いくつ知ってる?新車の豆知識集

車の豆知識を一気に紹介!

Q.新車の買い時はいつ?

新車の買い時は、大きく分けて2つのポイントがあります。

【1つ目】モデルチェンジ直前

モデルチェンジ前の末期モデルは、大きく値引きをしてもらいやすい傾向にあります。

特にオーダーストップがされる直前(1ヵ月程度前が多い)が狙い目となりやすいです。

日頃からモデルチェンジ情報をチェックおき、欲しい車があれば、ディーラーさんにオーダーストップの時期を聞いておくことが賢明です。

【注意】
このケースで、デメリットとしては、モデルチェンジ後は旧型車となってしまうためリセールバリューが落ちてしまうということです。

【2つ目】バーゲンの時期

お得に購入するためには、セールを行う時期を狙うのが鉄則。

  • 決算が関わってくる2~3月
  • 半期決算セールとなる(お盆明け~9月中)

は大きな商戦となり狙い目に。

特に決算が絡む3月は、メーカーとの取り決めた台数をさばいたり、実績構築をする必要があるため、ディーラーにとって追い込み時期となります。

少しでも多く台数を売る必要性があるため、良い条件を引き出しやすい状況に。

Qぶっちゃけフルモデルチェンジとマイナーチェンジの違いって?

モデルチェンジと言っても、新車の情報を調べていると、フルモデルチェンジとマイナーチェンジという言葉をよく見かけると思います。

中には、メジャーチェンジやビッグマイナーチェンジなど様々な呼び方が。

では、それぞれどう違うのか。

車の改良は、大きく分けて以下の2つとなります。

フルモデルチェンジ

いわゆる全面改良と呼ばれるもので、フルモデルチェンジを略してFMCと書かれることも多い。

型式・型番が変わり、近年はデビューから約4~6年で行われるケースが多い。

世代交代を意味する改良でもあり、クラウンを例に挙げると180系や210系というような型式の番号で世代が判断できたりする。

外観・内装デザインの刷新や、プラットフォームの変更といった大幅な変更が行われるケースから、デザインはほぼキープコンセプト、プラットフォームも継続採用をして他の部分を変更というケースまで内容は様々。

マイナーチェンジ

フルモデルチェンジが行われるまでの間に実施される改良の事。

マイナーモデルチェンジやMCと記載されることもある。

メーカーによっては、毎年、”年次改良”や”一部改良”として何らかの改良を行うケースもあり、それをマイナーチェンジと呼ぶこともある。

通常よりも大きな改良がされた時(デザインの大幅刷新等)をビッグマイナーチェンジと呼んだりする。

ビッグマイナーチェンジに値する改良前のモデルを前期型、後のモデルを後期型と呼ばれることも多い。

現行マークXのように、ビッグマイナーチェンジが2度行われた場合は、前期型・中期型・後期型と呼ばれることもある。

マイナーチェンジは、時にフルモデルチェンジに匹敵する程大きな改良が行われることがあり、XF40型レクサスLSが2012年に行ったMCは、メジャーチェンジと呼ばれている。

Q.新車の納車時に注意しておくことは?

念願の愛車が納車された。

そんな時に注意しておきたいチェックポイントは、以下の通りです。

  • 傷がついていないかどうか、変な臭いがしないか、どこか違和感がないかをチェック
  • 傷のチェックは明かりのある所(太陽の下等)で行う
  • オプション(付属品含む)がオーダー通りに装備されているのかチェック
  • エアコンやオプション等の装備がしっかりと作動するかチェック
  • 車検証や自賠責保険証券に記載ミスがないかをチェック(名前や住所、車両登録番号等)

Q.未使用車って何?

未使用車は、新古車と呼ばれている車のことです。

名義登録がされた状態ではあるものの未使用の車として新車同様の状態で販売されている車であり、実質新車を安く買えるというのがメリットに。

なぜ、名義登録がされて誰も使用していないのかというと、

・メーカーの販売達成報奨金を得る為に、ディーラー店がノルマ達成のため、自社名義で登録車を仕入れた

・急遽、お客さんからキャンセルが入ったorキャンセルせざるを得ない状況となった

といった理由が挙げられています。

ハッキリと言えば、お店やディーラーがノルマ達成のために無理して購入した余った車というイメージ。

新車を値引きして買うよりも安く買える可能性が高くなることから、お得感の強い車ではあります。

ただ、デメリットとしては、ボディカラーやグレード、付いているメーカーオプションが自分の好みのものでなかったり(後付可能なディーラーオプションはある)、登録がすでに行われているので車検までの期間が短くなる、今後査定に出す時にワンオーナー車ではないといった部分があります。

Q.国産のプレミアムメーカーていくつあるの?

国産メーカーで、メルセデスベンツ,BMWのようなプレミアムブランドは以下の通りです。

〇アキュラ(ホンダのプレミアムブランド)

日本で初めて立ち上げたプレミアムブランドがアキュラ。

なんと日本で先駆けの高級ブランドはレクサスではなくアキュラだったのです。

そんなアキュラは、1986年開業。

日本でも2008年秋に展開する予定だったが、国内市場の低迷の影響もあって、後に延期⇒白紙撤回という流れになっています。

〇インフィニティ(日産のプレミアムブランド)

アキュラに続き、1989年に開業。

日本では、2014年に発売されたV37型スカイラインと2015年にマイナーチェンジしたY51型に、日産ではなくインフィニティのCIマークが車に装着されるなど、徐々に日本展開が進む期待感が高まっている。

しかしながら、日本での本格展開はまだまだ不透明であり、スカイラインとフーガに続く、インフィニティのCIを掲げた車種の登場が待たれます。

〇レクサス(トヨタのプレミアムブランド)

インフィニティと同じ1989年に開業。

初代セルシオを初代レクサスLSとして販売し、圧倒的な静粛性の高さ等の品質の高さが話題に。

日本では唯一国内でも本格展開されているブランドとなります。(2005年から日本で展開が開始された)

Q.昨年、アメリカで最も売れた車は?

