日産 新型リーフのフルモデルチェンジ発表は2017年末!電気自動車(EV)の本格普及に期待

日産自動車の電気自動車「リーフ」が早ければ2017年末にフルモデルチェンジが発表されます。

2017年1月5日にアメリカのラスベガスで開催されたCES 2017にて次期リーフの発売が近い将来に行われることが発表されました。

新型セレナで話題となった単一車線自動運転技術「プロパイロット」の搭載も明らかになり、いよいよ本格的なEV普及が期待できます。

今回は、新型リーフのフルモデルチェンジに関する最新情報をお話しします。

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電気自動車(EV)の先駆者として発売された初代リーフ

世界中のメーカーがいずれは電気自動車(EV)を主体とする販売を目指しているものの、そのつなぎとして現在、ハイブリッド車が投入されている状況です。

そんなハイブリッド車は、トヨタの3代目プリウスの登場で爆発的な人気を集めたわけですが、日産は、そんなハイブリッド車全盛期の時代に電気自動車への開発に費やし、2010年に電気自動車リーフ発を市販化させました。

想像以上に早いEV時代到来かと期待されたものの、デビュー当時は、航続距離の短さや充電インフラの不足もあって思うように普及せず「やはりEVの普及を目指すのは早すぎたか」との声もありました。

しかしながら、

  • 2015年のマイナーチェンジで大容量の駆動用リチウムイオンバッテリー30kWhを搭載したことで航続距離が280kmに改善
  • 充電スポットが2016年4月末時点で全国で約23,000基へと大幅に普及

というように、EVを取り巻く環境の改善によって、リーフのデビュー当初のネックが解消されつつあります。

さらには、そのリーフで培ったEV技術を活かしたシリーズハイブリッド形式の「e-POWER」を搭載した新型ノートが大ヒットするなど、2017年現在日産のEV技術が注目されています。

ノートe-POWERが大ヒット!日産のEV戦略がついに花を咲かしたぞ!!

そんな日産のEV技術が最も評価されている現在、2代目リーフを投入することで、本格的なEV普及が期待されます。

次期リーフの投入がCES2017にて明らかに

2代目リーフの発売に関しては、冒頭でもお伝えした通りCES2017にて近い将来に自動運転技術「プロパイロット」を搭載させて発売することが発表されました。

新型「リーフ」:ニッサン・インテリジェント・パワーの次の1章

日産は、高速道路の同一車線で使える自動運転技術「プロパイロット」を装備した新型「リーフ」を近い将来投入すると発表しました。

【出典:日産ニュースルーム

フルモデルチェンジした新型リーフの具体的な発売時期までは明言されませんでしたが、2017年秋頃が有力です。

あと、このCES2017では、日産が2020年と2040年の世界をイメージした動画が公開されたのですが、これまた見ごたえがあります。

<2020年のイメージ>

2020年のイメージ動画は、自動運転技術の発展とともに、電気自動車等の環境対応車の発展がイメージできる内容になっています。

この最後に登場する車は、後ほど紹介しますが、「ニッサン IDS コンセプト」という自動運転のコンセプトカーになります。

次に2040年のイメージ動画。

<2040年のイメージ>

完全自動運転が実現した世界をイメージしていることが伺えます。

動画後半では、ロボットのようにステリングがモニターへチェンジされ、自力走行から自動運転モードへ変更しているシーンが描写されています。

こういうのを見るとワクワクしますよね。

【新型リーフ関連情報】東京モーターショー2015で注目された「ニッサン IDS コンセプト」という存在

新型リーフに関する情報は、実は2015年から出ていました。

それは、東京モーターショー2015でサプライズ公開されたコンセプトカーに関することなのですが、それがつい先ほど紹介した「ニッサン IDS コンセプト」です。

<ニッサン IDS コンセプト>

このニッサンIDSコンセプトは、次世代の自動車のあるべき姿として日産が目指す自動運転と電気自動車(ゼロ・エミッション)の将来を予見させるコンセプトとして公開されましたが、これが次期リーフのコンセプトになるのではと見られています。

次期リーフには、このデザインがある程度反映される可能性が高いです。

新型リーフのバッテリー容量について

また、EVとなるニッサンIDSコンセプトには、60kWhの大容量のバッテリーが搭載されているのですが、これと同じ60kWhのバッテリーを次期リーフにも搭載させることが決まったとautoblogさんが2016年6月に報じています

次期型リーフが60kWhのバッテリーを搭載することが確実になった。日産のEV・HEV技術開発本部でグローバル・ディレクターを務める矢島和男氏が、AutoblogGreenの取材に対し、60kWhバッテリーのリーフへの採用を「間もなくだ」とコメントしたのである。

