マークXのマイナーチェンジを2016年11月22日発表!TSSP採用も2.0ℓターボ搭載は見送り・・・

トヨタ自動車の上級4ドアセダンのマークXが2016年11月22日にビッグマイナーチェンジを発表し同時に発売することとなりました。

現行型で2度目となる今回のマイナーチェンジは、予防安全パッケージの「トヨタセーフティセンスP(TSSP)」の搭載をメインとした大幅改良となり、この改良によって現行モデルの延命化が図られることになります。

そこで今回は、マークXのビッグマイナーチェンジに関する最新情報をお伝えします!

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マークXのビッグマイナーチェンジが2016年11月22日に発表!

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【画像は新型マークX】

2度目のマイナーチェンジを実施し、後期型へと移行した今回の新型マークX。

マークXとして2代目となる現行型マークXが発売されたのは、今から約7年前の2009年10月になります。

<初期型の2代目マークX>

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そこから、2012年に一度ビッグマイナーチェンジをしているということや、発売から7年以上経過しているということを考えると時期的にはフルモデルチェンジが妥当にも思えます。

<今回のマイナーチェンジ前の中期型となる2代目マークX>

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しかしながら、ここ最近のトヨタ車は複数回のビッグマイナーチェンジを実施して、延命化を図る傾向にあります。

同じく今年にビッグマイナーチェンジしたエスティマやアリオン・プレミオがそれに当たはまります。

エスティマについては、現行型マークXよりも3年も早い2006年に発売されているにも関わらず、未だに現役で、次回のモデルチェンジは2020年頃と見られている程です。

マークXを含め2016年にトヨタ車のビッグマイナーチェンジが相次ぐ訳とは?

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今回のマークXもそうですが、なぜ2016年に多くのトヨタ車が揃ってビッグマイナーチェンジを実施するのか。

それは、衝突回避支援パッケージのトヨタセーフティセンス(Toyota Safety Sense)が大いに関係しています。

トヨタは、このトヨタセーフティセンスを2017年までに日本、北米、欧州のほぼ全ての乗用車への設定を予定していることを発表しています。

ソースはこちら(TOYOTA Global Newsroom)

このトヨタセーフティセンスを既存の車種に搭載するには大掛かりな改良が必要になります。

つまりフルモデルチェンジかそれに近い規模のビッグマイナーチェンジが必要になるという訳です。

しかしながら、2016年以降にフルモデルチェンジをする場合は、基本、新世代プラットフォームのTNGAの搭載の必要性が迫られており、かなり前からこの時期にモデルチェンジが計画されていないといけません。

つまり、2017年度末までにフルモデルチェンジが計画されていない車種に関しては、ビッグマイナーチェンジという形で対処せざるを得ない状況なのです。

だからこそ、しばらくモデルチェンジの予定がないエスティマや、近い将来生産終了の可能性が取りざたされているアリオン・プレミオ、マークXといった車種がこぞって2016年にビッグマイナーチェンジをすることになったと僕は見ています。

今回のマークXのマイナーチェンジの内容について

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今回のマークXのマイナーチェンジの内容についてですが、主に以下の通りとなります。

・トヨタセーフティセンスPの搭載

・エクステリア大幅改良

・インテリアの小改良

・ボディ接合剛性の強化

→溶接のスポット打点追加や構造用接着剤を採用。

・足回り(サスペンション)の改良

→フロント&リヤサスペンションの熟成を図るチューニングを実施。操舵時の車両応答性やグリップ感、乗り心地のさらなる質感を向上させている

・グレード体系の見直し

<トヨタセーフティセンスPの搭載について>

新型エスティマにはトヨタセーフティセンスCが搭載されたことから、マークXもまさかトヨタセーフティセンスCが搭載になるのか!?と心配していましたが、先日年次改良されたクラウン同様にトヨタセーフティセンスPの搭載が新型マークXの全グレードに装備されることになりました。

ただ、クラウン同様に、新型マークXのレーダークルーズコントロールは全車速対応ではなく、約50km/h~100km/h内で作動するブレーキ制御タイプが採用されています。

<MC後のマークXのデザインについて>

マイナーチェンジ後の新型マークXのエクステリアのデザインは以下の通りとなります。

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新型マークXのフロントデザインに関しては、初期型の現行マークXにカムリやレクサスISのデザイン要素が混じったような印象を受けます。

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トヨタの公式ニュースリリースでは、新型マークXについては、「大人のスポーティセダンとして、より洗練されたデザイン」とされており、詳しくは以下の通りの記載がされています。

ロアグリルをサイドから包み込むように張り出した縁取りでワイドに低く構えたバンパー&ロアグリルと見る角度によって表情を変える緻密なデザインのアッパーグリル、洗練されたシャープなデザインのヘッドランプとの組み合わせが、フロントフェイスをダイナミックに強調。ブラック基調のリヤコンビネーションランプの採用により、フロントとの一体感ある大人のスポーティさを演出

【出典:TOYOTA GlobalNewsroom

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ヘッドランプ(ハイ・ロービーム)には、Bi-Beam LEDヘッドランプを採用し、LEDを採用したクリアランスランプ/デイライトについては、4眼とライン発光で構成

サイドビューとリアビューに関しては、一見マイナーチェンジ前と変化がないようにも見えますが、リアコンビランプには、これまでG’sモデル限定で採用されていたクリアテールが全車に標準装備。

