ここからは、レクサスUXと次期レクサスCT、C-HRの関係。
そしてNXやライバル車種の情報等について解説します。
レクサスUXは、次期レクサスCT実質派生SUVと見られる
レクサスUXについては、スタイリッシュなクーペ調のクロスオーバーSUVですが、これは次期レクサスCTから派生したSUVという位置づけと見られます。
現在、世界的にSUVは、かなりの勢いで人気を集めており、日本でもヴェゼル、ジュークといったコンパクトSUVから、レクサスNX、レクサスRXといった高級SUVに人気が集まっている状況です。
そんな中、レクサスブランドでエントリ-モデルとなる新型のプレミアムSUVが出るとなれば、注目されないわけがありません。
レクサスとしては、この世界的なSUVブームに乗り、売れ筋となるエントリーモデルのSUVを発売することで、大幅な売り上げUPのチャンスを何としてもつかみたい所。
それゆえ、レクサスUXの開発を優先させるために、次期レクサスCTの発売を当初の2017年からずらして2021年程度まで先送りする可能性があるという情報も一部で出ています。
レクサスUXはC-HRのレクサスバージョン
また、2016年12月に発売されたトヨタの新型SUVのC-HRのレクサスバージョンとも言えます。
C-HRは、実質プリウスの派生SUVなので、そのプリウスのレクサスバージョンのレクサスCTの派生SUVがC-HRのレクサスバージョンと考えるのは自然と言えます。
レクサスUXのライバル車について
レクサスUXのライバルとなるプレミアムコンパクトSUVについては次のページにて紹介します。
レクサスUXの登場でレクサスNXは正念場か
レクサスNXは、これまで、レクサスRXよりもコンパクトなSUVとして人気を集めてきましたが、さらなるコンパクトなレクサスUXがデビューすることで、NXのユーザーがUXに流れる可能性が考えられます。
レクサスとしては、
- レクサスUX=小
- レクサスNX=中
- レクサスRX=大
- レクサスLX=特大
としてバランスよくSUVを販売していきたい所でしょうが、UXとNXとでボディサイズ以外でも差別化を上手くできるかどうかが今後の存続に大きく関わることになりそうです。
差別化の部分で考えられるのは、ターボエンジンの有無といったパワートレイン関係。
中途半端な存在にならないように、レクサスNXがどのような戦略で今後ラインナップされていくのか注目したいですね。
※そんなレクサスNXは、2017年9月にビッグマイナーチェンジを実施!
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