日産 新型リーフのフルモデルチェンジを徹底解説!自動駐車機能のプロパイロット パーキングに注目

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日産自動車の電気自動車リーフのフルモデルチェンジが2017年10月2日に実施して発売されます。

今回の新型リーフは、EVだけでなく、日産最先端の技術が盛り込まれている所が大きなポイントとなります。

新型セレナで話題となった単一車線自動運転技術「プロパイロット」に加え、何と国産車初の本格的自動駐車システム「プロパイロット パーキング」の搭載もされることになりました。

2代目リーフは、いよいよ本格的なEV普及が目指されます。

今回は、新型リーフのフルモデルチェンジに関する最新情報をお話しします。

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電気自動車(EV)の先駆者として発売された初代リーフ

世界中のメーカーがいずれは電気自動車(EV)を主体とする販売を目指しているものの、そのつなぎとして現在、ハイブリッド車が投入されている状況です。

そんなハイブリッド車は、トヨタの3代目プリウスの登場で爆発的な人気を集めたわけですが、日産は、そんなハイブリッド車全盛期の時代に電気自動車への開発に費やし、2010年に電気自動車リーフ発を市販化させました。

ちなみにリーフの車名の由来は、

自然界において葉が大気を浄化するように、「日産リーフ」が走行時の排出ガスをなくすことを意味する

とされています。

想像以上に早いEV時代到来かと期待されたものの、デビュー当時は、航続距離の短さや充電インフラの不足もあって思うように普及せず「やはりEVの普及を目指すのは早すぎたか」との声もありました。

しかしながら、

  • 2015年のマイナーチェンジで大容量の駆動用リチウムイオンバッテリー30kWhを搭載したことで航続距離が280kmに改善
  • 充電スポットが2016年4月末時点で全国で約23,000基へと大幅に普及

というように、EVを取り巻く環境の改善によって、リーフのデビュー当初のネックが解消されつつあります。

さらには、そのリーフで培ったEV技術を活かしたシリーズハイブリッド形式の「e-POWER」を搭載した新型ノートが大ヒットするなど、2017年現在日産のEV技術が注目されています。

人気のセレナにe-POWERが搭載へ!

新型セレナe-POWERの最新情報

そんな日産のEV技術が最も評価されている現在、2代目リーフを投入することで、本格的なEV普及がいよいよ始まりそうです。

新型リーフ フルモデルチェンジ最新情報!随時更新中

2代目となる次期リーフの発売に関しては、2017年1月5日にアメリカのラスベガスで開催されたCES2017にて自動運転技術「プロパイロット」を搭載させて発売予定であることが発表されました。

新型「リーフ」:ニッサン・インテリジェント・パワーの次の1章

日産は、高速道路の同一車線で使える自動運転技術「プロパイロット」を装備した新型「リーフ」を近い将来投入すると発表しました。

【出典:日産ニュースルーム

このCES2017では、日産が2020年と2040年の世界をイメージした動画が公開されたのですが、この動画は、後に紹介する自動駐車システムを搭載する新型リーフを彷彿させる内容となっています。

<2020年の世界イメージ>

<2040年の世界イメージ>

新型リーフ フルモデルチェンジの情報が続々と!

新型リーフのフルモデルチェンジに関する情報が続々と判明しています。

現在出ている最新情報を紹介します。

新型リーフの外観、内装デザイン

新型リーフの、外観(エクステリア)と内装(内装)画像の一部が、日産から公開されています。

新型リーフの外観ティザー画像

これらは、LEDヘッドライトとVモーショングリル内の画像となります。

<新型リーフの外観デザイン公開>

そして2017年9月6日に、ついに新型リーフのデザインが公開されました。

Vモーショングリルにブーメラン型ランプシグネチャーを採用したおなじみの日産デザインアイデンティティを採用したエクステリア。

ヘッドランプにはLEDを採用し、またフロントグリル内のデザインは氷結がイメージされたクリアブルーのフラッシュサーフェイスグリルが特徴的。

新型リーフのエクステリアは、Nissan Vmotion 2.0 Conceptを彷彿させられるフロントマスクに、どこかボルボV40のようなカッコいいリアデザインとなっており、新時代の電気自動車らしさを感じさせられます。

Nissan Vmotion 2.0 Conceptの詳細はこちらにて

新型リーフの内装(インテリア)