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このリアコンビランプにクリアスモークタイプを全車標準化したことは賛否両論を呼ぶことになりそうですが、今回のマイナーチェンジでは「スポーツセダン」という部分をより強調するためにそれが採用に至ったと考えられます。

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ボディカラーには、新色としてトゥルーブルーマイカメタリック、プレシャスブラックパールを追加した全6色を設定。

また、小さなすり傷を自己修復するクリア塗装「セルフリストアリングコート」を全外板色に採用。

ちなみにグレードごとに、若干フロントフェイスの一部が異なるといった演出もされています。

ボディサイズについては、全長 4,770mm、全幅 1,795mm、全高 1,435-1,445mm、ホイールベース 2,850mmとなっており、全長がマイナーチェンジ前よりも20mm拡大されています。

<内装について>

次に、新型マークXの内装のデザインの画像はこちらになります。

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内装については、

・一部加飾について変更

・室内スイッチ等の照明をクリアブルーに統一

・「250RDS」、「350RDS」グレードに専用内装色のブラック×レッドおよびブラック×ホワイトを設定

といった変更が加えられています。

マイナーチェンジ前後の画像比較をするとこうなります。

<マイナーチェンジ前のインテリア>

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<マイナーチェンジ後のインテリア>

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意外だったのは、ドライブインフォメーション画面が白色有機ELドットマルチインフォメーションディスプレイのままだったということ。

アリオン・プレミオは今年のマイナーチェンジでTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが新たに採用されていたので、その車格が上となるマークXにも今回採用されると予想していましたが、これは意外でした。

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新型マークX マイナーチェンジ後のグレードと価格について

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新型マークXのグレード体系は、今回のマイナーチェンジで最上級グレードにRDSを設定、PREMIUMグレードの廃止といった変更が行われています。

3.5リッターモデルについては「350RDS」のみの設定となり、エンジンは 2GR-FSE(3.5L)、駆動方式は2WD(FR)となります。

2.5リッターモデルについては、「250RDS」、「250S/250S Four」、「250G/250G Four」、「250G“F package”/250G Four“F package”」をラインナップ。

エンジンは4GR-FSE(2.5L)、駆動方式は2WD(FR)と4WDの両タイプあり。

トランスミッションについては、3.5リッター、2.5リッター共に6 Super ECT。

価格については以下の通りとなります。

・350RDS 3,850,200円〜

・250RDS 3,434,400円〜

・250S/250S Four 3,207,600円〜

・250G/250G Four  2,916,000円〜

・250G“F package”/250G Four“F package” 2,656,800円〜

マークX 今回のマイナーチェンジで2.0ターボエンジン搭載ならず

そして今年の夏ごろまで噂れていた、クラウンアスリートに採用されているダウンサイジングターボエンジンの2.0リッター直列4気筒DOHCターボエンジン(8AR-FTS型)が今回のマイナーチェンジでマークXに新たに搭載されるという話ですが、結局搭載は見送られることになりました。

<クラウンアスリート>

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僕としては少し残念で、もし今回2ℓターボエンジンが搭載されていたら、相当アピールのできる材料だったのに・・・って感じです。

何らかのトラブルで搭載ができなくなったのか、それともクラウンなどの上位車種に配慮してのことなのか現時点では不明ですが、搭載してほしかったと思うユーザーは多かったのではないでしょうか。

ライバルのティアナやレガシィB4には、NAエンジンモデルしかラインナップされていないので、すでにFRという強みのあるマークXにターボモデルが加われば、「マークXまだまだやるじゃん!」となってセダンファンの注目の的になっていたのではないかなと思います。

まあ理想を言ってしまえば、内外装の質感向上に加え、全車速対応のレーダークルーズコントロールを備えたトヨタセーフティセンスPと2.0Lターボエンジンという2つ内容が今回のマイナーチェンジで備わることだったのですが、まあこれが実現していたら、完全にクラウンの立場が危うくなりますよね。

マーク2の時代からクラウンの弟的存在でしたが、弟は弟らしく控えめにといった所なのかもしれません。

今後に期待したい所です。

G’sモデルの設定はなし

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そして今回のマイナーチェンジ後に、G’sモデルの設定はありません。

スポーツセダンとしての存在感をアピール

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新型マークXは、今回のマイナーチェンジでスポーツセダンという部分を今まで以上にアピールした存在となったと言えます。

クラウンよりも身近な存在で、上級ハイブリッドセダンのカムリ、コンパクトセダンのカローラ・アリオン・プレミオとは異なる上質なスポーツセダンとしてその存在感をどこまでユーザーに訴求することができるのか。

現行型最後と思われるマイナーチェンジ後の行方に注目が集まります。

ティアナ、アテンザ、レガシィといったライバル車が大型化する中、マークXは、日本の道路事情にギリギリあったサイズで「V6・FRセダン」という今や貴重な存在となります。

この貴重な存在を何とか次期モデルにもつないでほしい所です。

次期マークXに関して

今回のビッグマイナーチェンジで少なくとも2019年までは現行モデルが継続して販売される可能性が高いと見られています。

次期マークXのモデルチェンジの話に関しては数年前から様々な情報が出ていますが、2019年頃に生産終了をしてマークX自体がカタログ落ちする可能性が取りざたされています。

それに関しては、こちらの記事で詳しく書いてみたのでお時間があれば、お読みいただければと思います。

▷新型マークXのフルモデルチェンジはなく生産終了か!?2019年の動向に注目

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