A.フォードのFシリーズ(35年連続1位を獲得)

<ポイント>
アメリカはピックアップトラックが売れ筋であり、2位はシボレーのシルバラード、3位はGMのラムピックアップトラックと、1位~3位まではピックアップトラックで占められている所がポイント

ちなみに、2016年にアメリカで一番売れた日本メーカーの車は、トヨタのカムリ

カムリは全体で4位であり、アメリカで最も売れているセダンでもあるのだ。

※そんな新型カムリの魅力をこちらで解説
新型カムリを徹底解説!魅力のポイントはコレだ

その後、5位にトヨタ カローラ、6位にホンダ シビック、9位にアコードと日本のセダンが続いている。

これは、セダンが不人気の日本とはアメリカは大きく事情が異なることがよく分かる結果。

また、7位にホンダCR-V、8位にトヨタRAV4、10位に日産ローグとクロスオーバーSUVが検討しており、2017年以降はクロスオーバーSUVが勢いを伸ばしていくことが考えられる。

SUVのおすすめ注目ランキング!2017年にモデルチェンジする国産SUVは特に必見

Q.2017年上半期で日本で最も売れた車は?

答えはホンダのN-BOX。

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会による発表によるとN-BOXは、106,231台で、2位のプリウスは91,246台。その差は、約15,000台。

N-BOXは2017年9月1日にフルモデルチェンジがせまる末期モデルにもかかわらず、その圧倒的な人気を示すこととなった。

新型N-BOX フルモデルチェンジの注目ポイントを徹底紹介

Q.日本で一番売れている高級車は?

日本で一番売れている高級車は、トヨタのクラウンシリーズ。

クラウンは、2016年の一年間で39,813台を販売している。

データ参照元はこちら

クラウンは、ユーザーの若返りを目指し、近年大胆な改良を実施。

そして、2018年には全面リニューアルでさらなる進化を遂げる見通し

欧州サルーンにも負けない内容に進化すると見られる次期クラウンの情報はこちらの記事にて↓

クラウンのフルモデルチェンジ情報!注目ポイントを解説

Q.ディーラーとの商談での交渉のコツは?

車を購入する時に最も重要となるのがディーラーとの交渉。

その交渉のコツの一例としては以下の方法。

〇すでに見積もりを元に交渉

まず欲しい車を決めて、複数のディーラーで見積もりを取ります。

メーカーは同じでも、できれば、系列店は別の方がベスト。

ネットで調べれば、店舗の運営がどこがやっているのか分かります。

ちなみに、あらかじめ、ネットでメーカー公式サイトの「見積もりシミュレーション」にてある程度の見積もり価格を把握していく方が効率的です。

それらの見積もりを基に、どれだけ良い条件を引き出せるのかがカギに。

〇欲しい車のライバル車種と迷うことを伝える

まずは、欲しいと思う車のライバル車種は何なのかを把握します。

ネットで、「車種名+ライバル」と検索すれば大半は見つかります。

トヨタのアクアなら、日産ノート、ホンダのフィットという感じです。

ライバル車種と迷っているが、若干、こちらの車に乗り気である態度を見せるなどして交渉に入ります。

〇引き際を見極める

「今契約を決断してくれれば○○します」というようなセリフが出た場合は、引き際のサイン。

いつまでもダラダラと値引き交渉をするのではなく、引き際を見きまわて、一度は退散して検討することも大切。

〇本気度を伝える

最終的に、奥さんを連れて奥さんと購入に関する話をさせたり、いくらなら購入するのか金額を明確にすること等で、ディーラーもいよいよ本気で購入の段階に入ったなと思わせることができます。

ひやかしだと思われたり、「このまま対応していても無駄っぽいな」と思われないためにも、購入に関する本気度を伝えることがポイントとなります。

〇この人なら値引きしてあげたいと思ってもらえるようにする

ディーラーも一人の人間です。

  • 偉そうで横柄な態度で接する
  • 厚かましい値引きの交渉をいきなりする

という顧客には中々、お互い信頼関係を構築するのは難しい話。

「この人なら値引きしてあげたいな」「後、値引きの一押しすれば絶対買ってもらえる」

そう思ってもらえるように、信頼関係構築が大切です。

ディーラーに「自分からこの人に買ってもらいたいな」と信頼関係を築いた上で、

  • カモにされないためにも、こちらには車購入の知識はあることを匂わす
  • もう少しで購入を決断しそうだという状況を感じてもらう
  • 本気で購入する意思があることを見せる

という行動をとれば、限界値引き額まで持ち込める可能性が上がります。

Q.今、大きく注目されている車メーカーは?

今後、大きな成長が期待されている中でも、テスラモーターズは抑えておきたい一社。

テスラモーターズは、2003年に誕生したアメリカのベンチャー企業。

販売する車は、全てEV(電気自動車)に特化という所が特徴的で自動運転技術に関しても高いレベルを実用化させていることで注目が集まっています。

特に話題となったのが完全運転を実現させたこの動画。

自動運転の時代は思っているよりも早く実現するかもしれない、そう感じさせられる内容となっています。

トヨタや日産等も自動運転技術やEVに関して力を入れており、今後このテスラに対し、対策をどのように講じるのかが注目ポイントとなります。