トヨタ「ルーミー・タンク」、ダイハツ「トール」を新発売!bBとラクティス等の後継トールワゴンとして2016年11月9日誕生

新しいコンパクトトールワゴンとして、トヨタ自動車からは「ルーミー(ROOMY)」と「タンク(TUNK)」が、そしてダイハツからは「トール」が、さらにスバルからは新型「ジャスティ」として2016年11月9日に発表されました。

特に今回のトヨタ「ルーミー・タンク」、「トール」は、トヨタのbB、ラクティス、そしてかつてダイハツで発売されていたクー (COO) の後継的存在となります。

また、スバルモデルについては、1994年まで発売されていたジャスティが復活する形で発売という点もファンにとっては見逃せません。

コンパクトトールワゴン市場では、今、スズキのソリオが人気を博していますが、そこにトヨタ・ダイハツの新型車が参入することで、この市場が大いに盛り上がることが期待されます。

「ルーミー・タンク」、「トール」「ジャスティ」とは果たしてどのような車なのか。現時点で判明している情報をお話します。

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トヨタ「ルーミー・タンク」、ダイハツ「トール」、スバル「ジャスティ」を新発売!bBとラクティス等の後継トールワゴン

シエンタ、フリードといったコンパクトミニバンが人気を博す中、コンパクトトールワゴン市場でも活性化を狙って、新しい車の「ルーミー・タンク」と「トール」「ジャスティ」を投入するトヨタとダイハツ・スバル。

ダイハツは、2016年8月1日にトヨタの完全子会社になったことは記憶に新しいです。

<ダイハツ、トヨタ完全子会社化の行方>

ダイハツ工業は27日に上場廃止となり、8月1日付でトヨタ自動車の完全子会社となる。

軽自動車シェアトップのダイハツはトヨタ向け小型車などのOEM(相手先ブランド生産)も手がけ、これまでもトヨタグループの一員だったが大きな転換点を迎える。

今後はトヨタの小型車部門担い手としての立ち位置がより明確化され、新興国向け小型車戦略も任される。

日刊工業新聞より】

すでにトヨタは、パッソをピクシスシリーズをダイハツのブーンのOEM車として発売していますし、2016年8月31日には、ピクシスの新シリーズとしてピクシスジョイをダイハツ・キャストのOEM車として新発売させました。

<ピクシスジョイ>

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中々、トヨタが手の届かない小型車をダイハツが受け持っている形ですが、それがさらに今回の「ルーミー」の登場で明確になったのが分かります。

トヨタの既存の小型車を整理

※トヨタ「ルーミー・タンク」の詳細情報を先に読みたい場合はこちらをクリック

トヨタには、これまでOEMではない小型車としては、

・bB(2016年7月29日販売終了)

※2代目からはダイハツが生産

・ラクティス(2016年8月31日販売終了)

・iQ(2016年3月末日販売終了)

・ist(2016年4月29日販売終了)

・カローラルミオン(2015年12月28日販売終了)

といった車種が存在していました。

このうち、istはヴィッツ、カローラルミオンについてはスペイドに吸収される形で販売終了となりました。

このようにこれまで複数のトヨタ製の小型車が存在していましたが、2016年になってから急激に車種の整理が行われています。

いくらトヨタとは言え、需要が少なく次期モデルにコストをかけられない車種はいつまでも置いておく必要がありません。

今後の新型車は新世代プラットフォームのTNGAで展開していくという転換期の今だからこそ、このような車種展開が行われていると思われます。

トヨタの小型車としては、ヴィッツのような人気車種だけを残し、その他はダイハツに任せるといった展開になるでしょう。

そんな中、今回発売される「ルーミー」は、ピクシスシリーズのようにただダイハツの車をOEMで持ってきただけというよりかは、トヨタが中々活用できていない小型トールワゴン市場に少し力を入れて乗り込もうという気概を感じます。

新型シエンタがこれまでホンダのフリードが優位だったコンパクトミニバン市場で快進撃を繰り広げているように、「ルーミー」と「トール」の連合軍でスズキのソリオが優位に立つ小型トールワゴン市場で快進撃を狙うといった所でしょう。