~中略~

矢島氏は「EVS29で最新のバッテリー技術(上記写真)を発表できたことを誇らしく思います」とコメント。また、「次期型リーフに搭載するバッテリーは、現行モデルの24kWhから60kWhになり、容量が2倍以上に増えます。走行状況や仕様にもよりますが、航続距離も210~220マイル(338~354km)に伸び、現行の北米仕様と比較するとおよそ2倍になるでしょう」と語った。

【出典:autoblog

航続距離として600km超を達成しているテスラモーターズの新型モデルSにはおよばないものの、新型リーフの航続距離が338~354kmとなると、かなり実用的に利用できるようになるのは間違いありません。

新型リーフに自動運転技術プロパイロットの搭載

新型リーフはEV技術の進化だけではなく、今回のフルモデルチェンジで大きな目玉となるのが自動運転技術プロパイロットの搭載。

プロパイロットには、今後将来に向けて4段階のステージがあることが発表されています。

  • プロパイロット「ステージ1」

高速道路にて同一車線内での自動運転を実現。

先進の画像処理ソフトウェアを活用した単眼カメラを採用し、前方の車両や白線を三次元的に瞬時に把握。そして、その情報を元にアクセル、ブレーキ、ステアリングの制御を行うシステムになっている。

2016年8月に発売した新型セレナから搭載。

  • プロパイロット2.0「ステージ2」

高速道路で複数のレーンチェンジが可能となる、自動で車線変更ができる機能を搭載。

2018年までに実用化予定。

  • プロパイロット3.0「ステージ3」

市街地で自動運転が可能になる。

2020年までの実用化を目指している。

  • プロパイロット4.0「ステージ4」

無人運転が可能となる完全自動運転の実現。

実用化時期は未定

新型リーフには、どのタイプのプロパイロットが採用されるかはまだ発表されていません。

しかしながら、フルモデルチェンジする時期を考えると、「ステージ1」もしくは「ステージ2」になるのは明白です。

正直、ステージ1のプロパイロットは、新型セレナですでに盛んに宣伝されているため、新型リーフに搭載されても盛り上がりに欠ける所。

もしも、ステージ2のプロパイロットを搭載すれば「あのセレナで話題のプロパイロットが進化し、新型リーフでは高速道路での自動走行が可能になった」とアピールする抜群の注目を集めることになるでしょう。

新型リーフが、より実用的なEVへと進化し、最先端の自動運転技術搭載となると、大きく普及する可能性は十分考えられます。

トヨタの3代目プリウスがハイブリッドを流行らせたように、日産の2代目リーフがEVを流行らせる存在になることを大いに期待したいですね。

新型リーフの発表時期は2017年末

新型リーフのティザー画像

リーフのフルモデルチェンジを2017年末に発表することが現在判明しています。

実際、日産の公式ツイッターでは、今年に新型リーフがデビューすることを明言し、また、新型リーフのティザー画像が公開されています。

それがこちら↓

関連日産自動車公式ツイッターによる新型リーフのツイート

2017年以降は、PHVと共にEV時代到来か

2017年は、PHVも本格的に普及し始める元年になるのではないかと見られています。

それは、フルモデルチェンジした2代目となる新型プリウスPHVが2017年2月に発売されるからです。

トヨタ 新型プリウスPHVの最新情報!発売は2017年2月15日。新世代プリウスの大本命登場

新型プリウスPHVは、先代よりもEV走行距離が大幅に伸びた上、走りながら充電できるようになったことから、相当実用的な内容へと仕上がっています。

価格が高いのがどうしてもネックで、3代目プリウスの時のように爆発的な人気を集められるかは疑問ではあります。

けれども、新世代プリウスの大本命でもあり、トヨタが最も力を入れている車種といっても過言ではないため、新型プリウスPHVがきっかけでPHVが普及する可能性は高いでしょう。

この新型プリウスPHVに対抗という形になるのが今回の新型リーフ。

新型リーフは、プリウスというブランドバリューや、充電切れをほぼ恐れなくていいという新型プリウスPHVのメリットはないものの、

  • 自動運転技術プロパイロットを搭載
  • 実用的なピュアEVである

というリーフならではのメリットがあります。

また、補助金次第では、新型プリウスPHVよりも安く買えるという可能性もあるため、どちらも良い戦いになるでしょう。

2017年以降は、新型プリウスPHVがPHV市場をひっぱり、新型リーフがEV市場を盛り上げることで、いよいよEV社会へと向かっていくのか。

今後の環境対応車の行方に要注目です。

新型リーフのフルモデルチェンジに関する最新情報が入れば、追ってお伝えします。

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