これは、メーターパネル内の写真となりますが、後に紹介するプロパイロット操作時のものとなります。

【追記】

新型リーフのインテリアの画像が公開。

日産の新デザインテーマとなる「グライディング・ウイング」が採用されたデザインとなっています。

ダイナミックなエクステリアと比べると、ややシンプルなデザインのインテリア。

ただ、所々、質感の高さを演出させる加飾パネルなどが採用されている所は見逃せません。

ナビゲーションモニターには、Appleの「CarPlay」に対応している7インチのフルカラーTFTディスプレイを採用。

そして、新型リーフのセンターコンソールの画像がこちら。

後述するプロパイロットパーキングとe-Pedalのスイッチが装備されています。

新型リーフの内装色に関しては、

  • ブラック
  • エアリーグレー

の2色が用意されています。

【新型リーフ関連情報】東京モーターショー2015で注目された「ニッサン IDS コンセプト」という存在

新型リーフに関する情報は、実は2015年から出ていました。

それは、東京モーターショー2015でサプライズ公開された「ニッサン IDS コンセプト」というコンセプトカーになります。

このニッサンIDSコンセプトは、次世代の自動車のあるべき姿として日産が目指す自動運転と電気自動車(ゼロ・エミッション)の将来を予見させるコンセプトとして公開されました。

これが次期リーフのコンセプトになるのではと見られていましたが、実際にすでに公開されている先ほどの新型リーフの一部画像と照らし合わせてみると同系統のデザインであることが伺えます。

ニッサン IDS コンセプトの画像

フルモデルチェンジする新型リーフは、このニッサンIDSコンセプトをコンセプトとしたデザインとなり、どちらかというと日本名ブルーバードとして現在中国で販売されているラニアをより先進的にしたイメージのデザインになりそうです。

日産ラニア

新型リーフのボディサイズ

新型リーフのボディサイズは次の通りとなります。

  • 全長 4,480mm
  • 全幅 1,790mm
  • 全高 1,540mm
  • ホイールベース 2,700mm

ボディーカラーについて

新型リーフのボディカラーに関しては、

  • 単色を8カラー
  • 2トーンカラーモデルを6種類

用意されています。

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新型リーフのバッテリー容量増量で航続距離が伸びる!

新型リーフのコンセプトと見られるニッサンIDSコンセプトには、60kWhの大容量のバッテリーが搭載されているのですが、これと同じ60kWhのバッテリーを次期リーフにも搭載させることが決まったとautoblogさんが2016年6月に報じています

次期型リーフが60kWhのバッテリーを搭載することが確実になった。日産のEV・HEV技術開発本部でグローバル・ディレクターを務める矢島和男氏が、AutoblogGreenの取材に対し、60kWhバッテリーのリーフへの採用を「間もなくだ」とコメントしたのである。

~中略~

矢島氏は「EVS29で最新のバッテリー技術(上記写真)を発表できたことを誇らしく思います」とコメント。また、「次期型リーフに搭載するバッテリーは、現行モデルの24kWhから60kWhになり、容量が2倍以上に増えます。走行状況や仕様にもよりますが、航続距離も210~220マイル(338~354km)に伸び、現行の北米仕様と比較するとおよそ2倍になるでしょう」と語った。

【出典:autoblog

ちなみに、リーフは2015年にマイナーチェンジを行い最大30kWh駆動用バッテリー搭載モデルも発売されています。

その30kWh駆動用バッテリーモデルに関しては、充電走行可能距離が280kmと伸びている事実があります。

ただ、上記記事のように、新型リーフの航続距離が338~354kmとなると、航続距離として600km超を達成しているテスラモーターズの新型モデルSにはおよばないものの、かなり実用的に利用できるようになるのは間違いありません。

【追記情報】

新型リーフに搭載されるバッテリーに関しては、

  • 40kWh駆動用バッテリー

航続距離400km(JC08モード)

となることが正式に発表されました。

また新型リーフに搭載されるモーターのスペックについては、以下の通りとなります。

新型リーフのモータースペック

・モーター名称:EM57
・最高出力:110kW(150PS)/3283-9795rpm
・最大トルク:320Nm(32.6kgm)/0-3283rpm

<モデルチェンジ前のスペック>

最高出力:80kW (109PS)
最大トルク:254N・m

後に60kWhバージョンのロングレンジタイプが発売の見通し

後に60kWhの駆動用バッテリーを搭載と見られるロングレンジタイプも発売される見通しとなっています。

それに関しては、新型リーフのワールドプレミアのこちらの動画の5:15の所でも伺えます。

動画を見る

新型リーフに自動運転技術プロパイロットの搭載

新型リーフはEV技術の進化だけではなく、今回のフルモデルチェンジで大きな目玉となるのが自動運転技術プロパイロットの搭載。

すでに新型リーフに搭載されるプロパイロットをイメージする公式動画が公開されています。

ちなみに、自動運転技術であるプロパイロットには、今後将来に向けて4段階のステージがあることが発表されています。

  • プロパイロット「ステージ1」

高速道路にて同一車線内での自動運転を実現。

先進の画像処理ソフトウェアを活用した単眼カメラを採用し、前方の車両や白線を三次元的に瞬時に把握。そして、その情報を元にアクセル、ブレーキ、ステアリングの制御を行うシステムになっている。

2016年8月に発売した新型セレナから搭載。

  • プロパイロット2.0「ステージ2」

高速道路で複数のレーンチェンジが可能となる、自動で車線変更ができる機能を搭載。

2018年までに実用化予定。

  • プロパイロット3.0「ステージ3」

市街地で自動運転が可能になる。

2020年までの実用化を目指している。

  • プロパイロット4.0「ステージ4」

無人運転が可能となる完全自動運転の実現。

実用化時期は未定

新型リーフには、プロパイロット1.0のものが採用されています。

※次期エルグランドにはプロパイロット2.0搭載の可能性!