トヨタ「ルーミー、トール」とはどんな車なのか

実質bB、ラクティスの後継車であり、シエンタの弟分となりそうなルーミー

そして、かつてbBのダイハツ版として2013年まで発売されていたクー (COO)の後継車となるトール

そのトヨタの「ルーミー」の画像はこちらになります。

<ルーミー>

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ライバル車となるスズキのソリオにかなり対抗したデザインに見えますが、トヨタのミニバンのノアをコンパクトにした風のデザインともとれます。

<参照 ソリオ>

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<参照 ノア>

次にタンクの画像がこちらとなります。

<タンク>

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このデザインは、カローラフィールダーをトールワゴン風にしたデザインに見えます。

<カローラフィールダー>

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このルーミーとタンクは、デザインがことなる兄弟車となり、ミニバンのノアとヴォクシー、セダンのアリオンとプレミオのような関係となります。

両者とも生産はダイハツ工業が担当し、販売店舗については

・ルーミーがトヨタ店とカローラ店

・タンクがトヨペット店とネッツ店

にて販売されます。

トヨタ公式リリースでは、ルーミーとタンクについては以下のように記載されています。

新型車ルーミーならびにタンクは、広々とした空間“Living”と余裕の走り“Driving”を掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」をコンセプトとし、子育てファミリーをはじめ、幅広いお客様の日常にジャストフィットする、新しいタイプのトール2BOXである。乗り降りしやすいパワースライドドアやゆったりくつろげる室内の広さ、多彩なシートアレンジなど、ミニバンの持つ魅力をコンパクトカーに凝縮した。

【出典:トヨタグローバルニュースルーム

ルーミー・タンクには、ワンタッチオープン機能と予約ロック機能付きな上、電動で開閉可能な両側パワースライドドアが装備されているため、ファミリー層のユーザーにとっては、特に魅力に感じるはずです。

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<内装(インテリア)について>

ルーミーとタンクのインテリアの画像がこちらになります。

<ルーミーの内装>

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<タンクの内装>

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・各標準グレードの内装

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・各カスタムグレードの内装

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ナビ画面には、「4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」が採用されており、オプションでは「パノラミックビュー」が用意されています。

また、多彩なシートアレンジが可能となっているので幅色いシチュエーションに対応しやすいというメリットもあります。

他には、脱着式大型センターダストボックス(容量5Lの)や、紙パックのドリンクを置くことが可能な回転式カップホルダーや、多様な収納スペースも用意されています。

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<ルーミーとタンクのボディサイズ>

ルーミーのボディサイズは、全長3700mm(カスタムグレードは3725mm)×全幅1670mm×全高1735mm、ホイールベース2490 mm

タンクのボディサイズは、全長3700mm(カスタムグレードは3715mm)×全幅1670mm×全高1735mm、ホイールベース2490 mm

5名乗車が可能

<ルーミーとタンクのパワートレイン>

ルーミーとタンクには、1.0リッターNAガソリンエンジンモデルと1.0リッターターボモデルの2つのエンジンタイプが用意されています。

〇1.0リッターNAガソリンエンジンモデルの詳細スペック

・型式は1KR-FE型

・種類は、直列3気筒DOHC

・最高出力51kW(69PS)/6000rpm、最大トルク92Nm(9.4kgm)/4400rpm

〇1.0リッターターボモデルの詳細スペック

・型式は1KR-VET

・種類は直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ

・最高出力72kW(98PS)/6000rpm、最大トルク140Nm(14.3kgm)/2400-4000rpm

この1.0リッターターボエンジンは、1.5リッタークラス相当のトルク(140N・m)を発揮するとされています。

<燃費性能>

JC08モードにて、

・NAガソリンエンジンモデルは、24.6km/L(2WD)、22.0km/L(4WD)

・ターボエンジンモデルは、21.8km/L(2WD)

