が入れば、追ってお伝えします。

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