エルグランドのフルモデルチェンジ最新情報

プロパイロット パーキング搭載で自動駐車が現実に!

新型リーフのフルモデルチェンジの目玉内容の一つとも言えるのが国産車初の本格的自動駐車システムとなる「プロパイロット パーキング」の搭載です。

このプロパイロットパーキングは、

  • アクセル
  • ブレーキ
  • ハンドル
  • シフト
  • パーキングブレーキ

という駐車操作を全て自動で制御してくれるシステムとなっています。

プロパイロットパーキングの仕組み

プロパイロットパーキングの仕組みとしては、

  1. 駐車場に入って、パーキングボタンを押す
  2. その後徐行で進むとシステムが空いているスペースを検知し、ナビ画面にそれを表示
  3. 駐車したい場所をドライバーが選択する
  4. その選択した場所へ駐車できるようにハンドル操作、シフト操作、アクセル、ブレーキ制御等をシステムが自動で行って駐車完了させる

といったものになります。

海外メーカーでは、

  • メルセデスベンツのEクラス
  • テスラモーターズのモデルS

で同様のシステムが搭載されていましたが、国内では日産が初の一般車両への搭載を実現させたということになります。

特に運転が苦手という人にとっては、新型リーフは心強い味方となりそうです。

〇高速道路での実質同一車線

〇自動走行駐車操作の自動化

これら先進の技術を搭載し、EVとしての性能も向上した新型リーフは、次世代カーとして存在感を示すことになりそうです。

トヨタの3代目プリウスがハイブリッドを流行らせたように、日産の2代目リーフがEVを流行らせる存在になることを大いに期待したいですね。

<注目情報>

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新型リーフのグレード体系と販売価格

リーフのフルモデルチェンジ後のグレード体系は以下の通りとなります。

  • Sグレード

ハイビームアシストや、オートハイビーム、メーターパネルに大型液晶(7インチ液晶ディスプレイ)等搭載

  • Xグレード

ヒートポンプ式のエアコン、ナビシステム・NissanConnect 等を搭載

  • Gグレード

プロパイロット、プロパイロットパーキング、アラウンドビューモニター、ブラインドスポット警報システム、インテリジェントスマート・ルームミラー等を搭載

新型リーフの販売価格は次の通りです。

駆動 原動機 グレード 価格
2WD EM57 S 3,150,360
X 3,513,240
G 3,990,600

新型リーフの発売日は2017年10月2日

フルモデルチェンジした新型リーフに関する発売日が2017年9月6日に発表されました。

新型リーフの日本発売日は、2017年10月5日になります。

2017年以降は、PHVと共にEV時代到来か

2017年は、PHVも本格的に普及し始める元年になるのではないかと見られています。

それは、フルモデルチェンジした2代目となる新型プリウスPHVが2017年2月に発売されたからです。

新型プリウスPHV

トヨタ 新型プリウスPHVを徹底解説!モデルチェンジの注目ポイントについて

新型プリウスPHVは、先代よりもEV走行距離が大幅に伸びた上、走りながら充電できるようになったことから、相当実用的な内容へと仕上がっています。

価格が高いのがどうしてもネックで、3代目プリウスの時のように爆発的な人気を集められるかは疑問ではあります。

けれども、新世代プリウスの大本命でもあり、トヨタが最も力を入れている車種といっても過言ではないため、新型プリウスPHVがきっかけでPHVが普及する可能性は高いでしょう。

※日産も次期エクストレイルでPHV搭載へ
次期エクストレイルのフルモデルチェンジ最新情報

この新型プリウスPHVに対抗という形になるのが今回の新型リーフ。

新型リーフは、プリウスというブランドバリューや、充電切れをほぼ恐れなくていいという新型プリウスPHVのメリットはないものの、

  • 自動運転技術プロパイロットを搭載
  • 実用的なピュアEVである

というリーフならではのメリットがあります。

また、補助金次第では、新型プリウスPHVよりも安く買えるという可能性もあるため、どちらも良い戦いになるでしょう。

2017年以降は、新型プリウスPHVがPHV市場をひっぱり、新型リーフがEV市場を盛り上げることで、いよいよEV社会へと向かっていくのか。

今後の環境対応車の行方に要注目です。

新型リーフのフルモデルチェンジに関する最新情報が入れば、追ってお伝えします。

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