※ターボモデルの駆動方式は2WD(FF)のみで、4WDの設定はされていない

<ボディカラー>

ルーミーとタンクのボディカラーには、9色のボディカラーとカスタム専用のツートーン仕様の5色を加えて全14色がラインアップされています。

そして今回ルーミーとタンク発売に当たって、新開発されたカラーが3色あるのでそれをピックアップします。

まずは、レーザーブルークリスタルシャイン。

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次に、ルーミー専用色となるブリリアントカッパークリスタルマイカ。

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最後に、タンク専用色となるインペリアルゴールドクリスタルメタリック。

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<ルーミー・タンクの安全装備>

ルーミー・タンクは、ダイハツが生産しているということもあって、安全装備にはトヨタセーフティセンスではなく、ダイハツの「スマートアシスト2」が搭載されます。

このスマートアシスト2には、

・衝突警報機能(対車両・対歩行者)

・衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)

・誤発進抑制制御機能(前方・後方)

・車線逸脱警報機能

・先行車発進お知らせ機能

という5つの機能が備わっており、これらの機能でドライバーの安全確保をサポートします。

<ルーミー・タンクの価格について>

ルーミーとタンクの販売価格については、

・標準グレードが146万3400円~185万7600円

・カスタムグレードが177万1200円~200万8800円

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【出典:トヨタグローバルニュースルーム

という価格となっています。

ルーミーとタンクは、2016年11月9日から販売開始されています。

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ダイハツ「トール」とスバル「ジャスティ」

トヨタのルーミーは、ダイハツでは「トールカスタム」、タンクが「トール」として同じく11月9日から発売開始されます。

<ダイハツ トール>

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<ダイハツ トールカスタム>

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そしてスバルからは、ルーミーが「ジャスティ」として、タンクが「ジャスティカスタム」として発売されます。

このジャスティとジャスティカスタムについては、11月21日からの発売となります。

<ジャスティ>

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<ジャスティカスタム>

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スバル ジャスティと言えば、1984年から1994年まで小型乗用車として発売されていましたが、今回約21年ぶりの復活ということとなります。

ルーミー・トールのライバルはスズキのソリオ

今回、トヨタのルーミー・タンク、ダイハツのトール、スバルのトレジア後継車という3つの連合軍で、最大のライバルであるスズキのソリオに立ち向かうことになります。

<スズキ ソリオ>

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ちなみにソリオのボディサイズは、全長3710mm×全幅1625mm×全高1745mm、ホイールベース2480 mmとなっており、ルーミーよりも全長+10mm 全幅-45mm 全高+5mm、ホイールベース-10mmとなっています。

燃費性能に関しては、JC08モードで2WDモデルが27.8km/L、フルタイム4WDモデルが23.8km/Lとなっており、ルーミーの1.0LNAモデルはこれらを上回っていませんが、ルーミーのターボモデルに関しては、フルタイム4WDモデルよりも0.8km/L上回っている計算になります。

ただ、ソリオの場合は2016年11月29日に、燃費性能で30km/L超えのストロングハイブリッドモデルを投入することになっているので、燃費の面ではソリオの優位は崩れそうにありません。

スズキ 新型ソリオストロングハイブリッドの発売日は2016年11月29日!燃費性能は32.0km/Lを実現

また、自動ブレーキに関しても、ソリオは、歩行者検知可能な「デュアルカメラブレーキサポート」を搭載していますが、ルーミーは、歩行者検知未対応(自動ブレーキ)の「スマートアシスト2」を採用するため、その点でもソリオの優位性は否めません。

ルーミーはダイハツが生産することから、「スマートアシスト2」が搭載されるのは当たり前ですが、多くのメーカーが歩行者検知対応のブレーキを投入する中、歩行者検知対応となったスマートアシスト3等といったものを早急に投入したほうがいいのでは?と僕は思います。

かといって、やはりトヨタの車という面ではブランド力が強く、さらにダイハツ、スバルといった援軍があることから、ルーミー連合がソリオに快勝する可能性は否めません。

果たしてルーミー・トールがどこまでソリオに迫ることができるのか要注目です。

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